
プロテインとパイナップルを組み合わせると効果的?って耳にしたけどそれってホンマ?
という疑問を持つあなたへの記事になります。
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
僕自身、とある理由から昔は一時期にパイナップルを意識的に食べたりもしてました。
そこで今回は「パイナップルが筋トレ民に与える影響」について解説。
本記事を読みパイナップルとタンパク質の関係を知ることで、より筋肥大に効果的な食事の仕方がみえてきます。
では詳しくみていきましょう。
筋トレ民はタンパク質を食べるタイミングでパイナップルも摂取
結論として、パイナップルは消化酵素が豊富なので筋トレ民と相性が良い。
筋トレしてると、何かと筋肉のための食事を心がけることがあるかと思います。
(⇒参考:【保存版】筋トレは食事が8割【タイミングやサプリより大事なこと】)
特に肉や魚にプロテインといった「タンパク質」を意識して口にしますよね?

ですがそれらの栄養素が体内できちんと消化吸収されないと、その効果を最大限に生かすことができません。
食材は「口に入れればOK」なんてことはありません。
(栄養としての機能を発揮する)
そのタンパク質の分解の過程をサポートするのがパイナップル。
パイナップルによく含まれる「ブロメライン」というタンパク質の分解酵素が、胃液の分泌を活発にし消化吸収をサポートしてくれます。
(その酵素はキウイにも多く含まれる)
基本的に1回の食事で消化吸収できるタンパク質の量には上限があります。
ですから仮に1食で100gものタンパク質をとったからといって、余計に筋肉の合成が加速するなんてことはありません。
むしろ体内で使いきれなかった分は体脂肪として蓄積されたり、最終的に尿となって排出されます。
(⇒参考:【注意】タンパク質の摂りすぎによる3つのデメリット【内臓がヤバい】)
なのでタンパク質を補う際にその消化酵素も組み合わせることで、より適切にタンパク質が体内で処理されるように促すのが吉。
加えて、「ブロメライン」は熱に弱く加熱調理されているとその効果はなくなってしまいます。
ですから調理されたパイナップルであれば、60°以下でないとあまり意味がありません。
(ちなみにパイナップルで舌がピリピリするのもブロメラインの働き)
消化酵素はもちろんパイナップル以外にも含まれる
上記のように、タンパク質の分解をサポートしてくれるパイナップル。
ですが消化吸収にステップがあるのは、なにもタンパク質だけではありません。

炭水化物や脂質だってもちろん口にしてから様々な形に分解しつつ、体内で使える形にしてはじめて栄養素の意味をなします。
そんな炭水化物や脂質の消化に関しては以下のとおり。
・炭水化物
⇒ブドウ糖など単糖類まで分解しエネルギーに
・脂質
⇒脂肪酸とグリセリンに分解しエネルギーに
それぞれの分解をサポートする酵素は以下のとおり。
・炭水化物
⇒アミラーゼ(大根、キャベツ、山芋、バナナ、キウイ、梨などによく含まれる)
・脂質
⇒リパーゼ(納豆、チーズ、アボカド、スイカ、グレープフルーツなどによく含まれる)
(唾液中のアミラーゼにより糖質は分解されるがゆえ、よく噛んで食べると消化吸収に良いとされるのです)
(⇒参考:筋トレ弁当を作る際に意識したい3つのこと【質/量/組み合わせ】)
ですからパイナップルしかり、別に筋トレ後の食事などに限らず普段から取り入れておくのが吉。
(余談ですが、サンマやサバなどを注文すると隣に大根おろしが乗ってたりしますよね?大根にはアミラーゼ、リパーゼ、ブロメラインといった消化酵素が含まれているので、魚の脂での胃もたれなどを防ぐためといった話もあったり。ただうまいから乗ってるだけじゃなかったり笑)
【まとめ】パイナップルで筋トレ飯を身になるものに
上記の内容が、パイナップルが筋トレ民に与えるメリットになります。
ですから胃もたれや消化不良を感じることがあるなら、消化酵素も意識してみるのが良いかもです。
(⇒参考:筋トレ始めたら下痢が増えた?【考えられる3つの原因とその改善策】)
また食事から補うのが面倒な場合は、消化酵素のサプリメントを試してみるのもあり。
では、終わり😉
※参考:野菜の必要性について↓

以上「筋トレ民はパイナップルも食べてタンパク質の分解を促進しよう」でした。