当サイトはプロモーションを含みます

フィジークに脚トレが必要な2つの理由【やらなくていいわけではない】

著者情報
カイ

筋トレ歴10年で、ボディビルやフィジークのコンテストでの優勝経験あり。ゆえに正しい筋トレ方法やダイエット方法を熟知。当サイトではそんな筆者が、適切な筋トレ方法やダイエット方法を解説してます。専門性を持ってすべての記事を執筆しています。

↓最新情報はTwitterやnoteでチェック↓

フィジーク脚

フィジーク選手になるのに脚トレは必要?正直サーフパンツ履くから鍛えなくてもよくない?

こんにちはカイです!

カイ
カイ

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。

今回は、そんな筆者の経験も踏まえて「フィジーク選手にとって脚トレはどういった捉え方をしておくのが良いのか」を解説。

以下の内容を意識しておくことで、フィジーク選手としてより良いフォルムの獲得に至ります。

※関連:フィジークを目指すために必要な2つのこと【大会優勝者が解説】

フィジークにも脚トレが必要な2つの理由

結論として、フィジーク選手になると言えど全く脚トレをしないのはNGと考えられます。

その理由は以下のとおり。

  • アウトラインに悪影響
  • 他部位に影響を与える

では順に解説していきます。

アウトラインに悪影響

フィジークと言えばボディビルとは違い、以下のようなサーフパンツを履いた状態でその肉体の優劣を決める競技。

脚の筋肉のカットは見えませんし、審査の対象ではありません。

ですから、よく「フィジークやから脚トレは別に」と耳にします。確かにそれも1つの考え方です。

ではフィジークの審査ではどこを見られているのか?

それは広い肩幅に細いウエストがあった上での、全体的な筋肉のサイズや体脂肪の少なさ(仕上がり)です。

なのでフィジークで勝つためには、アウトライン(輪郭)を際立たせることは必須。

仮に「上半身のみが審査の対象だから」と、脚トレをせずにいるとどうなるか?

ポーズをとった時にあまり見栄えのしない体になることがあります。

フロントポーズでは股関節の周りから太もも上部が充実してないので、ウエストとの緩急が生まれにくく、バックポーズでもお尻(大殿筋や中殿筋)の盛り上がりに欠けるため全体的に薄っぺらい印象を与えることもあったり。

ウエストが実寸で細いのはもちろん大事ですが、「細く見せる」こともこれまた勝つためには重要。

広背筋の下部からきちんと背中が広がり、かつ脚の付け根あたりのサイズがきちんとあると、アウトラインにメリハリが生まれよりウエストを細く見せることができます。

そういった意味で、脚トレを全くしないなんてのはナンセンスと考えられます。

カイ
カイ

加えて、同じような上半身の人と並んだ際は、より脚が充実してる人が選ばれるでしょう。

フィジークやボディビルは「AさんはBさんよりここがデカいからプラス」といった加点方式ではなく、「AさんはBさんに比べてここが弱いからマイナス」といった減点方式。

(他者に比べ脚が過度に細く、上半身とのバランスが悪ければマイナスとなる場合も)

ですからとにかく隙のない体づくりが勝つためには必要です。

脚トレを疎かにしていると、そこがマイナスとなり勝てないこともなくはないと考えられます。

他部位に与える影響

脚トレで見込める効果はもちろん脚の筋肉のサイズアップ。

ですが、それ以外に以下の3つがあることを忘れてはなりません。

  • 下半身の安定感
  • 心肺機能の向上
  • 忍耐の習得

脚トレを普段から行うことで、脚の筋力や体幹を保持する力がついてきます。

するとベントオーバーロウやデッドリフトに高重量のプレス系などで、より安定して力を発揮できます。

カイ
カイ

そう、脚トレ以外の種目でより高重量を扱えると、もちろん筋肥大にも貢献。

心肺機能にしても脚トレを高回数とかで行ってると、他の部位の日に息が切れるなんてこともなくなります。

最後に忍耐の話ですが、個人的にはこれがかなり大きい影響かと。

というのも脚トレは誰もが「最もきついトレーニング」というほど過酷です。

そんな脚トレを基準にしておくと、他の部位でのトレーニングでより追い込めるようになるとも考えられます。

「あの時のスクワットに比べれば」といった具合に。

少し筋肉をつけるためには、追い込むいわゆる限界まで力の限りを尽くすようなトレーニングは必要ないかもですが、コンテストで勝つようなレベルの体を作るにはやはりそこは避けられません。

そこまでしなくてもコンテストで勝てるような体になるのであれば、みなさんゴリゴリになってるはずですよね。

そんなわけでやはり脚トレがもたらすメリットは大きいです。

※補足:脚の筋肉は体の大部分を占めるのもあり、脚トレはそれだけ多くのエネルギーを必要とします。ですからダイエット中は特に消費カロリーを上げる意味でも脚トレは大事。

フィジークなら過度に脚トレをやる必要はない

ここまで読むとフィジークであろうが、脚トレの必要性を感じ始めたことと思います。

カイ
カイ

とはいえ、ボディビルダーのように死ぬ気で取り組む必要はないとも考えられるのが個人的な意見。

というのも、人それぞれ免疫力であったり代謝機能や治癒力は限られています。

その中で仮に脚トレをやり過ぎて、脚のケアにばかりそれらの機能が発揮されては、肝心の上半身の回復が遅れ発達が遅れることも考えられるので。

それに脚トレで腰周りに疲労がたまり、背中のトレーニングで力を発揮できなくても本末転倒です。

ですから、個人的にはフィジークに特化するのであれば、ひとまずスクワットを中心にきちんと筋力を伸ばしていくようなトレーニングをするのが良いかと思います。

(何種目もハイボリュームで追い込む必要はない。)

フリーウエイトの良さである、体の使い方の向上や体幹の強化を狙う意味でも。

隙のないフィジークを作る上で脚トレは必要:まとめ

上記が、フィジークでの脚トレの捉え方です。

見られてないように見えて、実はアウトラインの一部として見えてる脚。

コンテストはあくまで減点方式ということを忘れず、より隙のない体を作ることに焦点を当てていくのが良いかと思います。

そんなわけでアウトラインを良くする意味で脚トレも積極的に行うのが吉。

いくらカッコいいサーフパンツを履いていても、ブカブカでは良い印象は獲得できないので注意です。

以上フィジークに脚トレが必要な2つの理由【やらなくていいわけではない】でした。

そのフォーム大丈夫?
効いてるかわからない背中トレ。腕が疲れる胸トレ。僧帽筋がしんどくなる肩トレ。そんな日頃のトレーニングが、狙った所にバチバチ効いてパンパンにパンプすればどうでしょう?筋トレが何倍も楽しくなり筋肥大も一気に加速します。そんなフォームを徹底解説してます。
減量

【下部ボタンからシェア大歓迎】今後の記事執筆の参考にもなりますので、記事を読んだ感想をTwitterはじめSNSでシェアしてくださると嬉しいです!

↓最新情報はTwitterやnoteでチェック↓
FITNESS-FREAK