こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
さっそくですが、先日このようなツイートをしました↓
「サイドレイズかダンベルショルダープレスのどっちが良いか?」て聞かれたけど、そもそも別物やから比較できんかと。サイドは側部が働きやすくプレスは前部が働きやすいし。
基本的に種目を比べるより「なんでその種目をやるか」を考えてみると、効果的なトレーニングにつながると思うす。 #筋トレ
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) July 18, 2021
そこで今回は、上記のツイートを補足する形で「筋トレ種目の選び方」について解説。
筋トレってあれやこれややるのが効果的と思ったり、時に1種目で十分とも考えたりしますが、もちろん適切な種目の選び方はあります。
そんなわけで以下の内容を押さえておくと、より効果的な筋トレメニューを作ることができ筋トレ効果も高まるかと思います。
では詳しくみていきましょう。
どっちの筋トレ種目を行う方が自身の意図を満たせるか
結論として、筋トレ種目を選ぶ際は「なぜその種目を行うのか」を考えることが1つ重要になると思われます。
ですが言ってしまえば、別にどっちの種目でも問題ありません。
やりやすい方を選んで行えばOK。
とは言え、その際に「なぜその種目なのか」を考えてみると話は変わってきます。
サイドレイズかショルダープレスかどっち?
確かに上記のような2種目は、どちらも大きく見れば肩を狙う種目。
サイドレイズもショルダープレスも肩の筋肉である三角筋を刺激できます。
ですがサイドレイズは三角筋の中でもサイドが働きやすい種目、かつアイソレート種目ですのでよりサイドが働きやすい形に。
対してショルダープレスは三角筋の中でもフロントが働きやすく、かつコンパウンド種目。
ゆえにレイズ系と違い上腕三頭筋も含め、肩のフロントに加えてサイド(大きくは関与しにくいが)の両方を刺激しやすい形になります。

ですから大きく見るとどちらも三角筋を狙った種目でも、実際は異なる種目と認識しておく方が良いかと思います。
仮に肩の横への張り出しを改善したいなら、ショルダープレスばかりやるよりサイドレイズを行う方が目的と一致しやすいでしょうし。
また上腕三頭筋が筋肉痛の状態ではプレス系で力を発揮しにくく、効果的な筋トレができないことも。
この場合はショルダープレスではなく、フロントレイズで三角筋の前部を狙う方が効率的とも考えられます。
他には以下ツイートにもあるような違いも考慮したり↓
フロントレイズ10キロならオーバーヘッドプレスは60キロぐらい。どちらも肩の前部に強い負荷がかかる種目。仮にレイズ10キロ15回3sならボリュームは450。オバへプなら60キロ5回3sでもボリューム900。もちろんフォームにもよるけど、基本的にコンパウンド種目の方がボリューム稼げる(筋肥大により貢献)
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) December 16, 2021
ラットプルダウンかローローかどっち?

他には「ラットプルダウンとローローはどっちが良いですか?」みたいな質問もTwitterに届くことがあったりします。
こちらに関してももちろん狙いは背中の筋肉かと思います。
とは言え、
背中の筋肉は大きく広背筋と僧帽筋に分けることができる&筋肉が様々な方向から付いているため狙いたい部分によってその引き方も変化させることが必要。
超ザックリだと以下ツイートのような違いが1つあります↓
背中トレは
・上から引く
→背中の下部に位置する広背筋を狙いやすい・前から引く
→裏側に位置する僧帽筋を狙いやすい・下から引く
→背中の上部に位置する僧帽筋などを狙いやすいゆえにプル系で僧帽筋を無理に狙わずシンプルに広背筋を狙うのが自然かと。逆にロウ系なら僧帽筋てな感じで。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) July 4, 2021
加えて、特に背中トレはその引き方(筋トレフォーム)でも、同じ種目であれ働きやすい狙いやすい部分が変わってきます。
ローローでも広背筋をメインに狙えたり僧帽筋をメインに狙ったりと変えることが可能。
ですからどっちの種目が効果的かは、これまたあなたの狙いによって異なるといったことを覚えておいてください。
スクワットとレッグプレスどっちか?
最後にスクワットかレッグプレスのどちらが効果的かについて。
基本的にはスクワットは膝関節と股関節の両方が働きやすく、レッグプレスは膝関節がメインになりやすいです。
ですからレッグプレスの方が体幹部への負担は少ない&大腿四頭筋に負荷が入りやすいと言えます。
対して、スクワットはお尻やハムストリングにも負荷がかかることに。
ですから仮に大腿四頭筋だけを狙いたいならレッグプレス、脚全体を狙いたいならスクワットといった捉え方もできます。
【まとめ】筋トレ種目を選ぶ際はその種目を行う意図が必要

そんなわけで、筋トレ種目は2つを比べて「こっちをすべき!」なんてことは断言できないのが実際のところになります。
上記はほんの一部ですが、それぞれに良し悪しがありますので。
ここを早めに理解せずに筋トレを継続していると、いつまでもイメージした体に近づかなかったり苦手部位が改善されなかったり。
※参考:筋トレフォームの重要性について↓

では、終わり😉
以上どっちの筋トレ種目が良いですかね?【結論:どっちでも良い】でした。