
筋トレでよく耳にする「効かせる」とは何ぞや?
という疑問を持つあなたへの記事になります。
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで毎回の筋トレで効かせてます笑。
✔そこで今回は、僕が思う「効く、効かせる」の定義について解説。
ここで「僕が思う」と言ったのには理由があって、効かせるという言葉に明確に定義はないからです。
言ってしまえば、人によって効いてると思う感覚がやや異なる場合も。
本記事ではそういった点も踏まえながら「効くとは、効かせるとは何なのか」に迫っていきます。

効かせることがどういったことを指すか理解しておくと、より強い刺激を生み出すことができ結果として筋肥大も加速しますよ!
では詳しくみていきましょう。
(✔さっと要点だけ知りたい場合は以下の動画を参考にどうぞ↓)
筋トレで言う「効き」に関する4つの定義
結論として、僕が思う効いている状態は以下のとおり。
✅収縮を感じる
✅ストレッチを感じる
✅パンプを感じる
✅バーンズを感じる
ですから効かせるとは、言い換えると上記4つの感覚をきちんと掴んでいくことと考えてます。
逆に言えば上記4つをうまく感じることが出来ないと、狙った筋肉に対して効いていないいわゆる刺激がうまく入ってないかと。
(筋肉の発達は遅れることが考えられる)
そんなわけで上記4つがそれぞれどういった状態なのかを順に解説。
収縮を感じる
筋トレをしてると狙った筋肉がギュッと縮まって硬くなる感覚があるかと思います。
それが筋トレで言う収縮感。
✔ですがただ筋肉に力が入って硬くなるだけでは筋肥大は見込めません。
仮に何も持ってない状態で腕を曲げて力こぶに力を入れてみてください。
カッチカチやろ?(昔こんなネタの芸人の方がおられましたよね)になりますよね。
ですがそれを繰り返してても、二頭筋は一向に成長しないでしょう汗っ。
そうです、筋トレで言う収縮には負荷に抵抗した状態であることが必須なのです。
ウエイトに引っ張られるのに対して筋肉を縮める、対抗した上での収縮感が欠かせないのです。
ストレッチを感じる
こちらは収縮感の逆になります。
筋肉がグーっと伸ばされていく感覚。
✔なんですが、先ほどの収縮感と同様にウエイトという負荷に抵抗する形での話になります。
筋トレ前や寝る前に行うようなストレッチと、言葉は同じでも意味は異なるので注意してください。
ですからウエイトを挙げて筋肉の収縮感を得たらそこからウエイトを下していくわけですが、この時ウエイトが落ちてくるのをコントロールするのが基本になります。
ここでコントロールせず落ちてくるウエイトに身を任せていると、ストレッチ感はあったとしてもあまり負荷がかかってないのでいわゆる効いている状態とは言えないことに。

そんなわけで筋トレで言う「効かせるとは負荷を感じた上での収縮感やストレッチ感を得ること」となります。
パンプを感じる
筋トレしてると途中から狙った筋肉がパンパンになってきますよね。
いわゆるパンプアップした状態。
筋肉がパンプするということはそれだけ筋肉に老廃物がたまってる証拠です。
となると何かしら筋肉を刺激でき効かせることが出来たと言えます。
※参考:パンプの仕組みは、以下の記事で解説してます↓

ですが、パンプして効かせることが出来たから必ずしも筋肥大に直結するとは言い切れません。
例えば、腕立て伏せを連続で限界まで(50回ぐらい?)行ったとします。
するとおそらく胸はパンプしますよね?
ですが20回を大きく超えて繰り返すような筋トレでは、仮にパンプしたとしても負荷としては弱くなります。
言い換えると、背中に重りを乗せるなどして多くても20回ほどで限界になるぐらいの負荷をかけないと筋肉のサイズアップには適さないのです。
あくまで狙った筋肉に対して強い負荷を与える必要があるのです。
※参考:筋トレのボリュームの決め方は、以下をチェック!

バーンズを感じる

バーンズは、簡単に言うと動作を繰り返していると途中から感じることがある「筋肉が燃えるような感覚」になります。
✔このバーンズを感じることが出来てるということは、それだけ狙った筋肉を動かすことが出来ていることにもつながり効いていると言えるでしょう。
ですがこちらもパンプ感を得ること同様に、バーンズ感を得ることだけを意識したトレーニングをしているとやや筋トレ効果が薄くなることも。
やはり扱う重量を伸ばしていく、いわゆる物理的刺激を狙っていくことは欠かせないので。
といった4つの感覚をきちんと得ることができていると効いてると言えるかと思います。

ですがこの4つの感覚を同時に獲得できなくても問題はありません。
例えば収縮感を得ることを重視した種目ややり方でやったり、ストレッチ感を得ることに焦点を当てた種目ややり方に特化したり。
ベンチプレスでは腕を寄せきれない以上、胸への収縮感はそこまで強くなりません。
これに対してケーブルクロスなら腕を寄せきることができ強い収縮感を得ることができたり。
また高重量を扱うならもちろん高回数で実施しづらいのでバーンズを感じるのにはそこまで適してなかったり。
といった内容が僕が考える「効く」の定義。
では次に「効かせる」を定義しておきます。
効かせるとは重量への意識と効きへの意識を天秤にかける行為
結論として、以下ツイートのように「効かせる」とは高重量を動かす意識と、上記の効きへの意識を天秤にかけることかと思います。
高重量×低回数
中重量×中回数
低重量×高回数3つとも筋肥大には必要。高重量ほど対象筋への意識が難しく負荷が抜けがちで、低重量ほどそれがなく負荷を保ったままコントロールしやすい。ウエイトをただ動かす意識と対象筋を動かす意識の割合の違いが効かせるどうこうかと。最終、高重量×高回数が理想
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) November 24, 2020
例えばベンチプレスにしても、上記の効きをとことん意識すれば普段100キロを扱う場合でも60キロで十分、むしろ60キロぐらいしか持てないでしょう。
✔より高重量を扱おうとすると、どこかしらで効きをあえて弱くしてウエイトを動かすこと自体を意識することが必要かと。

そういった意味で、効かせるとは「どのぐらいそのウエイトに対して効きを意識するか」ということと僕は考えています
効きへの意識80%と重量への意識20%と、効きへの意識20%と重量への意識80%ではもちろん前者は後者に比べて低重量を持たざるを得なくなります。
これのどちらが優れているというよりも、それぞれのやり方を種目ごとに意図を持って取り組んでいくのがおススメ!
✔そういった意図を持ちつつ高重量で効きへの意識を高めていくのが筋肥大の秘訣ですかね。
(目指す所は高重量かつ高回数的な感じです笑)
【まとめ】効いた状態で最大の重量を扱おう
上記の内容が、筋トレの「効き」に関して僕が考えていることになります。
どんな意図があれ、その意図の中で少しでも重量を伸ばしていく姿勢は必要。
そんなわけで、効き(フォームや神経伝達の改善)と筋力の両方を伸ばしていくことが筋肥大への地道かと思います!
では、終わり😉
※参考:「5×5」なんかは、筋力を伸ばすのに適していたり↓

以上筋トレで言う効かせるとは【効きへの意識と重量への意識の割合】でした。
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