
フィジーク選手のマークアンソニ―の食事とかトレーニングはどんなん?
という疑問を持つあなたへの記事になります。
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで、普段から海外のフィットネス情報にも目を向けています。
そこで今回は、「プロフィジーク選手のマークアンソニ―がフィジークのパイオニアになるまでの軌跡」について解説。以下でプロ選手から何かしらの体づくりのヒントを学んでいきましょう。
マークアンソニーはこんな人
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名前:Mark Anthony
身長:180㎝
体重:オフ83.9キロ オン79.4キロ
年齢:1980年生まれ(39歳)
職業:プロのフィジーク選手

今の世代のトレーニーは彼をあまり知らないのではないでしょうか?
マークアンソニーと言えばそう、あのミスターオリンピア2013の初代フィジークチャンピオン。この年にミスターオリンピアにフィジーク部門が誕生しました。
こういうと少しはイメージができるのではないでしょうか?今回はそんなマークアンソニ―がチャンピオンに至るまでの軌跡に迫っていきます。
マークアンソニーの若き頃
彼はトリニダードドバゴという南国の島で誕生。他の多くのボディビルダーと同じように、彼もまたジムに引き寄せられた。ハードワークの後の達成感がとにかく好きだったそうな。
そんなアンソニ―はこの時ウエイトトレーニングに情熱は注いでいたものの、プロのボディビルダーになることだけを考えていたわけではなかった。
マークアンソニーのプロ生活
そんな彼だったが、ボディビルダーとして競技にでることを決意。初めてのコンテストは5位、続いて2位。ここでマークアンソニー選手はもっとすごい体を作るために少しの間オフをとることに。
そして2011年に彼はカムバックし、コンテストで優勝して見事にプロカードをゲット。
プロになってから2年間で彼はファンを魅了し続け、3つのプロコンテストで優勝するという輝かしい結果も残した。
そのかいもあり彼は最も大きなチャレンジであるミスターオリンピアに差し掛かっていた。
そんな2013年にミスターオリンピアフィジーク部門ができて、これは彼にとってまさに戦えるカテゴリー。
彼の友達でもあるあのミスターオリンピアで優勝したこともあるジェイカトラーのアドバイスもあり、見事に勝つことができた。そう、初代ミスターオリンピアフィジークの誕生です。
初代オリンピアチャンピオンのその後
初代チャンピオンになったマークアンソニー選手は2014年もタイトルをとることを表明。しかしそううまくはいかず6位に終わった。
ちなみにこの時に優勝したのはあの「ジェレミーブエンディア選手」です。
その結果、彼はコーチングやアスリートへのスポンサー業に力を注ぐようになった。そしてSNSで有名になり、彼は多くのファンをサポートしている。
また休みの日は家族や友達と過ごし、格闘技を見たりするそう。

とまあマークアンソニー選手を見てもわかるように「チャンスは日々ハードワークをしている人にしか訪れない」と感じませんか?
ずっと気持ちを強く目標を持ちそれに取り組んでいたからこそ、ちょうどいいタイミングでミスターオリンピアの機会が生まれたように。
マークアンソニー選手の筋トレメニュー
マークアンソニ―選手は以下のことを意識してるそう。
・いつも同じルーティンはしない
・有酸素運動はダイエット時のみ
・ダイエット時はトレーニングの強度を上げる
そんな彼の具体的な筋トレメニューは以下のとおり。
(いろいろと調べたのですが、2013年のチャンピオンということもあって今ほどSNSも発達していないのでなかなかトレーニング情報が見つかりませんでした)
マークアンソニーの肩トレーニング
・ダンベルショルダープレス
・ダンベルサイドレイズ
・ケーブルワンアームサイドレイズ
・スミスフロントプレス
・ダンベルリアレイズ
・バーベルフロントレイズ
スーパーセットでアップライトロウ
・リバースケーブルクロスオーバー
・マシンサイドレイズ
・ケーブルアップライトロウ
とまあ種目数は割と多めですね。動きとしては無駄に重たいウエイトを使うことなく、対象筋できちんとコントロールできる範囲のものを使っている印象。
サイドレイズでは、小指側を上に向けてより肩のサイドに刺激が乗りやすいようにしています。ですが、やり過ぎると肩の怪我につながるので注意は必要。
マークアンソニーの腕トレーニング
・バープッシュダウン
・ケーブルプッシュダウン
・マシンディップス
・スカルクラッシャー
・ダンベルカール
・プリ―チャーカール
・アイソラテラルカール
・バーベルカール(ファットグリップ)
動きとしては三頭筋は体を伸ばしつつ動作するとより働きやすいので、その点をプッシュダウンでは意識してそうです。
また種目の選び方としても、それぞれ「収縮メイン」「高重量を狙う」など意図があってのことだそう。まああのジェイカトラーのメニューなので間違いないですかね。
また彼が使ってるファットグリップは指先でバーを持つことなく、手のひら全体で握ることが必要なのでより前腕の筋肉を働かせやすくなるので要チェックなアイテム↓
(【Myprotein】でも扱ってます)
マークアンソニーの胸トレーニング
・インクラインケーブルフライ
・インクラインスミスプレス
・ダンベルベンチプレス
・チェストプレス
・ペックフライ
上部、中部、プレスにフライとまんべんなく胸が鍛えられるメニュー。
中でも気になったのは、バーをおろす位置が首あたりな点。通常のプレスだと胸の真ん中あたりにおろしてきますよね?このギロチンスタイルはプロのボディビルダーでもやっている人はちょいちょいいます。

ですが、胸の上部の筋肉は鎖骨から斜め下に向かってついているので、解剖学的にはやや効果的とは言えないですかね。
また脇を真横に開く形になり、肩関節への負担も増加することが考えられます。
とはいえ鎖骨が長く通常のベンチがしっくりこない場合は、ギロチンスタイルやデクライン系の種目の方が胸が働きやすい場合も。
マークアンソニーの脚トレーニング
・レッグエクステンション
・レッグプレス
・ライイングレッグカール
・スティフレッグデットリフト
収縮時は1秒ほどホールドしたり、ウエイトをおろす局面ではガシャンとしたにつけない。
など基本的だけどついおろそかにしてしまう所を意識して取り組んでますね。
結局のところデカクなるためには、本当に基礎的な所をどれだけ密にすることができるかがカギと感じさせられます。
とまあマークアンソニー選手のトレーニングに関して情報は少ないですが、特別なフォームや特別な種目に取り組んでいる印象はありませんでした。
言い換えると、基本的な種目を基本的なフォームで行っているという感じ。
マークアンソニーの食事メニュー
減量時は以下のことを意識してるそう。
・摂取カロリーを減らす。特に炭水化物から
・次に食パンや精製された穀物や砂糖類をやめていき、水分は水からしかとらない
・様々な種類のタンパク質をとる
増量時は以下のことを意識しているそう。
・基本的にオフシーズンは厳しい食事制限はせず、少しテキトーにし美味しいものを食べる
・減量時に食べるものの量を増やすイメージ
とまあ、これまたプロの選手に共通した内容ですね。体づくりは本当に地道なことの積み重ねです。
1日こういった食事を真似しても何も変わりませんが、100日ほど継続すれば確実に結果はでてくるもの。こういったことを続けられる人がチャンピオンになるのかと。
そんなわけで、マークアンソニー選手のように日々の努力を続けていきましょう。
以上「マークアンソニーはオリンピアフィジークの初代チャンピオン!」でした。