
ローリーウィンクラーの食事とか筋トレはどんなん?昔からすごかった?
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで、普段から海外のフィットネス情報にも目を向けています。
そこで今回は、「ローリーウィンクラーの今まで」について解説。今でこそ有名選手だが、それはそれは大きな挫折も経験!?
ローリーウィンクラーはこんな人
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名前:Roelly’ Winklaar
身長:167.5㎝
体重:オフ133.8キロ オン129.3キロ
年齢:1977年生まれ(42歳)
職業:プロのボディビルダー

ローリーウィンクラーと言えばもうあの腕と顔ですよね?そんな腕は60㎝ほどあるそうです。
顔はマスキュラーポーズをとった時のが印象的。そんな彼は今年のミスターオリンピア2019では5位と実力はお墨付き。日本でもファンがたくさんいるほど有名選手。
ですが彼がプロのボディビルダーになった裏側には想像もつかないストーリーがありました。今回はそんなローリーウィンクラーに迫っていきたいと思います。
ローリーウィンクラーの若い頃
地中海の中にある島で生まれ育ったローリーウィンクラー。物心ついた時にはボディビルに興味を持ち、地元オランダのアマチュア大会で上位に入り、その大きな体をアピールしていた。
ですがこの時はまだプロボディビルダーになることに関心はなかったそうな。でも2004年の悲惨な車両事故に巻き込まれてすべてが変わることに。
病院で意識を取り戻した彼は「フィットネス業界でキャリアを磨かないことは自分の才能をムダにしている」と気づいたそうな。
その結果として、ローリーウィンクラーは27歳でボディビルのプロ選手を目指すと決意。(他のプロ選手に比べて、「プロで活躍する」と決意したのはやや遅めですね)
ローリーウィンクラーのプロ生活
それから5年間ローリーウィンクラーは厳しいトレーニングを積んだ。
しかし彼はフィットネスやアスリートの体を作る栄養管理に関する知識がなかったので、自分を次のレベルに引き上げてくれるプロのコーチを探し始めることに。
ジムで尊敬するボディビルダーに「オランダで誰が最も優れたトレーナーか?」と聞きまくった後、彼はシビルに定期的に指導されることになった。
シビルは女性で元ボディビルダーでプロのコーチ。それからというもの、ローリーウィンクラーは体もステージングも驚くほど進化していきました。
アマチュアリーグで有名になり始めた後、ローリーウィンクラーは2009年のアーノルドアマチュア大会で見事に優勝しプロのボディビルダーに。
このことは彼にボディビルという競技で進化し続けるモチベーションを与えた。
そうして2010年も彼は大勝利を収めた。そう、伝統ある大会であるニューヨークプロでの優勝。日本人プロボディビルダーである山岸選手やデニスウルフといったトップ選手を上回ったのです。
このことは業界を驚かせ、彼が偉大なボディビルダーになることを周囲に認識させるきっかけにも。
最近はクウェートにあるオキシゲェンジムでトレーニングしていたりと、まだまだデカクなる予感がしますね。ちなみにオキシゲェンジムはブランドンカリーが修行に行き、ハンパなく成長して帰ってきたジムでもあります。
ローリーウィンクラーの筋トレメニュー

ローリーウィンクラーの筋トレは全体的に丁寧な動きが多い印象です。
肩のトレーニング
・ダンベルショルダープレス
→15回を4セット
・ダンベルフロントレイズ
→15回を4セット
・シーテッドサイドレイズ
→15回を4セット
・ケーブルリアレイズ
→15回を4セット
・EZバーアップライトロウ
→15回を4セット
動画はローリーウィンクラーの様々な肩トレをまとめたものになるのですが、可動域の使い方が種目によって分かれていますね。
サイドレイズは肩の筋肉だけで挙げれるのはせいぜい60°ぐらいまでなので、そこまでで動作していたりしますし。
他にはアップライトロウでは一切チーティングを使わず、肘を横にハリだし肩にしっかり負荷がのっているのもわかります。
胸のトレーニング
・ベンチプレス
・インクラインダンベルフライ
・インクラインダンベルプレス
・ディップス
メニュー自体はかなりシンプル。
動きに関しては、ベンチプレスは肘のちょうど上にバーがきていて一切ブレてません。加えて挙げる位置も体に対して垂直。
体の下の方に挙げたり、逆に頭の方に挙げたりする人が多いですが胸に負荷がのりにくいので注意です。
(以下ツイートにもあるように↓)
ベンチプレスはスタートポジションではバーが肩の真上に来るように保持。ボトムポジションでは脇が60°ぐらいかつ前腕が床と垂直になる位置に下ろす。こうすることで無駄に肩や腕の力を使わず安全かつ効率的な動作が可能に。 pic.twitter.com/dYRGL9C2H6
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) August 2, 2021
インクラインダンベルフライでは、斜め下からすくい挙げる形で行っており胸の上部の筋肉の流れから考えるとこのフォームは適切かと。
背中のトレーニング
・チンニング
・ビハインドネックプルダウン
・アンダーグリップラットプルダウン
・ワンアームラットプルダウン
・変形ダンベルロウ
チンニングでは肩が下がりきっていないこともあって、大円筋周り狙いですかね。ビハインドネックのプルダウンでは、肩が下がってきているのでもう少し下の広背筋上部にもヒットするかと。僧帽筋や大円筋も含め。
アンダーグリップラットプルダウンでは上体をかなり倒して固定していることから、僧帽筋の中部にも負荷がかかりやすいですかね。言い換えると、ベントオーバーロウの逆向きのイメージと言いますか。
最後の変形ダンベルロウですが正直このフォームでやっている人を初めて見ました。

プルオーバーのような要領で取り組んでいるかと思うのですが、ダンベルは真下にしか重力がかからないのでそこまで効率的とは言えませんね。
まあローリーウィンクラーの解説があるわけではないので何とも言えませんが。
脚のトレーニング
・スティフレッグデッドリフト
→8回を4セット
・ライイングレッグカール
→8回を4セット
・スタンディングレッグカール
→8回を4セット
・スクワット
→8回を4セット
・レッグエクステンション
→8回を4セット
・ハックスクワット
→8回を4セット
・シーテッドカーフレイズ
→8回を4セット
動画は脚トレをまとめたものになりますが、これといって特別なテクニックなどは見当たりません。淡々とこなしてるといった印象。
ローリーウィンクラーのトレーニングですが、全身を使って挙げるような動作はあまり見かけません。
コンパウンド種目でもアイソレート種目かのように、丁寧に体がブレることなくこなしている感じ。狙った筋肉しか動作していないかのように。
腕のトレーニング
(確かなメニューを探しきることができなかったのでモチベーション動画だけにさせてもらいます)

とまあローリーウィンクラーのトレーニングは全体的にそこまでテクニックや上手さみたいなものは感じませんでした。
「コーチの指示に忠実に従ってトレーニングしている」と言いますか。
ローリーウィンクラーの食事
ローリーウィンクラーももちろん他のプロと違いなく徹底した食事管理をしています。
つまり「脂質の少ないタンパク質、加工されてない炭水化物、良質な脂質」といったメニューを食しています。具体的には以下のとおり。
食事1:プロテイン、オートミールとナッツを75g
食事2:卵白10個、じゃがいも2つ、ブロッコリー
食事3:魚300g、白米、野菜
食事4:ミールリプレイスメントプロテイン
食事5:チキン200g、野菜
食事6:プロテイン、オートミールとナッツを75g
当メディアを普段から見てくださっているあなたは気づいているかもしれません。そうです、プロの選手の食事はみなこういったメニュー。
やはり体づくりには「高タンパク質、中炭水化物、低脂質」な食事が欠かせないということです。
以上「ローリーウィンクラーがプロになると決意した驚きの出来事とは?」でした。