ファットグリップの効果は2つ【原理を知って効果的に使おう】

ファットグリップ

ジムにファットグリップ(FATGRIPZ)なるものが置いてあるけど、アレってどんな効果あるん?使った方が良いん?

こんにちはカイです!

カイ
カイ

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※僕の現在の体はTwitterでチェックできます😉)

そんなわけで筆者もちろんファットグリップが流行っていた時期に使用していたりもします。最近でもたまーにファットグリップを使って行う種目もあったり。

そこで今回はそんな筆者の経験や体感も踏まえて「ファットグリップに期待できる効果」について解説。本記事を読みファットグリップを適切に使うことで、ポパイのような前腕に近づくかも!?

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【参考】効くフォームとは
下記noteでは「効くフォーム」を部位別に徹底解説してます。note限定の動画やイラストも用い、丁寧に「こうだからこうすると効く(解剖学等にも基づき)」といった内容をまとめてます。いわば筋トレフォームの教科書。わけもわからずYouTuberのマネをして筋肉はついてますか?そうでないならやはり筋トレフォームを見直すことが必要です。根拠ないトレーニングではやはりケガや停滞に至り、なかなか体が変わらずモチベも下がることに。ぜひ以下noteでパンパンにパンプするフォームを習得してください。

ファットグリップ(FAT GRIPZ)の2つの効果

結論として、ファットグリップを使用することで期待できる効果は以下のとおり。

  • ファットグリップで前腕(握力)の強化
  • ファットグリップで上腕二頭筋への刺激の増加

では順にサクッと解説していきます。

前腕(握力)の強化

ファットグリップとは、2008年ごろにアメリカで誕生したファットグリップ社が出している、バーベルやダンベルなどに巻きつけることで「前腕や上腕二頭筋を太くしよう」がコンセプトの以下のアレ。

(以下のモノが正規品)


⇒ファットグリップ

筆者がそんなファットグリップを知ったのは、ミスターオリンピアとしても有名なジェイカトラーやフィルヒースがやたらと使っていたのがきっかけです。

彼らは前腕までもハンパない太さなので「あの腕はファットグリップのおかげなんかな?」なんて当時は思ってましたね。

そんなファットグリップですが、グリップに巻き付けることで持ち手の直径がかなり大きくなり、ウエイトを保持するのが難しく、余計に力が必要になり前腕や握力の強化につながります。

ですから、ポパイのような腕になりたい場合は便利なアイテムではあります。

上腕二頭筋への刺激が増加する原理

ファットグリップを使用することで、バーを握る際に手のひら全体で握る形になります。これにより腕の神経伝達が活性化し、より多くの上腕二頭筋の筋繊維が動員され筋肥大に至るとされます。

例えば握りこぶしを作らずに上腕二頭筋に力を入れるのと、グッと握り込んで上腕二頭筋に力を入れるのでは、後者の方が上腕二頭筋に力が入りますよね?

といったように、筋肉は連動しているのでファットグリップを使い強く握り込んだ上で動作すると、上腕二頭筋を働かせやすくなることは考えられます。
カイ
カイ

とはいうものの、実際にファットグリップを使用してバーベルカールなどを行うと、上腕二頭筋どころか前腕が先に悲鳴を上げます。

先ほど解説したように握力にも効きますし。ですから個人的にはファットグリップの上腕二頭筋への刺激の増加に関しては場合によるかと思います。

元から前腕が強い人なら、前腕が疲れる前に上腕二頭筋をきちんと刺激できるとも考えられますが。

ファットグリップの使い方【腕の種目メインで懸垂には効果ない?】

ファットグリップは主に以下のトレーニングで使うのが吉。

①前腕のトレーニング

すでに解説したとおり、リバースカールやハンマーカールで行うのが良き。上腕二頭筋を狙ったバーベルカールとかで行うと、先に前腕が死に不完全燃焼になる場合がありますので。

(⇒前腕の筋トレ方法【パンパンにするために必要な2つのこと】

②胸のプレス系のトレーニング

胸のプレス系の動作にファットグリップを使用するとどうなるか?手首が返りにくく手首の真上にバーを位置させやすく、無駄に腕を力ますことなく動作できることが考えられます。

仮に手首が返ると脇が閉まりやすく、上腕とバーの軌道が一致せず胸に効かない&上腕三頭筋が働きやすくなることにも関係してきますので。

(以下ツイートにもあるように↓)

とはいえ、慣れてないと軌道が安定しにくいこともあるので、まずは軌道が安定してるチェストプレスなどのマシントレーニングで試してみるのが吉。

③上腕三頭筋を狙うプッシュダウン

通常のバーだと握り方によっては、上腕三頭筋を意識しづらかったり手首が返りやすく場合によってはケガにつながることも。

その際にファットグリップを使用することで、手のひら全体でバーを支えることができ、手首の安定性が増し上腕三頭筋を意識しやすくなることは考えられます。

(⇒上腕三頭筋が大きくならないし効かないあなたへ【覚えておきたい2つのこと】

カイ
カイ

その他にも公式ではファットグリップを使用した背中のトレーニング(懸垂など)が紹介されていたりしますが、個人的にはおススメしません。

すでに何度も触れてるようにファットグリップは前腕を消耗します。そこで他部位より重たいウエイトを使用することが多い背中トレをファットグリップで行うとどうでしょう?

そうです、もちろん前腕が爆死します。それに握力にばかり意識がいき、腕に力が入り力み肩が上がり広背筋への意識は困難になるかと。

そんなわけで、ファットグリップと背中トレの相性はあまり良くないと考えられます。

加えて上記のファットグリップは1つあたり275gほどなので、ウエイトを刻みたい時に使えたりも。

基本的に多くのジムは最小のウエイトは1.25キロですよね。ですから扱う重量のアップはたいていは2.5キロが最小になります。

とはいえ、胸や背中で扱う重量に対する2.5キロと腕トレで扱う重量に対する2.5キロでは、もちろん後者の方がその比率は大きくなります。

言い換えると、腕トレでは2.5キロずつ上げていくのはややハードだったり。(腕トレで扱える重量の限界が低い分、重量のアップにも時間がかかる)

その際にファットグリップをバーの端につけると550gだけ増加させることができ、これならよりスムーズに扱う重量を伸ばしていくことができたりします。とまあ、こんな使い方もあったりします。

まとめ:ファットグリップは代用してまでは行わなくてもOK

上記の内容が、ファットグリップの効果と適切な使い方の解説になります。ファットグリップをプロのボディビルダーがやたらと使っていると、かなり効果的なアイテムに思うかもしれません。

ですが、基本的には前腕の強化に特化したアイテムかと思います。なので前腕を狙った種目ではない種目でファットグリップするのは、あくまでバリエーションの1つといった捉え方をしておくのが吉。

ファットグリップが基本にはなりえないと考えられます。そんなわけで、「前腕を強化するためなら」一度は試す価値あり。


⇒ファットグリップ

以上ファットグリップの効果は2つ【原理を知って効果的に使おう】でした。