筋トレで今より効果を出すために筋トレ知識をつけようと思うけど、どんな筋トレ本から読んでいけば良いんやろか?
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
そんなわけで、今まで筋トレに関する知識を様々な本を読み身につけてきました。
そこで今回は、
そんな筆者が選ぶ「おすすめの筋トレ本」について解説。
(※15冊やと迷うという場合は、以下の動画では5冊のみの紹介なのでそちらを参考にどうぞ↓)
おすすめの筋トレ本15選
結論、筋トレ初心者と中級者で以下の違いを意識しつつ筋トレ本を読み進めていくのが吉↓
- 筋トレ初心者
⇒筋トレを続けるためのモチベーションアップにもつながる系の本 - 筋トレ中級者
⇒解剖学はじめ筋肉に関するより専門的な知識をつけるための本
といった前提の元、本記事でおすすめする筋トレ本は以下のとおり。
- アイアンマン
- 月刊ボディビルディング
- マッスル北村【伝説のバルクアップトレーニング】
- ゴールドジムメソッド
- 鈴木雅【PERFECTBOOK】
- 石井直方の筋肉まるわかり大事典
- 筋力強化の教科書
- スポーツトレーニングの基礎理論
- 果てなき渇望【ボディビルに憑かれた人々】
- 目でみる筋力トレーニングの解剖学
- 筋肉のしくみはたらきパーフェクト事典
- 身体運動の機能解剖
- 除脂肪メソッド
- ボディビルハンドブック
- 筆者のnoteによる有料記事
では順に解説していきます。
アイアンマン
アイアンマンは日本や海外の最新のフィットネス情報(コンテスト情報も含む)をまとめた本です。いわば日本で最もポプュラーとも言える筋トレ雑誌。
ゆえに流行りのトレーニング方法や効果的なサプリメントなどに関するコラムも掲載。
ゴリゴリの筋肉の写真を見て、筋トレのモチベーションを上げると言いますか。
月刊ボディビルディング
こちらの筋トレ本に関しても、上のアイアンマンと同じような使い方でも良いと思います。ですがボディビルディングはアイアンマンと違ってカラーのページが少なく文字がやや多い。
(加えて実技面に関する細かい話が多かったりするので、筋トレ中級者向け)
またアイアンマンもそうですが、有名なフィットネス関係の人のインタビューが毎回あるので「あの体はこうして作られたのかあ」と個人の筋肉をつける秘訣なんかも知ることができます。
言い換えると、ボディビルやフィジークといった「競技」に興味がある人向けとも言える内容。
(アイアンマンより専門的な内容が多かったりします)
マッスル北村伝説のバルクアップトレーニング
上記2冊の筋トレ本は旬のフィットネス情報を扱う本になります。
ですがこのマッスル北村さんの本はいわば偉人伝のようなもの。
北村さん自身はずいぶん前に亡くなられたのですが、未だに名前は語られているまさに偉人。
この本ではマッスル北村さんの実際のトレーニング内容(種目別に細かく)も書かれているのですが、それ以上に本人の筋肉に対する想いや生き方を知ることができる点が良き。
今後のあなたの人生にもかなり良い影響があるとさえ言える1冊かと思います。
少なくとも筆者は読んだ時にかなりアツいものを感じました。
ゴールドジムメソッド
上記3冊の筋トレ本を読めば、もう筋トレのモチベーションはかなり上がります。
そこでそのモチベーションのままジムに行って筋トレするのですが、やはりマシンの使い方とかをある程度は知っておかないとです。
そんな時に使える便利な筋トレ本がこれ。
筋トレ初心者ならまず読んでおきたい一冊です。
鈴木雅PERFECTBOOK
上のゴールドジムメソッドを読めば基本的なマシンの使い方はマスターできます。そこで「もう少しトレーニングがうまくなりたい」と感じた時におすすめなのがこの本。
この本では、日本のボディビルチャンピオンの鈴木雅選手のトレーニングテクニックが書かれています。
筋トレ初心者にはやや難しい専門用語がちらほらあったりするので、上の「ゴールドジムメソッド」が理解できた上で読むとより理解が深まります。
またトレーニングテクニックだけでなく、体づくり全般に関する内容(食事やダイエットについて)も書いてあるのでかなり濃い一冊。
ですがもう本屋では売られてません。
(アマゾンでは中古であったりしますが。)
筆者は発売されてすぐ定価で購入したのですが、今は3倍ほどの値段になってますね。
(メルカリでもたまにあったりするので気になる場合はそちらもチェック。)
石井直方の筋肉まるわかり大事典
上記の筋トレ本を読むと、筋トレに関して一般レベルよりもかなり詳しくなります。
そこでより筋トレ含め、体づくりに関して様々な知識を知りたいと思い始めたころにおすすめなのがこの本。
筋肉まるわかり大事典はタイトルの通りまさに体づくり辞書です。
(やや分厚いので気になる項目から読み進めていくのがおススメ)
また、仮に自重トレーニングがメインでも筋肉をつける方法はなんらジム勢と変わらないので、持っておきたいところ。
筋力強化の教科書
こちらは「基本を極める」がコンセプトなだけあって、BIG3を例に物理的な面から正しいフォームなどを解説している一冊。
著者に6冊目と同様に、元トップボディビルダーで現東大教授である石井直方氏も迎えています。
筋トレフォームだけでなくそもそもの筋肉の役割などにも触れており、どちらかと言うとあなたが何かしらのスポーツを指導する場合があったりするなら必読ですかね。
ですが難しい解剖学の話などはなく、上記の雑誌などで出てくる用語を理解していると問題なく読み進めていくことは可能。
そこでこちらの本を読んでおくと、それらが適切かどうかを判断することも可能になります。
また本記事の後半で紹介する本を読む前に読んでおくと、よりスムーズに以下の解剖学系の本の内容を理解できるかと思います。
スポーツトレーニングの基礎理論
スポーツトレーニングの基礎理論は他の筋トレ書籍と違い、筋トレに特化した内容ではありません。
全ページカラーなのもあって、やや細かいことも書いているのですがかなり読みやすい一冊です。
筋肉の構造から基礎種目の基本的なフォーム、メニューの組み方に他スポーツへの生かし方などにも触れていて、筋トレはもちろん様々なスポーツでのパフォーマンスアップに貢献してくれます。
果てなき渇望
ここまでの8冊の筋トレ本で「もう完全に筋トレ初心者ではなくなる」ので、次に筋トレ中級者レベルの本を紹介していきます。
ですがその前にひとまず休憩がてらこちらの本をどうぞ。
果てなき渇望は当時の日本のトップボディビルダー(谷野さん)を取材しながら、その日常を描写したものです。
(ガチのトレーニング風景を文字で表している点はじめ)
またあなたが普段ボディビルダーと接する場面がないなら、非現実的な生活になおさら面白みを感じるでしょう。個人的にかなりおススメなノンフィクション作品です。
目でみる筋力トレーニングの解剖学
ここからは筋トレ中級者レベルの本になります。
筋トレ中級者レベルになると、やはり筋肉の構造などに関する知識をつけることが必要になります。効果的な筋トレフォームを追求するには。
筋肉の位置などに関する知識があると、より強度の高いトレーニングができ筋肥大に直結しますので。
ですが、そこでいきなり文章ばかりの分厚い本で学ぼうとすると嫌になりますよね。
読み物というよりパラパラと見る感じで大丈夫です。普段のトレーニングでどこの筋肉がどういった風に動いているかのイメージを掴むのに持って来いな1冊。
筋肉のしくみはたらきパーフェクト事典
上の筋トレ本で筋肉がついている場所をイメージできるようになれば、次は筋肉のしくみはたらきパーフェクト事典で少し細かい所まで考えるようにしていきましょう。
またこの本は全ページカラーなので「勉強してる」といったようなストレスは感じにくいです。
こういった解剖学にそって筋肉を動かしていくと、より狙った筋肉に強い刺激を与えることができ筋肥大がこれまた進みます。
身体運動の機能解剖
身体運動の機能解剖は筆者は、解剖学に関して最も見やすいと感じましたがおそらく人によります。特にカラー豊富でもないですし。
基本的には、先ほどのカラーの本で解剖学に関する知識はしっかり習得できます。
と、以上が筋トレに関するおすすめの本になります。
ここからはトレーニングというより体づくり全般におけるおすすめ本の紹介。
除脂肪メソッド
筋トレにハマると筋肉はもちろんデカくしたいですよね?
ですがそこからもう少し進むと、体脂肪を落としてより筋肉をバキバキにしたいと感じる時が来るものです。
そうなった時におススメなのが除脂肪メソッド。
除脂肪メソッドは現役のボディビルダーが書いたものでもあり、体脂肪を落とす手順をかなりわかりやすくまとめられています。
書かれてある通りに実践していけば、かなりバキバキになる可能性が高いとさえ言えます。なのでダイエットして体脂肪を減らそうと思うならこの1冊はかなり強い味方になります。
ボディビルハンドブック
ボディビルハンドブックも減量してバキバキになりたい人向けの本。
カロリー計算から減量の進め方にバルクアップシーズンの過ごし方まで。
ですが上の「除脂肪メソッド」に比べて、タイトルの通りコンテストなどに出る競技者に寄せた内容になってます。なので今後コンテストなどを考えているなら読んでおきたい1冊。
筆者のnote
これらのnoteでは、上記の全ての本の内容などを踏まえた上で筆者の経験も含め、体づくりに関する効果的な取り組み方を丁寧に詳しく徹底解説しています。(筋肥大に特化)
また、筆者は基本的に上記のnoteに書いてある内容の取り組みしかしてません。
なのでそちらの内容を実践すれば、十分に筋肉をつけ体脂肪を落とすことは可能と考えられます。
以下ツイートにもあるように、過度な情報は返って成長を妨げます。
情報が多すぎれば返って成果は遠のく。片っ端から筋トレYouTuberみて、みんな言ってること違って、結局どうすればいいかわからず終わる。別に「筋トレフォーム」と「限界までがんばるガッツ」さえ意識してたら、普通にマッチョになれる。情報は入れれば入れるだけ効果的ってもんではない。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) July 19, 2023
無駄に情報に触れるのではなく、必要なところさえ押さえコスパ良く体づくりを進めていくのが吉。
おすすめの筋トレ本で適切な知識をつけるのが吉:まとめ
上記が、適切な筋トレ知識をつける上でおススメの書籍です。
正直なところ、上記の本たちに目を通しておけば体づくりに関する知識としては十分。
あとはそれらを実行するだけです。
筋トレは根性だけではどうにもならないので、根性を適切な方向に活かすためにも筋トレ本を読んで知識をつけることは欠かせません。
最近はYouTubeでも筋トレ情報に触れることが可能ですが、以下ツイートのようにまずは書籍に頼るのが良いかと思います。
個人的に、筋トレ情報はYouTubeよりまず本で学ぶのがおススメ。
というのもYouTubeは個人的な体感が大きく関与した情報が多かったり。(モノにはよる)その点、筋トレ本を書いてる方はデータや解剖学に基づいてたりするのが多いかと。何冊か読んでみて共通する点が体づくりの基本やと思うす🤔
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) October 27, 2020
1冊目に触れたアイアンマンが1冊1000円なのを考えればいかにお得か。(アイアンマンもkindle版がありますし)
そんな「kindleunlimited」は1ヶ月の無料体験ができるので、その間に筋トレ本を読みまくれば実質タダで有益な筋トレ情報を手に入れることが可能です。
タダで筋トレ本が読めるなんて使わない手はない。(無料期間中に読みまくって解約すればOK)
そんなわけで、手間とお金を損したくない場合は活用するのが吉。
以上おすすめの筋トレ本15選【初心者もガチ勢も名著に学ぼう】でした。