
筋トレはどれくらいの期間やると体が変化する?半年とか一年もやればそれなりに変わると思うんやけど。。最近そんなに変化を感じへんけどなんか間違ってるんかな?
こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※現在の体はTwitterでチェックできます😉)
そんなわけで、それはそれは今まで様々な筋トレ方法や食事法を調べ実践してを繰り返してきました。
そこで今回は、そんな筆者が「筋トレを本格的に始めてから現在の体に至ったまでの変化(ビフォーアフター)」について解説。当時のトレーニング方法や食事法など。
ですから事前に本記事の内容を理解しておくことで、あなたは失敗せずより着実に筋肥大を起こしていけます。
筋トレによる変化【70キロから90キロになった男のリアルな過程】
結論として、筋トレで明らかに体が変化したと感じるまでは1年ほどはかかります。
よく「3ヶ月で理想の体へ」みたいな広告を見かけますが正直、同意はできないです。(もちろん理想の体にもよりますが。ダイエット目的なら十分に可能)
筋肉をつけて体を大きくしようと思うなら、3ヶ月では目に見えての明らかな変化を感じることは難しいでしょう。
ですがその3ヶ月がないともちろんそこからの9ヶ月はないので、ほんの少しの体の変化でもまずは筋トレを続けていくことが大事。
そんなわけで、僕が本格的に筋トレを始めたころから今の体に至るまでの変化を見ていきます。
(あくまで本格的に筋トレをスタートしてからの話で、筋トレをかじり始めた時は70キロほどでした。なので以下はボディビル何年目の方が正しいですかね)
体重の変化は以下のとおり。(身長は178㎝で数値はその年の4月1日のもの)
- 筋トレ1年目→84.2キロ
- 筋トレ2年目→84.8キロ
- 筋トレ3年目→87.8キロ
- 筋トレ4年目→87.4キロ
- 筋トレ5年目→87.0キロ
- 筋トレ6年目→89.8キロ
- 筋トレ7年目→89.3キロ
- 筋トレ8年目→86.0キロ
- 筋トレ9年目→84.5キロ
- 筋トレ10年目→85キロ
とまあ体重だけで見るとそこまで変化がなかったりします。では次に当時の食事や筋トレ内容について。
ジム1年目(84.2キロ)

この時期が今までの筋トレ人生で最も多くの量の食事をしていました。
具体的には1日3食+3回の間食。
基本的に1食あたり「どんぶり飯を2.3杯、タンパク質は肉や魚を200gか卵を5個」をノルマに、そこにその他のおかずや食パンやヨーグルトなど。
加えて1回の間食では「プロテイン+おにぎりを2個」みたいな感じになります。なので体感としては常にお腹いっぱいみたいな感じでしたね。
筆者が無茶してただけです。以下ツイートにもあるように睡眠の質も下がりますしおすすめはしません。
10代の頃バルクアップやーいうて毎日のように夜ご飯も気持ち悪くなるまで食べれるだけ食べてたけど、今になって思うと睡眠の質めちゃ下げてたなって。朝起きた瞬間から疲れてたし笑。それなら夜ご飯は控えめにしてその分のカロリーを筋トレ前中後のカーボとかにしとけば良かったかなて。睡眠大事。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) March 15, 2022
また筋トレに関しては週に6回が基本。6分割で「四頭筋(太もも前)、ハムストリングス(太もも裏)、胸、背中、肩、腕」でそれぞれ1回のトレーニングで1部位ずつ筋トレしてました。
1種目あたり5セットほどなので筋トレ時間は90分ほど。
他には、当時は月に1回か2回はマッサージを受けて腰周りをほぐしてもらってました。今になって思うと、これがあったから週に6回も筋トレしててもケガもなくできたのかなと。
ジム2年目(84.8キロからコンテスト時は77.3キロ)
(写真はコンテスト2か月前↑)
この時はとにもかくにも毎日「3合の白米、鶏の胸肉600g、卵10個、ブロッコリー」をノルマにして食べてましたね。お菓子などの余分なものは食べずに。
それもあって特に体重も増えず、体脂肪もそこまでつかない状態で進めてました。まあ以下ツイートにもあるように、コンテストに向けてのダイエットは途中からうまくいかず、大失敗に終わるのですが。。
こういった辛い経験もあり、適切なダイエット方法についてnoteで細かく丁寧に解説してるので、着実に体脂肪のみを落としたい場合はぜひ参考にどぞ↓https://t.co/zPYyKuzxUO https://t.co/IragLm5ai8
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) June 1, 2021

筋トレに関しては、今まででもっとも量と時間をかけてました。
具体的には、週に7回から10回ほどで1回あたり2.3時間ほど。分割法に関しては筋トレ1年目と変わらずで、休みなくルーティンを回していくスタイル。今になって思うとやり過ぎですね。
またこの年から筆者はコンテストに出場し始めたので、毎年だいたい4月から9月ごろまではダイエットをしています。そうして約10キロほど落とすことが基本に。
ジム3年目(87.8キロからコンテスト時は74.5キロ)
(写真はコンテスト当日&2週前↑)

この年は初めてのコンテストでぼろ負けした悔しさから、冬のバルクアップ期間に食事を見直すことから始めました。
具体的には、筋肉に良いとされるヘルシーな食材を十分に補給するスタイル。
決してハイカロリーで栄養価の低いものでエネルギーを摂らずに「米、肉、魚、プロテイン」などを中心に毎日3000kcalほど摂ってました。
(アルコールは2週に1回ほどのペースで浴びてましたが。。)
そういった食事でバルクアップ期間に無駄に脂肪をつけることなく過ごせたので、この年のダイエットはけっこううまくいき良い感じに体脂肪を落とすことができましたね。
筋トレに関しては、脚を四頭筋とハムストリングスを同日に行うようになったので、週5のトレーニングに。トレーニング内容は1種目あたり5セットほどで6種目と今までと大差なし。
ジム4年目(87.4キロ)
この年は大会に出てないのでそこまで本格的なダイエットはしてません。海のために5キロほどダイエットした程度。
食事に関しては、筆者の中で空前のパスタブームが来てて毎日パスタばかり食べてました。

パスタ300gに胸肉300g乗せてトマトソースなどをテキトーにかけてました。またややジャンクフードを食べる機会が多く、体重も90キロを超えることが頻発でしたね笑。
筋トレに関しては、この時期からだんだんとボリュームは減らしていきました。というのも、毎回の筋トレで力を出し切れているのか疑問に感じ出したので。
筋トレは刺激すればもちろんその部位に疲労はたまります。ですがその部位だけでなく体自体に何かしら疲れはたまるもの。
なので週の最後の日の筋トレは狙う部位は元気でも、メンタルやその他の疲労がある状態で筋トレすることも。
とはいえ、それでは週の後半のトレーニングは強度が低くなり筋肥大にはマイナスと感じたので、全体的なボリュームを見直すことにしました。
具体的には1種目あたり5セットから3セットに。週あたりの筋トレ回数は変わらず5回ですが。
ジム5年目(87.0キロからコンテスト時は77.3キロ)
(写真はダイエット前&ダイエット後↑)

この年は「様々な食材を食べる」みたいなテーマで体づくりを進めてました。
今までは鶏肉が多かったのを牛肉を入れてみたり。個人的には、そうすることでより筋肉がついた体感はありました。またこの年から、ダイエット中でもできる限り炭水化物を多く摂るようにしてました。
こうすることで結果としてストレスもたまりにくく、長い目で見るとより効率よく体脂肪を減らすことが可能になりました。
また筋トレに関しては、変わらず週に5回。ですが1回あたりのトレーニング時間は前年度よりさらに短くなってます。部位によって種目数をやや減らしたりしたので。
ジム6年目(89.8キロからコンテスト時は81.5キロ)
(写真はダイエット前&ダイエット後↑)
この年は前年のコンテストが終わってすぐに、翌年のコンテストを意識して気合いが入ってました。

それもあって今まで最も充実したバルクアップシーズンを過ごすことができました。
食事の内容はそこまで変えてないのですが、タイミングを意識したり。(具体的には以下のツイートのような感じ↓)
個人的に今までの筋トレ人生で1番デカくなった体感があるのは「3時間おきに炭水化物とタンパク質の組み合わせを食事メインで補給」できてた期間。
よく言われるこれ。筋トレを頑張るとかは当たり前。みんな頑張ってる。でも食事を頑張れる人は少ない。ひとまずやることはシンプルやないんかな。— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) May 15, 2020
筋トレに関してはインターバルをやや短くして、1セットでしっかり力を出し切る意識を強く持って行ってました。
またこの時期からさらに筋トレのボリュームは減りました。1種目あたり2セットで終わるパターンもあったり。それでももちろんきちんと成長は感じてました。
ジム7年目(89.3キロ)
(写真は増量初期&中盤。明らかにお腹回りがデカクなってます)
この年は筋トレを始めてから最も体づくりに気が向かない時期でもありました。

なんか体づくり自体に疲れを感じてました。。
それもあって1日1食で好きなモノをたらふく食べるみたいな期間もあったり。なのでやや体脂肪が増えたような印象もありましたね。(写真のように)
とはいえ、筋トレだけは手を抜かないようになんとか行ってましたが。
またこの時から腕と胸を組み合わせるようになり週4の筋トレに。この週4の筋トレにすることで、筋肉の疲労はなく順調に進めていけました。
ジム8年目(86.0キロ)
このシーズンは2020年が始まる前から過去一でヘルシーな食事を意識していました。具体的には週に6日はヘルシーで1日は好き勝手に食べるようなスタイル。
このスタイルは筆者に合ってて、ヘルシーなものばかりでも特にストレスなくバルクアップシーズンを過ごせました。(ほぼ常にダイエット的なスタイルだが)
筋トレに関しては、週に4回で1種目あたり多くても3セット。サクッと力を出し切ってサッと帰るみたいな感じですね。
(⇒筋トレは限界まで追い込むと効果的か【注意したい3つのこと】)
ジム9年目(84.5キロ)
(こちらは2021年4月の体)
最近はもう過去のように大きく増量と減量を繰り返すこともなく、週に6日はダイエットメニューを食べて週に1日はチートデイといった感じで進めています。
(以下ツイートにもあるように↓)
ここ数ヶ月の日常😌
月曜→アンダーカロリー
火曜→アンダーカロリー
水曜→アンダーカロリー
木曜→ややハイカーボ
金曜→アンダーカロリー
土曜→アンダーカロリー
日曜→チートデイ(過度には食べない)こんな感じで心身ともにヘルシーに良いコンディション保ててる。#体づくりは結局コツコツやで
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) August 26, 2021
✅太らんために意識してること
・無駄に起きず寝る
・1日3食+プロテイン
・気分転換に散歩する
・筋トレは週に5回ぐらい
・食欲やばい時はゼロコーラ
・週に5日はアンダーカロリー
・週に1日はチートデイ(たまに2日)
・コンパウンド種目をメインにやる
・イライラしないように丁寧に生きる#筋トレ pic.twitter.com/AReHXZC17f— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) July 30, 2021
#20日間ダイエットチャレンジ 完。
90.1kg→86.1kg20日間と言え自分で決めたことをきちんとやり切れると気持ちええもんやな。筋トレに限らず、こういうことの積み重ねが自信につながるんやろな。てなわけでまた次の目標を決めて頑張っていこうと思います。押忍。 pic.twitter.com/5nmBZ6iMjM
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) December 20, 2021
やはり体づくりに奇跡はないですし、淡々と必要なことを積み上げるしかないなと。
また筋トレに関しては3分割で週に5.6回。年々トレーニングの質は上がっているので、今まで以上にケアを怠らず取り組んでいます。
ジム10年目(85キロ)
(2022年12月の身体)
食事に関しては9年目と特に変わらず、年間を通してヘルシーのままなので特に体脂肪が増え過ぎることもなく、常に写真のような状態をキープしています。
とはいえ、考え方は以前に比べかなり柔軟になり「3時間おきの食事」や「徹底したサプリメンテーション」などは行っていません。(欠かさないサプリはプロテインとビタミンミネラルぐらい)

基本であるカロリー収支を最重要し、その中でいろいろと食べつつ良い意味でフィットネスと通常のライフスタイルの両立ができるようになってきたと体感。
以前はボディビルにのめり込みすぎてましたからね。。
またトレーニングに関しては、フォームの追求やケアはもちろん磨き続けていますが、ケアの中でも「睡眠へのこだわり」が強くなってますね。やはり睡眠の質で次の日のパフォーマンスは大きく変わりますし。
具体的には以下ツイートのような流れを意識↓
質の高い睡眠を取るには
①寝る2時間前には食事を終える
②寝る前にスマホ見ずストレッチ
③寝る1時間前から30分前にCBD個人的にこの流れが最強。たかが睡眠て思うかもやけど、心身の疲労が軽減されたらシンプルに筋トレも仕事もパフォーマンスは上がる。「良く寝る」てのはかなりコスパ良い行為。 pic.twitter.com/TCf6XF2d4P
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) September 28, 2021
ちなみにCBDはネイチャーカンのモノだと安心安全なので活用中。マイプロの元社長が立ち上げたブランドということもあり。
筋トレで体重の変化はなしでも見た目は男女とも大きく変わる:まとめ
上記の内容が、筆者が筋トレを始めてからの体の変化&当時の取り組み方になります。写真で見ると体重は変わらずでも、体脂肪が減って筋肉が増えてるのがわかるかと。
とはいえ、1年で劇的に体が変化しないのも現実。
(もちろん筆者の体がそうなだけで、他の方ならもっと早く体が変化することもあるかとは思いますが)

ですから短期間での変化に期待してうまくいかず諦めることのないように、過度な期待はせず1年ぐらい先を見据えて筋トレを継続していくのがおススメではあります。
ですが、2年ほど筋トレしてるのにいまいち成果を感じない場合は、筋トレ方法や食事方法のどこかが適切ではないと思われるのでそちらを1つずつ改善していくのが吉。
以下ツイートにもあるように↓
筋肉の発達には個体差が大きく影響する。
筋トレ歴が長くても筋肉が小さい人もいれば、短くてもバカでかい人もいる。そこで他人と自分を比べて、発達の具合を悩んでも仕方ないかと。
そんなことより、1ヶ月前の自分のフォームや食事内容を今と比べて改善できてるのかが大事かと。それだけ。— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) November 16, 2020
以上筋トレによる変化【70キロから90キロになった男のビフォーアフター】でした。