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ボディビルとフィジークの違い【鍛え方は異なるのか大会優勝者が解説】

著者情報
カイ

筋トレ歴10年で、ボディビルやフィジークのコンテストでの優勝経験あり。ゆえに正しい筋トレ方法やダイエット方法を熟知。当サイトではそんな筆者が、適切な筋トレ方法やダイエット方法を解説してます。専門性を持ってすべての記事を執筆しています。

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ボディビルフィジーク

ボディビルもフィジークもどっちもマッチョやけどやっぱり違う競技なんやろか?どっちもゴリゴリな気もするけど。筋トレ方法とかも違うんかな?

こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。

両カテゴリーでの優勝経験があるので、その違いは身をもって体感しています。

今回はそんな筆者の経験も踏まえて、「ボディビルとフィジークの違い」を解説。

以下で両者の違いを押さえつつ体づくりをしていくことで、あなたがなりたい体により効率良くアプローチできます。

※関連:ボディビルダーの食事【減量初期から減量末期のカロリーやメニュー】

ボディビルとフィジークの違い

結論として、ボディビルとフィジークにおける最も大きな違いは「目指すべき理想の体の違い」です。

そんなそれぞれの目指すべき体は以下のとおり。

  • ボディビル
    ⇒圧倒的な筋肉のサイズ。全身の筋肉が隙間なく発達した状態。極限まで落とされた体脂肪。
  • フィジーク
    ⇒圧倒的な逆三角形の体。ウエストは細くシェイプ。極限まで落とされた体脂肪。

といったような違いがあるのですが、忘れてはならないことが1つあります。

それは基本的には、フィジークの延長線上にボディビルがあるということ。

なのでボディビルでもウエストは細いにこしたことはありませんし、どちらも体脂肪は極限まで落とすことが必要になります。

いわばボディビルほど全身の筋肉を発達させてないのがフィジークです。現にフィジークでは、下半身の筋肉はサーフパンツで見えませんので。

さらにその違いを明らかにするために、次にボディビルとフィジークの審査基準をみていきます。

審査基準の違いは以下の内容があります。

  • 着用パンツの違い
  • ポージングの違い
  • ステージングの違い
  • 評価される体の違い

では順に解説していきます。

ボディビルの方が着用パンツは小さい

もうこれは一目でわかりますよね。ボディビルではボディビルパンツといって、普段あなたが履くパンツより小さいものを着用します。

カイ
カイ

(始めて履いた時にあまりの小ささにまじでびっくりしたのを今でも覚えてます。)

ここまで小さいパンツを着用するのはいわば全身の筋肉を見て評価するため。

対して、フィジークはサーフパンツ、いわゆる海パンを着用します。

なので評価するのは基本的には上半身の筋肉のみ。

(もちろんアウトラインとして下半身も見えるのでフィジークでも脚トレは必要。)

フィジークのポージングはたった2つ

ポージングの違いはざっくり以下のとおり。

  • ボディビル
    ⇒全身の筋肉に力をこめて、ガチガチなイメージ
  • フィジーク
    ⇒主に腹筋と背中(広背筋)に力を入れて、力んだイメージは出さない
ボディビルでは筋骨隆々な感じを表現するのに対して、フィジークでは部分的に力を入れてカッコいいモデルのような筋肉を表現。

また、ボディビルでは8つの決められたポーズを順にとりながら比較するのに対して、フィジークではたった2ポーズしかありません。

ここからもわかるように、ボディビルは全身の筋肉を細かく見られるのに対して、フィジークではどちらかと言うとパッと見の体の輪郭を重視するものになります。

なのでフィジークを目指す場合は、二頭筋のピークなんかより三頭筋の長頭を優先しアウトラインを強化する方が重要と思われます。

ボディビルはだらだらとステージイン

ボディビルではみんなダラダラ歩いてきて横一列に並び比較されるのに対して、フィジークではステージに入るところから見られており、歩き方、ポーズとポーズの流れ、立ち振る舞いまで見られています。

カッコいい所作を求められるのがフィジーク。

評価される体の違い

これは冒頭でも少し触れた内容になります。

カイ
カイ

ボディビルは上記のように、お尻の筋肉までも評価基準に入っているので脚も含めて全て見られます。

もちろんウエストは細い方が良いですが、まずはなんといっても筋肉のサイズを評価。

他者より明らかに小さければあまり良い評価はされません。

また同じぐらいに体脂肪の低さも見られます。これまた体脂肪が多ければ評価されません。

これに関してはフィジークも同じ。ですがフィジークでは脚の筋肉は評価の対象ではありません。

その代わりにより逆三角形の美しい体が必要。広い肩幅と細いウエストの重要度が増します。

簡単に言うと、フィジークは「海でカッコいい人はどんなん?」といったイメージを持てば問題ありません。

なので骨格的に肩幅が広い方の方が、やはり狭い方に比べてフィジーク向きと言えます。

逆に肩幅が狭いとマスキュラーポーズなどはより筋肉がつまった印象を与えることができるのもあり、ボディビルの方が適していることに。

フィジークであれボディビルダーと鍛え方に大差なし:まとめ

上記のような違いがあるものの、フィジークの大会へ出場を考えている場合でもボディビルダーのような気持ちを持ってトレーニングするのが吉。

というのもフィジークに出るからといって、脚のトレーニングをしなければいざサーフパンツを履いた時にブカブカでカッコ悪いです。

やはりフィジークはカッコよさも求められる競技。

脚の筋肉は実際には見えませんが、ステージでの見栄えとして下半身がしっかりしていないとあまり良い印象を与えることができません。

食事に関しても、フィジークであれボディビルであれ減量メニューをきちんと継続しないと体脂肪を落としきることはできません。

そんなわけで、フィジークに出るにせよボディビルダーのように全身の筋肉を大きくしていく気持ちで取り組んでいくと効果的でしょう。

以上ボディビルとフィジークの違い【鍛え方は異なるのか大会優勝者が解説】でした。

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