なんか筋トレ始めてから下痢する回数が増えた気がするけどなんで?やっぱり下痢したら食べた意味ないよね?
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
確かに筆者もジムに通い始めたころはよく下痢してました笑。
本記事の内容を押さえ適切な取り組みをすることで、下痢の回数は減り筋トレ効果もアップします。
筋トレ始めたら下痢が増えた?食事の意味がない?
結論、筋トレすることで下痢することが増える主な原因は以下のとおり。
- タンパク質の摂りすぎ
- プロテインの種類の良し悪し
- 浸透圧の関係
では順に解説していきます。
タンパク質の摂りすぎ
筋トレを始めると、誰しも頭の中が「プロテインプロテインプロテイン」となるかと思います。
プロテインを飲めば飲むほど筋肉がつくといったように。
ですから1日に何度も飲んだりすることもあったり。
それに加えて、普段の食事でも肉や魚を意識的に食べてタンパク質を補うことかと思います。
ですが、プロテインはあくまで1日に必要なタンパク質を補うのを手助けするサプリメントの1つに過ぎません。
ですから頭の中が「プロテインプロテイン肉魚卵」となっていると、知らず知らずのうちにタンパク質を過剰に摂取している場合もあります。
人間の体は処理できる栄養素の量は決まっているので、過剰にプロテインや肉を食べたからといってそれだけ筋肉が倍返しで返ってくるなんてことはありません。
そこまで意味はありません。
むしろ過剰なタンパク質が腸内に滞ることで便の腐敗が進み、それをエサとする悪玉菌が腸内で増加することに。
これが原因で、オナラが臭くなったり消化不良による下痢になったりすることが考えられます。
こうすることで腸内環境が改善され下痢が防げることがあります。
プロテインの種類の良し悪しによる
一般的なプロテインであるホエイプロテインは、牛の乳からタンパク質を取り出して作られています。
そんなホエイプロテインですが、コンセントレート加工とアイソレ―ト加工が存在。
簡単に言うと、コンセントレート加工(濃縮膜処理法)で出てきたタンパク質を、さらにイオン交換したものがアイソレート加工(イオン交換法)と呼ばれるものになります。
ですからアイソレート加工のプロテインは限りなく炭水化物や脂質が削られ、タンパク質の含有量がかなり高くなってます。
通常のホエイプロテインを飲むと下痢する場合は、このアイソレートタイプのものを試すのがおススメ。
というのも、アイソレートタイプは特殊な加工が施されているので「乳糖」といった糖の量がコンセントレートタイプより大幅に少なくなっています。
以下は国産のアイソレートタイプのプロテイン↓
浸透圧の関係による下痢
そもそも下痢が起こる原因には、ウイルスなどに感染した影響で腸管内の分泌液が過剰になることや、ストレスで自律神経のバランスが崩れ腸の動きが過剰になることなどがあります。
ですがこれらは筋トレが直接的に影響するとは考えにくいです。
そういった原因とは違い、筋トレと関係するであろう下痢の原因に「浸透圧性の下痢」といったものが存在。
浸透圧の高い食品をとると体内に水分がうまく吸収されないまま排便されるので下痢になることがあります。
(腸の外から水分を取り込もうとし、腸内の水分が過度に多くなり下痢に。)
浸透圧が高い食品と言うとチョコレートやケーキ、揚げ物、アルコールなどいわゆる嗜好品と呼ばれるものがあげられます。
これらに加えて、筋トレ民なら飲むことが多い粉飴やMDにEAAなども高浸透圧。
ですから筋トレ前後にそれらのサプリメントを飲むことで下痢やお腹がギュルギュル&ゴロゴロしたりする可能性があります。
なのでその場合は、同じ糖質を補給することが目的のCCDなんかを活用するのが吉。CCDだと浸透圧が低く作られているので吸収されやすいので。
(EAAなら1回あたり10gほどにする。)
下痢だから筋トレの意味がないことはない:まとめ
上記が、筋トレが原因で下痢になる主な原因と改善策です。
筋トレを始めたり食生活を変えたりした際に、なぜか下痢が頻繁に起こるのであれば、本記事のポイントを1つずつ見直してみるのがおススメです。
(下痢は菌を体外に排出したり、消化吸収がうまくいかなかった際の防御反応とも言えるので。)
以上筋トレで下痢が増えた?【考えられる3つの原因とその改善策】でした。