
デクスタージャクソンってどんなトレーニングしてどんな食事してるんやろか?
という疑問を持つあなたへの記事になります。
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで、普段から海外のフィットネス情報にも目を向けています。
そこで今回は、「デクスタージャクソンの生い立ちから今に至るまでの軌跡」を徹底解説。
以下でプロの体づくりに対する姿勢を学び、筋トレのモチベーションを上げていきましょう。
では詳しくみていきます。
デクスタージャクソンはこんな人
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名前:Dexter Jackson
身長:165㎝
体重:オフ102.1キロ オン93キロ
年齢:1969年生まれ(50歳)
職業:プロのボディビルダー
デクスタージャクソンと言えば、フィットネス業界においてベテラン中のベテラン。
いわば重鎮。
キャリア自体も20年以上となっています。
またアメリカで最高峰のコンテストであるミスターオリンピアでも、2008年に優勝しているほどの実力の持ち主。

僕も彼を初めて知った時はとにかく無駄のない体で「もう完成されたなんかのフィギュア」のように思ったのを今でも覚えています。
デカいボディビルダーはいくらでもいるのですが、デクスタージャクソンは1人だけ違う星から来たのか?というほど異質な体をしてますね。
以上にキレイと言うか。
今回はそんな彼の誕生からプロ生活までに迫っていきたいと思います。
デクスタージャクソンの若い頃
アメリカはフロリダに生まれたデクスタージャクソン。
幼いころから身体能力が優れておりいつも様々なスポーツに参加していたという。
高校生になるとアメフトを始め、40メートル走が4.2秒だったそう。
またアメフトをする傍ら体操競技やバックダンサーなど様々な活動にも参加。
ちなみに空手は4段だったそう。
そんな高校生活を送った後は大学への進学を考えていたそうだが、彼女が妊娠していたこともあり同棲しコックとして働くことに。
その後はスポーツの経験や才能のおかげで、年を追うごとに素晴らしい体になっていったという。
そのタイミングで友達が地元のコンテストに出るように提案。

プロの選手は「誰かに勧められてコンテストに出たのがキャリアのきっかけ」というパターンがわりと多いです。
デクスタージャクソンはその提案に賛同し、コンテストの準備のためにジムに通い食事制限を始めることに。
たった3週間の準備の後、彼は人生初のコンテストに出場し見事に優勝。
これが彼自身の才能に気づき努力すればもっと成功すると悟った瞬間でもあったそうな。
デクスタージャクソンのプロ生活
その後はボディビルに心奪われ、プロになるという希望を持ち他のコンテストに向けてよりハードにトレーニングし食事管理も徹底するようになっていきました。
すると結果を出すのにそう時間はかからなかった。
お次は州レベルの大会で3位を獲得。
その後3年間はもっとデカくなるために一度ステージから距離を置くことに。
それからというもの1995年にカムバックし、アメリカ大会のライトヘビー級で優勝。
この時すでにプロカードを勝ち取ることに標準を合わせていたという。
1996年はそれなりの規模の大会で6位、そして1998年ライトヘビー級で勝ち無差別級でも勝ち見事にプロカードをゲット。
プロになってからというのも「すべてがスムーズになった」とデクスタージャクソンは言う。
プロになって7ヶ月後のプロ初コンテストは7位。
その年に他に4つのコンテストに出場し4位になることも。
そして1999年にはミスターオリンピアにも出場。
2002年のイングランド大会で優勝。
その後は2003年のミスターオリンピア3位。
デクスタージャクソンとミスターオリンピア
数年後デクスタージャクソンはミスターオリンピアと並ぶほどビッグなコンテストの、アーノルドクラシックを優勝することでフィットネス業界を圧巻した。
その後も様々なコンテストで優勝。
そして2008年にはあのジェイカトラーを破り見事に優勝し世界チャンピオンに。
続く2009年はジェイカトラーがハンパない体でカムバックし、デクスタージャクソンのタイトル防衛はならず3位に。
そんな彼は28個のタイトルを持ち、ミスターオリンピア最多出場の記録も持つ伝説となりました。
「引退については近い未来には起こりえない」と言っていたが、最新の情報では2020年のミスターオリンピアを最後に引退とも言われている。
まあ今後どうなるかはわかりませんが。
追記:実際に彼は2020年を最後に引退を宣言しました。

とまあ確かに本人が言うように、プロになってからはそこまで大きな挫折もなく順調に進んでいった印象ですね。
ですがもちろん普段のハードなトレーニングと食事管理を徹底しての結果。
コツコツと継続してきたのが明らかに感じとれます。
では次にそんな彼の筋トレをみていきましょう。
デクスタージャクソンの筋トレ
デクスタージャクソンは、ベンチプレスやスクワットなどの複合種目である基本種目を中心にトレーニングすることがベストと考えているそうな。
(⇒参考:筋トレでコンパウンド種目が重要視される2つの理由【やらなきゃ損】)
またエクササイズの最後にアイソレーション種目をすることが筋肉を形づくる上で大事とも。
そんな筋トレメニューは以下のとおり。
デクスタージャクソンの脚トレーニング
・レッグエクステンション
→20から30回を4セット
・スクワット
→8から10回を4セット
・ハックスクワット
→8から10回を4セット
・レッグエクステンション
→10回を3セット
・シーテッドレッグカール
→10回を5セット
・ライイングレッグカール
→10回を4セット
・スティフレッグデッドリフト
→10回を4セット
基本的には教科書通りのフォームというか丁寧な動きでトレーニングしています。
また上記の動画では、スティフレッグデッドリフトをハックスクワットマシンを逆向きに使って行ってますね。
体がブレずにできて、かつバランスをとったりなどの無駄な動きを考えなくていいので、マシンがあればやってみてもおもしろいかと思います。
※参考:脚トレメニューの組み方について↓

デクスタージャクソンの胸トレーニング
・ベンチプレス
→8から10回を4セット
・インクラインダンベルプレス
→8から10回を4セット
・ダンベルフライ
→8から10回を4セット
ベンチプレスに関してはサムレスグリップ(親指を外す)で行ってます。
こうすることでバーに対して内側に向かって力を入れることができ、より胸の筋肉を意識しやすくはなりますね。
(刺激が増すわけではない。負荷は真下にしかかからないので)
※参考:ベンチプレスのフォームは、以下の記事で解説してます↓

デクスタージャクソンの背中トレーニング
・ラットプルダウン
→8から10回を4セット
・Tバーロウ
→8から10回を4セット
・デッドリフト
→8から10回を4セット
・シーテッドケーブルロウ
→8から10回を3セット
Tバーロウではあえて10キロプレートで行うことで可動域を確保していますね。
20キロプレートだととプレートが邪魔で体の近くまで引けませんので。
またラットプルダウンではあまり下まで引き切っていないので、広背筋の上部から大円筋を狙っているのでしょうか。
はたまた負荷が抜けない位置を意識しているのか。
(⇒参考:【保存版】ラットプルダウンの4つのコツ【広背筋を狙う際の姿勢の作り方】)
※参考:デッドリフトについて詳しくは、以下の記事をチェック!

デクスタージャクソンの肩トレーニング
・ダンベルショルダープレス
→8から10回を4セット
・サイドレイズ
→8から10回を3セット
・マシンリア
→8から10回を4セット
ショルダープレスは降ろしてくる位置が少し浅いかわりにトップはかなり上まで上げており、収縮を強めに感じる形で動作しています。
(⇒参考:【肩メロン】ダンベルショルダープレスの3つのコツ【今日から使えるテク】)
サイドレイズではダンベルの方が肘より上にいくフォームですが、
上腕が動きづらく三角筋に負荷が乗りにくいことがあるので初心者にはおススメできないですかね。
(⇒参考:【完全版】サイドレイズの7つのコツ【僧帽筋に入らないフォームとは】)
(サイドレイズのコツ↓)
サイドレイズがなかなか肩のサイドに入らない場合の対処法
✔️先にシュラッグで僧帽筋をつぶしておく
✔️腕が体から最も離れた軌道を描く
✔️肘を真上にあげるイメージ
✔️ダンベルを遠くにあげるイメージ
✔️ダンベルを上にあげようとすると僧帽筋の力が強くなる
✔️腕のみで練習
✔️軽く胸張る#ギントレ— ペンギン🐾筋トレ大好きマン (@QizkmmZtjEkqeUL) October 14, 2019
デクスタージャクソンの腕トレーニング
・EZバーカール
→8から10回を4セット
・ハンマーカール
→8から10回を4セット
・プリーチャーカール
→8から10回を4セット
・プッシュダウン
→8から10回を4セット
・ディップス
→8から10回を4セット
・フレンチプレス
→8から10回を4セット
※参考:腕を太くするコツは、以下の記事をチェック。

デクスタージャクソンの腹筋とカーフトレーニング
・スタンディングカーフレイズ
→8から10回を4セット
・シーテッドカーフレイズ
→10から15回を4セット
・クランチ
→50回を3セット
・二ーアップ
→40回を3セット
・ケーブルクランチ
→30回を3セット
※参考:カーフについては、以下の記事で解説してます↓

では最後にデクスタージャクソンの食事メニューをみていきます。
デクスタージャクソンの食事メニュー
デクスタージャクソンはオフシーズンでもコンテストシーズンでもバランスよく栄養価の高い食事をとるそうな。
また様々な栄養素で体に補充するためにチートミールも食べるという。
とは言え、ヘルシーな食事に勝るものはないと思っているからコンテストシーズンはほとんどしないそうです。
そんな彼の食事メニューはこちら。
食事1:チキン200g、全卵2個、パンケーキ100g
食事2:チキンか魚220g、白米460g
ポストワークアウト(ゲータレードとBCAA)
食事3:チキンか魚220g、白米460g
食事4:チキンか魚220g、白米460g
食事5:チキン280g、サラダ
(⇒参考:筋トレしてる人が鶏胸肉ばかり食べる2つの理由【低カロリーだけじゃない】)

とまあ安定のプロの食事です。
ですが他のプロに比べて少し脂質が少ない印象。
(⇒参考:筋トレ勢がピーナッツバターを食べる3つの理由【良質な脂質を補給】)
当メディアでは他のプロ選手の食事も紹介していますが、デカクなるための食事はもうこういった形に限ります。
こういった食事メニューが体脂肪をつけずに筋肉をつけるベストなものになります。
そんなわけで、ぜひデクスタージャクソンから学んだことを明日から実践していきましょう。
では、終わり😉
※参考:筋肉をつけるための食事法は以下をチェック。

以上「デクスタージャクソンの誕生からトレーニングや食事を徹底解説」でした。