筋トレ中にCCD?を飲んだら効果的って耳にしたけど、そもそもCCDとかカーボドリンクってなに?
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
筆者もボディビルを始めて2年目ぐらいのときは、よくトレーニング前後にCCDを飲んでました。
以下でCCDの効果を理解しうまく活用することで、より快適かつ強度の高いトレーニングが可能になることも。
となるともちろん筋肥大は加速しますよね?
筋トレ中はCCDで糖質やミネラルを補いその効果を引き上げよう
結論として、CCDとはサイクリッククラスターデキストリンの略で、簡単に言うと、デキストリンの仲間。
筋トレをする際はもちろんエネルギーが必要ですし、筋トレ後は速やかにエネルギーを体に送り筋肉の回復を促すとともに、インスリンを分泌して筋肉の合成を優位にするのが鉄板。
その際に役立つのが、消化吸収に時間がかからない糖質です。
(そういった糖質を含めたトレーニング中に飲むモノをカーボドリンクと言ったりも)
ですから筋トレ前後に即効性のある「マルトデキストリン、ブドウ糖、粉飴」などをトレーニーはよく活用しています。
ですが、ブドウ糖は浸透圧が高くうまく体になじまず、水分が吸収されにくく胃もたれや場合によっては下痢につながることも。
(※浸透圧とは濃度を一定に保とうとして水分が濃度の薄い側から濃い側に移動する際の圧力のこと)
お腹がぽちゃぽちゃするアレです。筋トレ中にこうなってはもちろんパフォーマンスは低下します。
そこで便利なのがCCD。
言い換えると、お腹にたまる感じが一切なくエネルギーを補える形。
ですから、普段の筋トレでカーボドリンク(MDや粉飴、カーボリンなど)を飲んだ際に、お腹がゴロゴロなったりなぜか下痢になるといった場合は、それらをCCDに変えることで解決するかと思います。
また「ヴィターゴ」にもCCD同様の効果が期待できます↓
そんなわけで、筋トレ中に飲む糖質サプリ(カーボドリンク)は以下の2つに分けることが可能。
- ブドウ糖、MD、粉飴
⇒安いが、人によっては下痢やお腹タプタプの原因に - CCD、ヴィターゴ
⇒上記よりやや割高だが、体になじみやすい(パフォーマンス向上のきっかけに)
ですからそれぞれを使ってみて体感の良い方を継続していけば問題なし。
CCDのトレーニング中の飲み方や量は通常のカーボサプリと同じ
定番はやはりグリコのCCD。(グリコのサプリメント責任者の桑原さんによる説明↓)
そんなCCDの摂取タイミングに関しては以下のとおり。
- 筋トレ15分前から30分前
⇒吸収が早いのでこのタイミングで、筋トレのエネルギー補給 - 筋トレ中
⇒グリコのCCDはミネラルも入ってるので、水分補給もかねて - 筋トレ後
⇒消費した筋グリコーゲン(体内のエネルギー)の補給&インスリンの分泌で筋肉の合成を促す
上記タイミングでBCAAやEAAなどのアミノ酸に加えるのが吉。
味付け的にも。
ゆえに血糖値スパイクも起きにくく、適切に筋トレのエネルギーを補給できます。
ですが筋トレ後に関しては、血糖値を速やかに上げて一気にインスリンを分泌させて筋肉の合成を促したいのでマルトデキストリンの方が効果的とも考えられます。
もちろんダイエット中であれば、とにかく体脂肪の蓄積は抑えたいのでクラスターデキストリンの方が効果的。
少なからず体脂肪の蓄積につながることがある、インスリンの過度な分泌は抑えたいので。
そんなわけで、飲み方は通常のカーボサプリとなんら変わりません。
次にその量。
筋トレ前中後のカーボサプリは、体重1キロあたり0.5gほどがその規定量とされることが多いです。
仮に70キロであれば35gほど。
ですからそちらを上記タイミングに3回とったり、はたまた筋トレ中だけにしたり。
(トレーニング時間が2.3時間とかならバテないように量を増やすのが吉)
これも「CCDだからどうこう」言うことはなく、粉飴やマルトデキストリンと同じ要領です。
筋トレ中はグリコのCCD(カーボドリンク)を試す価値あり:まとめ
上記の内容が、CCDと筋トレの関係になります。
確かに浸透圧が低くパフォーマンスを妨げることなく、エネルギーや水分の補給が可能なCCD。
ですが、別にマルトデキストリンや粉飴で特に不快感がないのであれば、無理にCCDに変える必要はないかと思います。
というのもやはり2倍.3倍ほど値段が変わってくるので。いくらマルトデキストリンが安いと言えど、3倍ともなるとそれなりに感じてしまうというか。
ですから一度はCCDを試してみて特に体感がなければ、粉飴はじめ安い糖質で良いかと思います。
※参考:以下の記事で「必須な筋トレサプリ」について解説してます↓
以上筋トレ中はCCDでエネルギーを補給【お腹のタプタプを防げる】でした。