筋トレしはじめたら太った気がするんやけど。周りにもたまに「太った」て言われるし。なんで筋トレしてるのに太るん?むしろ筋トレにはダイエット効果があるのではないのか?
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
そんなわけで、1年の中でも筋肉を増やす時期と体脂肪を落とす時期を繰り返しています。
一時的に太ってから痩せるのが効率的!?
※参考:なぜ増量期と減量期を分けるのか?【どっちが先かボディビルダーが解説】
筋トレは太ってから痩せると効果的!?【一時的に太る原因とは】
結論として、筋トレ自体が太る要因にはなりえないですし、筋肉をつけるためにわざと太る必要もありません。
(仮に筋トレして太るなら、筆者は今頃めちゃめちゃ太ってるはずです。)
ですが筋トレをすることで、食事量の変化や体に起こる変化によって太る(太って見える)可能性はあります。
そんな筋トレした結果として、太る(太ったと見える)可能性につながる要因は以下のとおり。
- 筋トレによる食事量の増加
- 筋トレによる見た目の変化
では順に解説していきます。
食事量の増加
「筋トレ=太る」とされる背景に「筋トレを始めたから太る」のではなく、筋トレを始めて「食事の量が増えたから」太ることがあります。
人間の体は食べすぎれば食べすぎたエネルギーは体脂肪として蓄え、食べなさすぎれば活動に必要なエネルギーを補うために体脂肪や筋肉が分解されます。
(ですからダイエットなら後者の状態を作ることが必要に。)
シンプルにこのルールの元に成り立ってます。
なので筋トレすることで多くのエネルギーを消費しているからといって、それに伴い体が処理できる量(メンテナンスカロリー)を超えた食事をしていると太ることは考えられます。
また「筋トレをして筋肉をつけるには大量の食事が必要」と勘違いしているパターンも。
(いわゆる増量期の本質を誤って認識。)
ですが大量の食事をすれば、使われなかったエネルギーはもちろん体脂肪として体に蓄えられます。
※補足:「プロテインを飲んだら太る」と耳にすることがあるかもですが、そんなことも一切ありません。
プロテインはいわばタンパク質の塊で、特別に筋肉をつけたりする薬でもなんでもありません。
ただ肉や魚からとるであろう1日に必要なタンパク質が不足した際に、それを補う以外のなにものでもないです。
ですから食事で1日に体重1kgにつき約2gのタンパク質を補いきれない場合はホエイプロテインが必要です。
見た目の変化
筋トレを始めると、少なからず体に変化は出てきます。いわゆる細かった筋肉が太くなるといった感じで。
(筋肉がドンドンつくことはないので、つきすぎを心配する必要はありませんが。)
となると、単純に体が大きく見えるので「太った」と認識されることもあるかもしれません。自身も鏡を見たときにそう感じるかも。
簡単に言うと、運動したらその分のエネルギーをしっかり補わないと筋肉はつきにくいということ。
ここでやっかいなのが、我々の体は「摂取カロリー>消費カロリー」の状態を作ると、少なからず体脂肪も蓄えます。
なので筋肉をつけようと思うと、多かれ少なかれ体脂肪もついてしまうのが現実。
とはいえ、あまり太らずに筋肉を増やしていく方法もあります。
筋トレで太らずに筋肉をつけるには食事管理がカギ
筋トレしてできる限り筋肉のみをつけたい場合は「食べる量に注意する」こと。
すでに触れたように、体は食べる量によって体脂肪と筋肉がついたり、体脂肪が減ったりします。
ですから、筋トレをがんばっても暴飲暴食してると普通に太ります。
筋肉をつけるには少なからず体脂肪もつきますが、その体脂肪の量が毎日1gの人と5gの人では当たり前ですが太るスピードは5倍も違います。
ここで、そもそも筋肉をつけるのに「太る必要」はあるのか?と思うかもしれません。
確かに筋肉をつけるのに無駄に太る必要はありません。
ですが、少し体脂肪がつくぐらい余分にカロリーを摂る方が筋肉がつきやすいのは事実。なので筋肉をつけるには仕方なく体脂肪がつくので、少し太っても仕方ないと捉えておくのが吉。
もちろんあまりに体脂肪の蓄積が気になるなら、食事を見直したり先にダイエットする方が効果的な場合もありますが。
といったことから、筋トレは一時的に太って(筋肉をつけて)から痩せる(体脂肪を落とす)のが効率的。
筋肉をつけるには一時的に太ってから痩せるのが効率的:まとめ
上記が、「筋トレ=太る」と言われる主な理由です。
とはいえ、完全に筋トレ初心者であれば体脂肪が落ちつつ筋肉がつく状態は生まれるので、自身の体脂肪の蓄積スピードを見つつ、食事内容(量)を調整していくのが吉。
以上筋トレは太ってから痩せると効果的?【一時的に太る原因とは】でした。