
筋トレしてると「タンパク質をいっぱい摂れ」ってよく聞くけど摂りすぎても大丈夫なん?てか何グラムとればとりすぎ?
といった疑問を持つあなたへの記事になります。
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで、今まで実験もかねて無理してタンパク質をかなり多く摂る時期もありました。
ですがタンパク質をとればとるほど筋肉が大きくなるなんてことは基本的に期待できないのが現実。
そこで今回は、そんな僕の経験も踏まえつつ「タンパク質の摂りすぎによるデメリット」について解説。
「タンパク質だから食べ過ぎても太らない」とか思ってると逆効果かも!?
では詳しくみていきましょう。
タンパク質の摂りすぎによる3つのデメリット
結論として、タンパク質を摂りすぎると以下のようなデメリットが引き起こされる場合があります。
・過剰なタンパク質で腸内環境の悪化
・タンパク質も摂りすぎれば太る
・タンパク質の処理による内臓疲労
では順に解説していきます。
※参考:タンパク質をはじめ筋肉をつける食事の仕方は、以下で解説してます↓

過剰なタンパク質で腸内環境の悪化
人間の大腸は、それはそれは多くの種類と数の腸内細菌が存在しています。
またそれらは善玉菌や悪玉菌といったグループに分けられます。
仮にタンパク質を過剰に摂ると、処理しきれなかった(うまく吸収されなかった)タンパク質はそのまま腸内に送られることに。
となるとその余った(必要のない)タンパク質が、悪玉菌の材料になることがきっかけで腸内環境の悪化につながります。
具体的には、腸の動きが悪くなり消化不良などに発展することに。
いくら口から食品を入れようが、それが体の中できちんと消化吸収されなければ身になりません。

また、タンパク質の摂りすぎによる腸内環境の悪化のサインは「便秘、おならがめちゃ出る(臭い)、便がかなり臭い」などがあります。
これらの症状に加えて、お腹がゴロゴロするとかであればタンパク質の摂りすぎを疑うのがベター。
タンパク質も摂りすぎれば太る
筋トレをしてると、何かにつけて「タンパク質タンパク質」と言われますよね。

確かにタンパク質は筋肉を作る材料になるので欠かせない栄養素。とは言え「いくら食べても太らない」なんてことは一切ありません。
人間の体は「摂取カロリー>消費カロリー」なら基本的に体脂肪を蓄えるようにできています。
ですから仮に摂りすぎたタンパク質が、体の中で消化吸収されずに余分なカロリーとなればもちろん太ります。
そんなわけでよく「炭水化物ではなくタンパク質ならいくら食べても太らない」と思って過剰にタンパク質を摂ってる方がおられますが、普通に太る可能性はあるので注意。
それならむしろ余分なタンパク質を減らして、その分の炭水化物を摂った方がダイエットなら進む場合はあります。
(代謝が上がることが考えられるので)
タンパク質の処理による内臓疲労
食事やプロテインで摂り過ぎたタンパク質は、体の中で分解されて窒素に変換されます。
この窒素を体から出すためには「窒素→アンモニア→無害な尿素→尿」といったステップを踏んでいく必要があります。
そのステップを踏む際に肝臓や腎臓の働きを利用することに。
そんなわけで、タンパク質を摂りすぎれば必然的にそのステップも多く踏むことになります。

言い換えると、肝臓や腎臓をフル活動することに。これがいわゆる内臓疲労を引き起こす原因になります。
これではもちろん体づくりにおいて良いパフォーマンスは発揮できません。
ですから過度なタンパク質の摂取はおススメできません。
※参考:パイナップルで消化酵素を補うのもあり↓

【まとめ】筋トレ民はタンパク質はひとまず体重1キロあたり2gでOK
上記の内容が、タンパク質を過剰に摂取し続けた場合に考えられる主な悪影響になります。
ですからひとまず、体重1キロあたり2gほどで様子を見るのが吉。
仮に上記を超えてタンパク質を摂って、お腹の調子が悪いなど本記事で解説した症状があるのであればもちろん減らす方がベター。
なので一度やや多めに摂ってから減らしていって様子を見ても良いかと思います。

ちなみに僕は体重1キロあたり2gから2.5gほどのタンパク質の摂取です。(除脂肪体重1キロあたり3gはいかないほど)
(「やりすぎもまた足りないのと同じ」的なことわざがあるように)
とは言え、少なすぎると筋肉の発達は遅れるので、上記の量を食事で摂り切れない分のタンパク質はプロテインで補うのが吉。
(⇒参考: 高品質、最高に美味しいプロテイン【Myprotein】)
では、終わり😉
以上【注意】タンパク質の摂りすぎによる3つのデメリット【内臓がヤバい】でした。