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「EAA飲んだらプロテインいらない」って知恵袋で聞きたいあなたへ

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カイ

筋トレ歴10年で、ボディビルやフィジークのコンテストでの優勝経験あり。ゆえに正しい筋トレ方法やダイエット方法を熟知。当サイトではそんな筆者が、適切な筋トレ方法やダイエット方法を解説してます。専門性を持ってすべての記事を執筆しています。

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EAAプロテインいらない

最近は筋トレについて調べてると何かとEAAの広告を目にするけど、プロテインより筋トレ効果あるん?ならEAA飲めばプロテインはいらない?

こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。

確かに最近のフィットネス業界では、昔に比べてEAAが取り上げられてる機会がかなり増えているように思います。

そこで今回は、「なぜそこまで筋トレ民にとってEAAが必要と言われるのか」を解説。

以下の内容を理解しておくとEAAの適切な使い方がわかるだけでなく、より筋トレ効果を高めるための栄養補給の方法までイメージできます。

(※動画でザックリ知りたい際は以下をどうぞ↓)

「EAA飲んだらプロテインいらない」って知恵袋で聞きたいあなたへ

VALXのEAA9
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結論、EAAを飲めばプロテインがいらないなんてことはありません。基本的にEAAよりプロテインの方が重要度は高いです。

詳しくは後述しますが、EAAは筋肉を合成するために必須なアミノ酸が全て揃ってかつ消化吸収がかなり早いです。

なので筋トレ中をメインに、できるなら飲んでおきたいサプリメント。

ですがサプリメントは所詮サプリメントの位置づけで、基本的には普段の食事からとる栄養素の方が重視すべきです。

ここで以下ツイートをご覧ください↓

ツイートからもわかるように、仮にEAAを飲もうが1日に必要なカロリーやタンパク質の量が不足していては、その効果を最大化することはできないでしょう。

ゆえに「EAAを飲むからプロテインは飲まなくて良い」なんてことはありません。

(プロテインは20種のアミノ酸を含むがEAAは9種。筋肉は20種のアミノ酸から作られるゆえEAAだけではやはり不足することに。)

1日に必要なタンパク質の総量を考慮すると、それをEAAだけで補うのはなんとも非効率かつコスパが悪すぎます。

言い換えるとEAAを飲む前に、プロテイン含め普段の食事を見直す方がその費用対効果は高いと思われます。

カイ
カイ

ですから筋トレ中にEAAを飲むに越したことはないですが、その効果は普段の食事にも影響されるという前提があることは覚えておいてください。

普段からアルコールや揚げ物ばかり食べても、EAAを飲んで筋トレさえすれば筋肉がどんどんつくなんてことは考えないのが吉。

サプリメントは魔法の粉ではありません。

EAAはプロテインより筋トレ中に効果的

VALXのEAA9
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「EAA」とは、必須アミノ酸9種類(モノによっては8種)が1つになったサプリメントです。

そんな必須アミノ酸ですが、以下のような違いがあり体内で合成することができないため「必須」。

  • 必須アミノ酸
    ⇒イソロイシン、ロイシン、バリン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン
  • 非必須アミノ酸
    ⇒アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、システイン、シスチン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン、チロシン

そして多数のアミノ酸が結びつくことで「タンパク質」が誕生。

といったことからイメージできるように、「アミノ酸はタンパク質の元となる化合物」です。

タンパク質と言うともちろん筋肉をはじめ、人体の約20%と我々の体の多くの部分の材料となる栄養素。

ですからEAAとは、外から補うしかない筋肉の材料となる重要な成分の1つとイメージしておけばOK。

ですがここで思いませんか?

カイ
カイ

「タンパク質を細かくしたものがEAAなら、そもそも肉や魚でタンパク質を補っておけば良くね?」と。

確かにそうとも言えます。

ですがEAAはアミノ酸ですので、肉や魚を食べて補う場合に比べて「消化吸収が早い」メリットがあります。

筋トレ中は筋肉に強い負荷をかけるがゆえ、筋肉が分解されたりはたまた合成しようとしたりといった反応が1日の中で活発なタイミング。

ですが仮にこの筋トレ中に、筋肉の分解を防いだり合成を促したりする栄養素が不足しているとどうでしょう?

そう、筋肉の発達を最適化することは困難になります。

アミノ酸はなんといっても筋肉の元となる化合物ですので。

カイ
カイ

とはいえ、筋トレ中に肉を食べてタンパク質を補っていては消化吸収に時間がかかり、今すぐアミノ酸が欲しい筋肉にとってはかなり非効率です。

そこでEAAが効果的に。

具体的に、それぞれの消化吸収にかかる時間は以下のとおり。

  • タンパク質⇒4時間ほど
  • プロテイン⇒1.2時間ほど
  • ペプチド⇒30分ほど
  • アミノ酸⇒30分ほど

といった理由から、EAAは筋肥大にとって効果的かつ便利なサプリメントと言えます。

カイ
カイ

ですがここでも思いません?「じゃあBCAAでも良くね?」と。

筋肥大にEAAとBCAAどっちがいいのか

上記のように、タンパク質を最小の単位まで細かくしたものがアミノ酸。

ゆえに体内で素早く処理されるEAAは、筋トレ中に筋肉にとって必須な栄養素を送るのに有効なサプリメントとされます。

ですがそんな消化吸収にかかる時間に加えて、タンパク質やEAAには以下のような違いも存在↓

①タンパク質⇒20種類&50個以上のアミノ酸を含む

具体的にはイソロイシン、ロイシン、バリン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、システイン、シスチン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン、チロシン。

②プロテイン⇒20種類&50個以上のアミノ酸を含む

ものによって、上記20種のアミノ酸の配合量が異なる。

③EAA⇒9種類の必須アミノ酸を含む

具体的にはイソロイシン、ロイシン、バリン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン。

④BCAA⇒3種類の必須アミノ酸を含む

具体的にはイソロイシン、ロイシン、バリン。

⑤ペプチド⇒50個未満のアミノ酸を含む

アミノ酸が数個から数十個つながった形で存在し、ホルモンや神経伝達の働きにも関与。

ですから簡単に言うと、アミノ酸の種類や数によってその名称や消化吸収にかかる時間が異なるのがそれぞれの違いになります。

カイ
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加えて、そんなアミノ酸ですが「必須アミノ酸が9種類きちんとそろって初めて適切に働く」といった特徴があります。

ですから仮にエクステンドでBCAAだけを補っても、
その他の6種類のアミノ酸が不足することも考えられます。

これではせっかく必須アミノ酸を補っても、筋肉の合成を最適化することが困難に。

なのでその点EAAだと9種類の必須アミノ酸すべてを補うことができ、
より筋肥大にとって効果的な体内の環境を作ることが可能と考えられます。

そんなわけでBCAAかEAAのどちらかだけをとるのであれば、EAAをとっておけば間違いありません。

具体的には、1時間ほどの筋トレなら筋トレ前から後にかけて計15gほどをちびちびと飲めばOK。

(長時間の筋トレになるにつれ量を増やすのが一般的。)

※補足:EAAは9種の必須アミノ酸を意味するサプリメントと言えど、以下ツイートのようにあえてその中の1種であるトリプトファンが抜かれていることも↓

なので仮に9種類の必須アミノ酸にこだわりたいなら、オール9アミノならトリプトファンも含まれているので安心。

(オール9アミノにBCAAを追加しておくと、よりEAAの効果は発揮されやすいとも考えられます。)

EAAはプロテインの代わりにはなり得ない:まとめ

上記が、EAAの概要とその適切な使い方です。

タンパク質を体内で処理する際は、アミノ酸といった最小の単位まで分解して初めて体内で使われることに。

ゆえにその段階によって消化吸収にかかる時間が異なります。

カイ
カイ

ですからそれぞれの違いを生かして、適切なタイミングでEAAなりプロテインなりを活用していくのが吉。

ですがすでに触れたように、まずは1日のタンパク質の必要量を満たすことが先なので、肉や魚など固形物からタンパク質を補ったりプロテインで不足分をカバーすることを優先してください。

それができてから初めてEAAを筋トレ前後に飲むと、さらに筋肥大は加速することが考えられます。

そんなわけで、必要に応じてEAAを活用するのが吉。

以上「EAA飲んだらプロテインいらない」って知恵袋で聞きたいあなたへでした。

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