
フィジークのオリンピアにもなってるレイモントエドモンズの食事とかトレーニングはどんなん?
という疑問を持つあなたへの記事になります。
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年で、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで、普段から海外のフィットネス事情にも視野を向けてます。
そこで今回は、フィジークチャンピオンのレイモントエドモンズ選手の生い立ちやあの体に至った過程についてフォーカス。
以下の内容でマネできるところはマネして、さらに筋肥大を促していきましょう。
では詳しくみていきます。
レイモントエドモンズはこんな人
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名前:Raymont Edmonds
身長:約188㎝
体重:約108キロ
年齢:1986年生まれ(33歳)
職業:プロフィジーク選手、フィットネスモデル
この簡単なプロフィールだけでも、レイモントエドモンズ選手がヤバいことがわかりますよね。
めちゃめちゃ身長が高くて体重も100キロを超えてるし半端ない。
そんなわけでいかにしてレイモントエドモンズ選手が、今のようなレベルになったのかに迫っていきましょう。
レイモントエドモンズ選手は若いころからいろいろなスポーツをしていたそう。
中でもバスケットボールを大学までずっと続けていて、キャプテンを任されていました。
なのでバスケットボールの腕前もそうとうなものらしいです。
ジェフシード選手にしてもそうですが、フィジークのトッププロ達はスポーツがうまくて運動神経が良い選手が多いですね。
それが筋トレにもいかされているのでしょうか。
そんな彼がフィジークコンテストに出始めたのは2014年とかなり最近の話。
そしてなんと翌年の2015年にはプロカードを獲得しています。

競技に出始めてたった1年でプロです。
そしてその勢いは止まるはずなく、2017年にはニューヨークプロというこれまた大きなコンテストで優勝。
2018年にはあの世界一の筋肉を決めるコンテストであるミスターオリンピアに出場。
そしてそして先日のミスターオリンピア2019でなんと優勝し、世界一になってしまいました。
(2020年のミスターオリンピアは惜しくも2位)
2014年からコンテストに出るようになり毎年毎年、戦うレベル、ランクが上がっていき5年で頂点に立ちました。
と、これからのレイモントエドモンズ選手はより目が離せない存在。
では次にそんなレイモントエドモンズ選手のトレーニングルーティンをみていきましょう。
レイモントエドモンズのトレーニング
レイモントエドモンズ選手はコンテストに向けて減量に入ると、ケガを防ぐために少し筋トレの強度を抑えるそう。
確かに減量が進んでいくと関節の周りの体脂肪が減り、体がぶれやすくなりケガの可能性は上がることは考えられます。
なので彼のスタイルには賛成しないこともない。

ですが僕は逆に減量中だからこそより強度を高く保ち少しでも体脂肪を燃焼させる意味でもケガに最大限の注意を払いながらも、とことんまで強度を求めたトレーニングを心がけています。
逆にレイモントエドモンズ選手はオフの期間では「重量と強度」の2つをより重視すると言う。
というのもこの2つの要素が、トレーニングの量よりも筋肉を大きくするのに効果があると考えているからだそう。
「量より質」といったイメージですかね。
ではそんな具体的なトレーニングを見ていきましょう。
背中のトレーニング
動画が見つからなかったので文字のみでの解説になります。
・ラットプルダウン
→10回から12回を4セット
・シングルアームローロー
→8回から12回を4セット
・リアデルトマシン
→8回から12回を3セット
・デッドリフト
→10回から15回を3セット
と一見やや少ない量のように思いますよね?
ですがこれにはわけがあったのです。
レイモントエドモンズ選手は背中のトレーニングが筋トレの中で最も好きで、1週間に3回も背中のトレーニングをしているそう。
(ずっとではないと思いますが)
今まで様々なプロの選手のトレーニングを調べたりしてきましたが、さすがに1週間に3回は初めて聞きましたね。
ですから1回あたりのトレーニングの量は少ないそうです。
でないともちろん筋肉の回復が追いつかないですよね。
また1つ気になったのは背中の日に肩のリア(後ろ)も鍛える点。
確かに動きとしては、リアと広背筋で働きが被る部分もありますし、よりリアを狙う際は肩甲骨を開いた状態で動作するだけなので、組み合わせても問題ないかとは思いますが。
(そんな背中トレでは以下ツイートのポイントも意識しておきたい↓)
背中トレは、
①手やなくて肘を引く
→広背筋は上腕につくため
②みぞおちをあげた状態で引く
→腕に負荷が逃げるのを防ぐ
③脇を開いて引くか閉じて引くか
→前者は僧帽狙い、後者は広背狙いて海外のマッチョが言うてた。初心者は肘を曲げる方向に力を入れがちやから、意識してみると良いかも。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) October 7, 2021
胸のトレーニング
・ベンチプレスマシン
→10回から12回を3セット
・インクラインマシンフライ
→12回から15回を3セット
・ケーブルアッパーフライ(下から上にケーブルを引く)
→12回から15回を3セット
・インクラインダンベルプレス
→8回から12回を3セット
・インクラインバンドプレス(上とスーパーセットで)
→8回から12回を3セット
胸のトレーニングに関して、量は少なくも多くもなくちょうど良いといった印象。
特徴としては胸の上部を狙う種目が多いですね。
ジェフシード選手もそうですが、胸のトレーニングを上部をメインに組んでいるのが海外の選手によく見られるパターン。
日本は中部の種目が多い傾向があるので、この点はとマネしても良いかもですね。
やはり胸の上部から肩にかけてのラインが発達していないと、フィジーク的にはカッコいい体とは言えないですし。
海外の選手で胸が弱い人が少ないのは、胸の上部を狙う種目が多いのにも要因があるかもですね。
(骨格的なモノを除いて)
腕のトレーニング
・オルタネイトダンベルカール
・ストレートバーベルカール
・コンセントレーションカール
・EZバーカール→21カールを3セット
・ケーブルプッシュダウン&ケーブルオーバーヘッドエクステンション
・ディップス&ナロープッシュアップ
腕のトレーニングは基本的には1種目あたり12回から15回で3セットほど。
また二頭筋に比べて三頭筋はあまり追い込まずにサクッと済ましている印象。
これに関してはあえて三頭筋をそこまでやりこまないことで大きくせず、より肩を目立たせるためかなと思ったりも。
肩も腕も全部がデカいとメリハリがなくステージで少しぼやけてしまうことがあるので。
肩のトレーニング
・サイドレイズ
・マシンショルダープレス
・マシンショルダープレス(グリップ縦で)
・ケーブルアップライトロウ→下の種目とスーパーセット
・プレートフロントレイズ
・ケーブルリアレイズ
・ダンベルシュラッグ
肩のトレーニングは15回から20回の間で3セットが基本。
ですが種目によってはパーシャルレップ(可動域を制限して)でやってみたりと、その時の気分でトレーニングしているような印象。
リアの種目が少ないように感じますが、背中の日に取り入れていたりするので納得です。
(参考:肩トレでは以下ツイートのようなことも意識しておくのが吉↓)
肩をデカくするには、
①リアは30レップの高回数も有効
②高重量パーシャルサイドレイズ
③日頃のケアで可動性を高めるて海外のデカイ人が言うてた。個人的にはどれも同意。肩トレはプレスとレイズばっかりでリアは軽視されがちやし、サイドレイズだって重量を求めることは必要かと。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) October 4, 2021
脚のトレーニング
・レッグカール
→12回、12回、10回、8回の4セット
・レッグエクステンション
→12回、12回、10回、8回の4セット
・アダクション、アブダクション
→それぞれ12回、12回、10回、10回の4セット
・レッグプレス
→12回、12回、10回、10回の4セット
・Vスクワット(スクワットマシン)
→12回、10回、10回、8回の4セット
・ホリゾンタルレッグプレス
→12回、10回、10回、8回の4セット
・シーテッドカーフ、スタンディングカーフレイズ
→それぞれ50回を4セット
・シーテッドレッグカール
→12回、10回、10回、8回の4セット
・スティフレッグデットリフト
→12回、10回、10回、8回の4セット
脚に関しては他の部位に比べてかなりボリュームが多いですね。
また四頭筋もハムストリングもバランスよく狙っているなという印象。
あとジェフシード選手もそうですが、フィジークのトップレベルの選手はなぜかカーフをかなりトレーニングしてる気が。

もはやボディビルダーよりもきちんとやっているのでは。
加えて、レイモントエドモンズ選手のトレーニング全般に対して思ったのですが、トレーニング中はそこまでしんどくない雰囲気というか。
けっこう平気な感じでやってますね。
他の選手は割と歯を食いしばっている印象があるけど、レイモントエドモンズ選手はそうでもないと言いますか。
まあ2019年のミスターオリンピアですから試行錯誤の結果ではあると思いますが。
※参考:以下noteで筋トレを限界まで行うべきかについて解説してます↓

では最後にレイモントエドモンズ選手の食事メニューをサクッとみていきましょう。
レイモントエドモンズの食事メニュー
レイモントエドモンズ選手はコンテストの日はもちろんバキバキで知られているのですが、その絞れた体はなんとオフの期間でもそこそこそうらしいです。
ゆえにレイモントエドモンズ選手は以下の食材をメインに食します↓
・ブロッコリー
・牛肉
・七面鳥
・アスパラガス
・サーモン
・さつまいも
・アボカド
・果物
とまあ世界のトップビルダーやフィジーカーの定番の食材。
有名な選手はみな絶対と言えるほどにこれらの食材を食べてます。
やはり筋肉をつけて体脂肪を落とそうとなると、上記のような栄養が豊富かつ余分なカロリーが含まれてないものを食べることが欠かせません。
またサプリメントに関しても以下の定番のものばかり使用するそう。
・BCAA
→筋肉の分解を防ぐ
・プロテイン
→タンパク質を補う
・マルチビタミン
→必要量のビタミンは食事だけでは補えない。PFCの代謝をサポート。
・カルニチン
→脂肪燃焼をサポート
・グルタミン
→免疫力を高めて筋肉の回復をサポート
・クレアチン
→筋力を高める
(⇒参考: あなたをサポートしてくれるサプリメント【Myprotein】)
ブランドンヘンドリクソン選手もそうですが、サプリよりも食事をいかに質の良いものにするかが体づくりを加速させる秘訣ということですね。
こちらに関しては、日本のボディビルチャンピオンの鈴木雅選手も以下のように言っています。
私は「サプリでなんとかしよう」とは思っていません。摂るのはベーシックなものだけで、食事をしっかりとって、トレーニングをしっかりやるべきだと思っています。意外かもしれませんが、サプリをマニアックに摂っているトップ選手はいないですよね。実際、トップの選手はみんなそうですね。「BCAAとクレアチンとアミノ酸とプロテインくらいしか摂らないよ」という人がほとんどです。
(引用元:http://physiqueonline.jp/fitness/page1423.html)
というわけで、サプリメントはあくまで食事のサポートだということをお忘れなく。
とここまでレイモントエドモンズ選手の取り組みを見てきましたが、やはり淡々とやるべきことを継続してきた結果があの体ということ。
そんなわけで、本記事の中でなにか気づきがあればそれを実践に移し、より効果的な体づくりをしていってください。
では、終わり😉
以上レイモントエドモンズを徹底解説【食事やトレーニングの真似すべき所】でした。