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筋トレSSCとは【筋肉は伸ばすと自然に縮む特徴を応用したトレーニング】

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カイ

筋トレ歴10年で、ボディビルやフィジークのコンテストでの優勝経験あり。ゆえに正しい筋トレ方法やダイエット方法を熟知。当サイトではそんな筆者が、適切な筋トレ方法やダイエット方法を解説してます。専門性を持ってすべての記事を執筆しています。

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筋トレSSC

こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。

そんなわけで今まで様々な筋トレ方法を試してきました。

そこで今回は、そんな筆者の経験も踏まえてややマニアックな筋トレテクニックでもある「SSC」を解説。

以下の内容を踏まえて、SSCを普段のトレーニングに加えることで、新たな刺激を獲得でき筋肥大のきっかけになること間違いなし。

筋トレSSCとは【筋肉は伸ばすと自然に縮む特徴を応用したトレーニング】

結論、「SSC」とはストレッチショートニングサイクルの略で、意図的に筋肉をストレッチさせることでより強い負荷を生み出そうといったもの。

基本的に我々の筋肉は伸ばせば縮もうとする性質があります。

というのも一気に筋肉を伸ばすと断裂の恐れなどがあるので、伸びすぎないようにできています。

(伸展反射。)

加えて筋肉にはゴムと同じように、伸ばすと縮もうとする弾性エネルギーを生み出す繊維も含まれます。

筋肉のこういった2つの側面をうまく利用したのがSSC。

例えば、膝を伸ばしたままジャンプするのと、膝を軽く曲げた状態からジャンプするのでは、もちろん後者の方が高くジャンプできますよね?

これは言い換えると、SSCを利用した状態。

カイ
カイ

といったようにSSCを筋トレに取り入れることで、通常のやり方より大きな力を発揮でき筋肥大にも効果的という場合があります。

言い換えると、狙った筋肉がより強く収縮することにも。

では、そんなSSCをどういった形で筋トレメニューに取り入れていくのか?

SSCでの筋トレメニュー例

上記のように、爆発的な動作となるSSCがゆえ、より多くの筋繊維が動員され強い刺激を生み出すことができ筋肥大に有効と思われます。

ですが言い換えると、ストレッチ時に強い負荷がかかるので、筋トレ初心者など通常のフォームが定まってない方にはあまりおススメできません。

ケガのリスクも考えられますので。

といったことを踏まえてSSCを行う際のポイントは以下のとおり。

  • ストレッチ種目では控える
  • 重量設定に注意が必要
  • 効かせる意識は不要

では順に解説していきます。

ストレッチ種目では控える

SSCは筋肉がストレッチされる際に強い負荷がかかるのがその特徴。

ですからそもそもストレッチ時に負荷が強くなる、ダンベルフライやインクラインダンベルカールなどといった種目で行うのは危険かつ効率的とは言えません。

(ボトムポジションでストレッチによる強い負荷がかかるベンチプレスやスクワットなどもNG。)

ですから基本的には肩のレイズ系やバーベルカールや背中の種目(懸垂やベントオーバーロウ)といった、スタートポジションで負荷がかかりにくい(かからない)種目で行うのが吉。

ちなみに背中の多くの種目は挙げ始めより挙げ終わりの方が、筋肉に負荷が強くかかります。

具体的には、以下のような流れ↓

  1. ウエイトを挙げ、ややネガティブを耐えながら下す
  2. ボトムポジション(スタートポジション)の手前であえて力を抜く
  3. ボトムポジション(スタートポジション)で弾くイメージで爆発的にウエイトを挙上
カイ
カイ

イメージとしては、ボトムポジション(スタートポジション)で2つの磁石を同じ極でくっつけた際に弾かれるような感じ。

(ウエイトを切り替えす瞬間のみを爆発的に行うようなイメージ。)

サイドレイズならウエイトが落ちてくるのを、「ボトムのみで受け」外方向に弾き返す意識を持つと良いかもです。

ゆえに、サイドレイズはあまりネガティブに耐える必要はありません。

また、SSCは一見チーティングと同じと思うかもしません。

チーティングの場合は基本的には挙げることがメインとなり、筋肉がストレッチされる局面いわゆるボトムポジションでは負荷が抜けやすいことも。

対して、SSCはむしろボトムポジションよりで負荷を受けるテクニックがゆえ、チーティングとは異なります。

重量設定に注意が必要

サイドレイズにしてもSSCを用いるとボトムポジションで弾くがゆえ、通常のやり方で扱うウエイトより高重量を持つことが可能なのは事実。

(懸垂でも加重しやすい。)

ですが高重量になればなるほど、ちょっとしたブレで関節などへの負担が大きくなりケガのリスクが出てくるのもこれまた見逃してはいけません。

ですからSSCに慣れないうちは軽めの重量で、ボトムポジションで弾く感覚を掴んでいくのが吉。

それから高重量を扱うようにするのが、安全かつ効果的かと思います。

また先ほどベンチプレスなどではSSCを活用するのは危険と言いましたが、軽めの重量であれば安全に新たな刺激を獲得できる場合もあります。

ですから仮にボトムポジションから負荷がしっかりかかる種目でSSCを行うのであれば、高重量は控えるのが吉。

効かせる意識は不要

冒頭でも触れたように、SSCは反射的に起こるものです。

それゆえいわゆる「こうしてこうして効かせる」といったことを考えながら動作する必要はありません。

むしろ無意識的に行うからこそ、SSCが適切に働きます。

なのでSSCを行うのであれば、筋肉の動きではなくただウエイトを挙げることに意識を向ける方が、より高いパフォーマンスを発揮できるかと。

カイ
カイ

ジャンプするのにいちいち「大腿四頭筋がどうこう、腕を左右に振って」とか考えないですよね?

そんなこと考えてると返って、パフォーマンスが低下しますよね?同様のことがSSCにも言えるので、その点は注意して活用してみてください。

SSCを用いた筋トレ種目でより強い刺激を与えよう:まとめ

上記が、SSCを用いた筋トレの適切な行い方です。

筋トレはいつもいつも同じメニューややり方では、刺激に慣れ停滞を招く恐れがあります。

ですからたまにはSSCなどのテクニックを用いて体を刺激に慣れさせないことも、筋肥大には欠かせません。

カイ
カイ

筆者も初めてSSCでのサイドレイズを行った際は、強烈なパンプと次の日のわけのわからぬ筋肉痛を味わった記憶があります。

そんなわけで、通常の筋トレフォームが安定しているのであればSSCを取り入れてみるのもあり。

以上筋トレSSCとは【筋肉は伸ばすと自然に縮む特徴を応用したトレーニング】でした。

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