
ボディビルにも種類というかカテゴリー的なのがあると思うけど、具体的にどう違うん?みんなマッチョな気するけど。あとそのフィットネス系の大会もいくつかの団体?があると思うけど。。
なんてあなたは思ってませんか?
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで、今まで何度もコンテストに出場してきました。今回はそんな筆者の経験も踏まえて「日本で行われている筋肉系のコンテストの種類や趣旨」について解説。
本記事を読むことで、初心者のあなたでも筋肉系のコンテストについて理解が深まるので、コンテスト出場や観戦をより一層に楽しめるようになります。

やはりコンテストとなると、自己流で挑戦してもなかなか結果が出ずらいので、回数券プランを利用し定期的にトレーニングや減量を指導してもらう方が無難です。

とまあ初コンテストに向けて一人で減量に挑戦し、大失敗し、コンテスト当日ガッカリした筆者からのアドバイスでした。
ボディメイク大会を開催する4つの団体とそのカテゴリーについて
結論として、日本で行われている筋肉系コンテストは大きく以下の4つの団体が主催しています。
- ベストボディジャパン
- サマースタイルアワード
- FWJ(NPCJ)
- JBBF
ではそれぞれの団体の特徴をサクッと解説。
ベストボディジャパン
こちらの団体はゴリゴリの筋肉を持った方向けではなく、筋トレ初心者(から中級者)あたりの方がメインに出場されています。
団体のコンセプトは以下のとおり↓
日本中、世界中が笑顔で満ち溢れ、そして心身共に健康的な生活を過ごすこと。そしてコンセプトの中には外見と共に内面も重視して審査しています。
(引用元:ベストボディジャパン公式)
ですから筋肉の形や体脂肪の少なさはもちろん評価の基準になるのですが、それと同じぐらい「品格」も評価の対象に含まれます。
具体的には、ステージ上での所作や表情でも判断されるということでしょう。
またベストボディジャパンは、規定ポーズに違反すると減点されることもあるそうなので、コンテスト出場を考えている場合には事前に規定ポーズを理解しかなり練習しておくことが必要と思われます。
サマースタイルアワード
こちらは芸能人である金子賢氏が設立した団体になります。団体の名前のとおり「夏が一番似合う男性、女性を決める大会」になります。
具体的には以下コンセプトのとおり↓
その夏が一番似合う男性・女性を決める大会。
健康的でたくましく、スタイルが良く、そしてかっこよさを追求する
– 世界初・身長別のスタイルを競う大会 –
(引用元:サマースタイルアワード公式)
他の団体と違い、審査中にもポーズを変えつつ流動感がありさわやかなイメージ。
FWJ(元NPCJ)
こちらは現役ゴリゴリのボディビルダーの方が立ち上げた団体。

発足してまだ数年ほどですが、日本で最も勢いのある団体かと思います。
こちらの団体は子供からIFBBプロになりたい方まで、幅広く楽しめるコンテストを開催。
そんな「FWJ」の趣旨としては以下のとおり↓
選手目線に立ったコンテストを開催。それと並行して、フィットネス先進国のアメリカへのチャレンジさせる環境を構築。今後アメリカでのコンテストを開催。
(引用元:FWJ公式)
こういった趣旨もあってかなりエンターテイメント性も強く、観戦の場合でも選手と一緒になって楽しめます。ゆえに実施するカテゴリーが他団体と比べて最も多いのもその特徴。
JBBF
こちらの団体は1955年に設立されたかなり老舗の団体。
趣旨としては以下のとおり↓
JBBF(日本ボディビル連盟)は1955年(昭和30年)10月に「日本ボデイビル協会」の名称でボディビルの普及振興と共に、国民の健康増進と体位の向上を実現することを目的に設立されました。
(引用元:JBBF公式)
ですから日本では「ボディビルと言えばJBBF」みたいな風潮はあったりします。ですが老舗の団体がゆえ、エンターテイメント性にはやや欠ける面があったり。
またアンチドーピングを大きなテーマとしていて、公式のドーピングチェックをきちんと取り入れてたりもします。対して「FWJ」はドーピングチェックは実施されていません。
(補足:「JBBF」と似たので「CJBBF」といった団体がありますが、そちらは米軍基地でのコンテストがきっかけとなり作られた団体。ゆえに雰囲気も海外のコンテストに近いものを感じることができます。とはいえ「JBBF」とは全くの関係がないので注意。)
といったように筋肉系のコンテストに出場したり観戦を考えているのなら、上記の4つの団体が基本になります。
まあ他にも小規模の団体やコンテストはどこかしらで行われていたりはしますが。(マッスルコンテスト、スーパーボディコンテストなど。最近だとマッスルゲートといったJBBF系列の大会も有名。)
そこで次に筋肉系コンテストのカテゴリー分けについて解説していきます。
フィットネス大会のカテゴリー(種類)は団体によって異なる
フィットネス大会のカテゴリーですが、上記の団体によってもやや変わってきます。あくまで目安ですが、筋肉のゴリゴリ具合はざっくり以下のようなイメージに↓
- FWJ、JBBF
- サマースタイルアワード
- ベストボディジャパン
ここからさらにそれぞれの団体の中でも、いくつかのカテゴリーに分かれています。(筋肉の量やポージングやそのカテゴリが理想とする体によって区分け)
するとこんなイメージに↓
そんなコンテストのカテゴリーは主に以下のとおり。
- ボディビル系
- フィジーク系
- スポーツモデル系
- フィットネス系
それぞれのカテゴリーをサクッと解説。
ボディビル系
(引用元:https://fwj.jp/competition/bodybuilding/)
これは言わずと知れたボディビルです。ボディビルパンツ一枚で全身の筋肉の大きさや体脂肪の低さを争うものです。
こちらのカテゴリーは、上記4団体だと「FWJ」と「JBBF」でしか行われていません。なのでボディビルの出場や観戦を考えているのならそちらの団体をチェック。
フィジーク系
(引用元:https://fwj.jp/competition/mens-physique/)
こちらはここ数年で爆発的に競技人口が増えたカテゴリーになります。
初心者がフィジークを目指すために必要な2つのことでも解説してるように、サーフパンツを履いて逆三角の体とバキバキの腹筋を披露。
力みを感じさせないさわやかさやカッコよさなどが評価の基準。
そんなフィジークは、上記4団体すべてで実施されています。ですが、あくまでそれぞれの団体のレベルでのカテゴリー分けになります。
なので「ベストボディジャパン」の中でのフィジークと「FWJ」の中でのフィジークだと、「FWJ」の方が勝つために必要な筋肉の量は多くなるとイメージしておくのが吉。
(「FWJ」だと過去に入賞経験のない方のみ出場できる、フィジークノービスなんてカテゴリーもあるので、まずはそちらに出てみるのもあり。)
補足:上記ボディビルとフィジークの中間である以下のようなクラシックフィジークといったカテゴリもあり主に「FWJ」で行われています↓
(引用元:https://fwj.jp/competition/classic-physique/)
スポーツモデル系
(引用元:https://s-s-a.jp/archives/contest_category/stylish-guy)
こちらはフィジークほど筋肉の量を求められないカテゴリー。その名のとおりモデルのような美しさを競うことに。団体にもよりますが、ボクサーパンツやデニムがコスチュームになります。
JBBF以外の3団体で、それぞれネーミングはやや異なるものの行われています。
印象としては、サマースタイルアワードのコンセプトがよりスポーツモデルというカテゴリに合致しているかと。(とはいえ、最近だと「NABBA」といった団体がスポーツモデルの先頭を行ってる印象はありますね。)

ですからフィジークほどの筋量がある自信がない場合は、ひとまずサマスタ等のスポーツモデルに出場してみるのもあり。
フィットネス系
(引用元:https://www.bestbodyjapan.com/)
こちらはスポーツモデルよりもさらに筋トレ初心者の方向けのカテゴリー。「FWJ」だとタンクトップにデニムといったコスチューム。
肌の露出が少ないので、筋トレを始めてなにかコンテストに出たくなった時に出やすいと思われます。

上記の4団体だと、ベストボディジャパンが主になりますかね。(ベストボディジャパンではボクサーパンツ着用)
といったような種類がそれぞれの団体であったりします。(厳密にはそれぞれの団体でもう少し細かくカテゴリー分けされているので、気になる場合はそれぞれの団体の公式サイトをチェック。)
好きなフィットネス団体のボディメイク大会に出ればOK
上記の内容が、筋肉系のコンテストを開催するそれぞれの団体の主な違いになります。
といったようにそれぞれの団体に特徴がありますが、別にいきなりボディビルに挑戦しても問題ないてありません。

筋トレ超初心者でも「JBBF」や「FWJ」といった、やや筋肉の量が必要になる団体に出場してももちろんOK。
以下ツイートにもあるように、大会に出ながら理想の体を作っていくことが最も短期間で体に変化をもたらすとも考えられますし↓
「デカくなってから大会出ます」「もう少し独学でやってからパーソナル受けます」「あと5キロ増量したらタンクトップ着ます」。
これら全部「結婚してから結婚相談所行きます」みたいな感じかと。デカくなってからどうこうではなく、デカくなるためにそれらを利用するてのが自然な流れと思う。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) September 9, 2021

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そんなわけで、コンテストに興味を持った今日が吉日ということで、さっそくコンテストに向けた体づくりをしていきましょう。
以上「筋肉コンテストを開催する4つの団体とそのカテゴリーについて」でした。