こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
さっそくですが、最近は日本からでもボディビルやフィジークといった競技でプロになれる道が開けてきているのもあり、「ステロイド」に関する話題を耳にすることもあるかと思います。
✔そこで今回は、ナチュラルとステロイドユーザーで筋トレ方法などにどういった違いがあるのかについて解説。
僕自身はいわゆる薬物たるものを一度も使用したことがないので、そちらの体験談は含みませんが、最後までお付き合いください。
以下の内容を踏まえることで、あなたにとってより効果的な筋トレ方法が見えてくるかと思います。
では詳しくみていきましょう。
【違い】ナチュラルで筋トレするなら知っておきたい3つのこと
結論として、ステロイドを使うことにより、そうでない場合に比べて「とんでもないほど筋肥大する」のは事実かと思われます。
※ここでは筋肉の増強に貢献する薬物を総じてステロイドと定義
(✔ちなみに、厳密には一度もドラッグを使用したことがない状態をドラッグフリー、今は使ってないにせよ過去にドラッグを使用したことがある場合をナチュラルと言うそうな。ですが本記事では、わかりやすいように「過去も現在も使用していない状態をナチュラル」と定義しておきます。)
話を戻してまして。
と言うのも、以下の海外の研究が冒頭の結論に至る理由を示してくれています。
・19歳から40歳の男43人が対象
・期間は10週間
・グループ1は筋トレもドラッグも「なし」
・グループ2は筋トレ「なし」だが週ごとに600mgのテストステロンを「使用」
・グループ3は筋トレ「あり」だがドラッグは「なし」
・グループ4は筋トレ「あり」かつ、週ごとに600mgのテストステロンを「使用」
(※テストステロンは男性ホルモンとも言われ、筋肉の合成や体脂肪の燃焼に大きく関わるホルモン。もちろん体内で生産されるが、注射により外から入れることでその量を増やすことが可能。)
⇒参考:筋トレ含めテストステロンを高く保つための5つのコツ【元気の源】
結果は…
・グループ1は変化なし
・グループ2は筋量が約3キロ増加
・グループ3は筋量が約1.8キロ増加
・グループ4は筋量が約6キロ増加
グループ1は、筋トレもなにもしてないのでもちろん筋肉がつくはずないですよね。

もはや我々が毎日のように筋トレしてるのが、なんだかむなしくもなりますよね笑。
とまあこれほどまでに筋肉の合成に影響を与えるのが薬物と呼ばれるものになります。
✔今回の研究ではテストステロンを使用していますが、他にもインスリンや成長ホルモンなどを使用するとその効果は計り知れないでしょう。
といったことが1つの研究から考えられます。
では次にナチュラルとステロイドユーザーでは、筋トレ方法などにどういった違いが出てくるのかについてみていきましょう。
ナチュラルとステロイドユーザーの筋トレ方法などの違い
ナチュラルとステロイドユーザーの違いで、よく目にすることは以下のとおり。
✔筋トレ頻度
⇒通常、我々の体は筋トレすればその後「72時間」ほどは筋肉の合成が活発になります。
ですがそれ以降はその反応は元のレベルに戻ります。
対して薬物を使用していると「常に」筋肉の合成が体内で促されるがゆえ、1部位に対して週に1回の筋トレで問題ありません。
ですがナチュラルの場合、
週に1回の筋トレだと72時間後は筋肉の合成は促されないので、それなら筋トレ頻度を上げてやる方が効率良く筋肉の合成反応を優位にできます。
ですから6分割などで週に1回1部位を鍛えるよりも、3分割などで週に2.3回ほど刺激してやる方が効果的と言われたり。
※参考:全身法や3分割についてチェック↓


✔回復力
⇒ステロイドユーザーはナチュラルに比べて筋肉の回復力まで違うそうな。
具体的には10倍も早く回復すると言われることも汗っ。
ですから仮にナチュラルがユーザーのマネをして大量のトレーニングをこなそうとすると、筋肉の回復が追いつかずオーバーワークになり逆効果になる可能性も考えられます。
ですからナチュラルであるならボリューム(重量×回数)を上げるのであれば、強度や頻度(毎セット限界まで行わないなど)を抑えることが1つ重要になると思われます。
またこれは逆もしかりで、頻度を上げれば1回あたりのボリュームは低く保つ方が回復面を考慮すると無難でしょう。
※参考:オーバーワークの捉え方について↓

✔食事内容
⇒ステロイドユーザーは筋量が多いことに加えて、ホルモンレベルも高いので大量の食事をしても問題ない場合があります。
ですがナチュラルが同じように食べ過ぎれば筋肉よりも単に体脂肪が増えることになるでしょう。
ですから増量期と言えど、過剰に食べ込む必要はないかと思います。
※参考:リーンバルクの手順↓

といったような違いがあったりします。
【まとめ】いずれにせよ自身の筋トレへの取り組みを記録すべし
上記の内容が、ナチュラルとステロイドユーザーの主な違いになります。
無茶な食事や大量の筋トレをしてもなかなか効果が出ない可能性も。
そういった意味で、あまりYouTubeばかり参考にするのも時に考えものかもしれません。
それよりも以下ツイートのように、石井直方教授の書籍やその他には解剖学などの書籍を参考にする方が、体づくりの根幹を適切に捉えることができるかと思います。
ここ数年はYouTubeはじめ筋トレに関する情報が溢れてる。それゆえどれを参考にして良いかわからずストレスになることも。でもそうなるぐらいなら石井直方教授の本を数冊読んで筋トレの基礎を知り、あとは完全感覚トレーニーになった方が、身も心も健やかに保てる気もしたり。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) February 22, 2021
※参考:そんなおススメの筋トレ本は以下でまとめてます↓


またナチュラルであれステロイドユーザーであれ、いずれにせよ普段のあなたの筋トレや食事に関する取り組みを記録し、自分に合った最適解を求めていくことが継続的に体を変化させていく秘訣になります。
(人間には個体差があり、本記事の内容を含め必ずしもみなに同じ効果が訪れるとは限らないので。)
ですから日々の体の変化をノートなどにまとめていくのがおススメです。
では、終わり😉
※参考:僕のステロイドに対する意見を、以下の記事で綴ってます↓

以上【違い】ナチュラルで筋トレするなら知っておきたい3つのことでした。
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