筋トレ始めたころはトレーニングした次の日は必ず筋肉痛になってたけど、別に手を抜いてるわけじゃないけど最近はあんまり筋肉痛が来てくれへん。やっぱり筋肉痛にならんかったら筋トレした意味ないやろし、どうしたら良いんや。
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
そんなわけで毎日どこかしらが筋肉痛です。
逆に筋肉痛がこないと不安になったり。
ですが実際のところ「筋肉痛=筋肉の成長」とは限りません。
そこで今回は、そんな筆者の経験も踏まえて「筋肉痛にならない原因とその対処法」を解説。
以下の内容を理解しておけば、もう筋肉痛が来ないからと不安になることもありません。
※関連:筋トレは限界までやらない?【追い込むと逆効果な3つのパターン】
筋肉痛がこない原因
結論として、筋肉痛にならない原因は以下ツイートのとおり↓
✅筋肉痛にならない原因
・筋肉が刺激に慣れている
・狙った筋肉への刺激の不足筋肉痛にならない原因は「刺激への慣れ」だったりする。だからフォームを改善したり重量や回数を増やして追い込み具合を高めると良いかも。
(筋肉痛=筋肥大と言い切れないから神経質になる必要はない)
— カイ@筋トレ大好きマン (@FITNESSFREAK714) March 17, 2020
筋肉痛にならない際の解決策は後ほど解説するとして、はじめに「なぜ筋肉痛は起こるのか」をサクッと触れておきます。
筋肉をデカクするために、あなたも普段からハードにトレーニングされていることと思います。
そのハードな刺激によって筋肉は何かしらのダメージ(ストレス)を負うことに。
そこで負ったダメージを修復させる過程において、筋肉の内部で炎症が起きている状態が「筋肉痛」です。
(この説が今のところ有力。いまだ明確には解明されてない。)
なので言ってしまえば、狙った筋肉を強く刺激できていれば筋肉痛になる可能性も高いと考えられます。
ではなぜ筋肉痛にならなくなるのか?
その理由は上記ツイートにもあるように以下の2つ。
- 筋肉が刺激に慣れている
- 狙った筋肉をうまく刺激できてない
では順に解説していきます。
筋肉が刺激に慣れている
実際にあなたも体感しているのではないでしょうか?
筋トレを始めた頃は毎回どこかが筋肉痛だったのに、1ヶ月も継続していたら筋肉痛を感じなくなるといったことを。
人間の体は環境(ストレス)に適応するようにできています。
なので筋トレを始めた頃は日常では味わうことのない刺激がゆえ、体はその刺激に適応するのに必死だったことでしょう。
(慣れない刺激が結果として筋肉痛としてあらわれる。)
ですが筋トレを継続している内に筋トレという行為が「日常」になり、体はその刺激に適応しきってしまうことに。
すると適応した以上、筋肉はその刺激に対して特に疲労するほどのダメ―ジを受けないため筋肉痛にならないことが考えられます。
狙った筋肉をうまく刺激できてない
これまた実際にあなたも体感しているはず。
筋トレ初心者のころはベンチプレスをすれば次の日は肩の前や腕ばかりが筋肉痛になり、懸垂はじめ背中のトレーニングをすれば上腕二頭筋などこれまた腕ばかりが筋肉痛になったことはありませんか?
仮にベンチプレスや懸垂でそれぞれ大胸筋や広背筋を適切に刺激できていると、それらの筋肉が筋肉痛になりますので。
では次に筋肉痛がこない時の対処法をサクッと解説しておきます。
筋肉痛にならない時の筋トレ方法
筋肉痛がこない時の対処法は以下の4つ。
- 筋トレの強度を高める
- 筋トレフォームを改善する
- オフを取り入れる
- ストレッチ種目を入れてみる
筋トレの強度を高める
こちらは先ほどの筋肉痛がこない原因の1つ目にフォーカスした内容。
筋肉痛にならないあなたの筋肉は、あなたの普段のトレーニングにすっかり慣れてしまっているかもしれません。
なのでシンプルに「無理と思ってからあと1回を挙げたり」「筋肉から負荷を抜かない動作を心がけたり」「普段扱わないような高重量を扱い代わりにレップ数を減らしたり」。
簡単な言葉で言うと、より筋肉にとってキツイ動作を取り入れるのが吉。
(いわゆる限界まで追い込むといったニュアンス。)
以下ツイートにもあるように、狙った筋肉に何かしら以前に増した負荷をかけることが必要です。
僕は5回しか挙がらんウエイトを8回挙げるのが筋トレやと思ってます。(言葉上は矛盾してるけど笑)
5回挙げれるウエイトを5回挙げても5回挙げれるだけの筋肉しかつかんかと。基本的には何かしらの要素(重量なり効きなり回数なり)を以前に増して強い刺激を与えないと筋肉は成長しないと思うっす🤪
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) November 6, 2020
また筋肥大には漸進性の原則といって徐々に負荷を高めていく作業が必要です。
ですからいつまでも同じメニューや同じ10回3セットなどを行っていては、筋肉痛もそうですが筋肉の成長は停滞することに。
なので前回よりも数値面を伸ばしていく姿勢が1つ重要です。
筋トレフォームを改善する
こちらは先ほどの筋肉痛がこない原因の2つ目にフォーカスした内容。
胸をうまく張れてなかったり、肩が上がってたり。
そんなわけで狙った部位を適切に刺激した結果として筋肉痛を獲得するには筋トレフォームにこだわる必要があります。
(以下ツイートにもあるように↓)
これめちゃ大事やと思うけど、発達しにくい部位こそ「フォーム」と「そのフォームを取るためのストレッチ」にどんだけ労力を注げるかが発達のカギやと思う。追い込むのも大事やけど、それよりもフォームと筋トレ前のストレッチ。って弱点の胸をトレーニングするたび実感してる今日この頃。 pic.twitter.com/9bYoCfKfcx
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) March 8, 2022
オフを取り入れる
筋トレを日常的に行っていると、何かしらの疲労はたまるもの。その状態でトレーニングを続けていると、知らず知らずのうちにフォームや追い込み具合の手を抜くように。
こうなると筋肉への刺激も弱くなり筋肉痛も弱くなることが考えられます。
ですからそこで連続した数日間や1週間のオフをとることで、元気な状態で最大限の刺激(パフォーマンス)を生み出せるようなトレーニングをするのが吉。
(以下ツイートにもあるように筋トレが作業になってしまってはNG↓)
筋トレて目標の回数まで頑張ることはもちろん大事やろけど、それがメインになると返って逆効果な場合もあるかと。ただただ回数をこなす作業になって、楽な動作に逃げがちというか。
挙げ切って下ろす時は力が抜けて、また挙げる瞬間だけ頑張るみたいなフォームになる気が。筋トレ作業ダメ絶対🙅♂️
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) November 3, 2020
筋トレをすること自体が目的なら、毎日ジムに通うことになるけど、筋肥大が目的なら「前回より強い刺激が必要」てことを覚えておく必要があるかと。ダル重な体でジムに向かい果たしてその刺激が得られるのか。休むことに罪悪感なんて持たないのが吉。高く飛ぶためにしゃがむのだ。んだ。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) March 8, 2021
ストレッチ種目を入れてみる
筋肉痛が起こる要因の多くは「筋肉が引き伸ばされる時に負荷が大きくなるストレッチ種目」による刺激とされています。
いわばギュッと筋肉を縮める動作より、ダンベルフライなど筋肉が負荷に耐えながら伸ばされていくネガティブ動作での刺激。
よくウエイトを挙げる時より下す時の方が力が出ると言いますが、筋肉が引き伸ばされるときの方が強い刺激が生まれます。
この強い刺激を生み出すストレッチ種目をやり込むと、ほぼ確実に筋肉痛を獲得することは可能。
(ゆえに以下のようなストレッチ種目を取り入れてみては↓)
✅めちゃめちゃ筋肉痛になる種目
・ダンベルフライ
・フレンチプレス
・シッシースクワット
・ラットプルダウン(逆手)
・インクラインダンベルカール
・スティフレッグデッドリフトとりあえずストレッチで負荷が強くなる種目やれば筋肉痛は来ます。筋肉痛が欲しくて仕方ない方はやってみては☺️
— カイ@筋トレ大好きマン (@FITNESSFREAK714) March 15, 2020
※補足:筋肉痛にならないように筋トレしたい場合は、上記と逆で過度に強い負荷をかけなかったり、余力ある状態でそのセットを終えるようにすればOK。
筋肉痛=筋肥大ではないが1つの目安にはなる:まとめ
上記が、筋肉痛がこない時の原因と対処法です。
とまあここまで書いたのですが「筋肉痛と筋肥大の直接的な関係は明確ではない」というのが現実。
ですから筋肉痛がこないからといって、デカクならないわけではないので安心してください。
(扱う重量や回数が伸びてるかなども含め。)
筆者も肩は何年も筋肉痛にならない時期がありましたが、きちんとデカクはなってるのでそこまで筋肉痛の有無は気にしていません。
とはいえ筋トレしてない部位に筋肉痛が来ることは基本的にはありえないのもまた事実。
ですから以下ツイートにもあるように、筋肉痛をトレーニングの良し悪しを確かめる1つの目安として認識しておくのもありです。
筋肉痛=筋肥大とは限らんけど、筋肉痛は筋トレのうまさは表す。
例えば背中トレで肩甲骨周りや脇のすぐ下しか筋肉痛にならん場合は、広背筋をうまく狙えてなかったり。その場合は肩が上がってたり猫背で動作してたりするかも。そんなわけで、筋肉痛を指標にフォームを見直していくのもあり🙆♂️
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) January 21, 2021
以上筋肉痛がこない原因と対策【必ずしも筋肥大と関係しない】でした。