ジム行くと筋トレ前にモンスターとかのエナジードリンク飲んでる人いるけど、あれって筋肉に効果的なん?なんかパワー出る気もしたりするけど。
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
以下ツイートにもあるように、筆者もたまに筋トレ前にモンスターエナジーを活用します↓
肉体は「んーオフでもええんちゃうか?」言うてるけど、精神は「いったれ!」言うてるから、元気の前借りします🙏 pic.twitter.com/BbQqFtCpQm
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) July 31, 2021
本記事を読んでエナジードリンクに期待できる効果を理解しておくと、使い方によってはより質の高い筋トレを行う1つのきっかけになります。
筋トレ前にモンスターは効果的?エナドリの影響とは
結論、エナジードリンクに含まれる筋トレに影響を与えるであろう主な成分とその効果は以下のとおり。
- カフェインで集中力のアップ
- アルギニンでパンプを加速
- 糖質でエネルギーの補給
では順にサクッと解説していきます。
カフェインで集中力アップ
カフェインは一般的にコーヒーに含まれる成分として有名ですが、筋トレ前にとることで、筋トレ中の疲労を軽減する作用が期待できます。
疲労を感じるまでの時間をのばすことで、言い換えるとレップ数(動作回数)の増加を期待することが可能。
動作できる回数が増えれば、その狙った筋肉に対してより強い刺激が入り、筋肥大にもつながってきます。
他に代表的なものとして、集中力のアップにも貢献してくれます。
交感神経が活発になり、リラックスモードから一変し目の前の物事に集中することが可能に。
アルギニンでパンプを加速
アルギニンと言うと、非必須アミノ酸の1種です。
そんなアルギニンが筋トレに与える影響と言えば、「血管の拡張」作用。アルギニンをとることで血管が緩み血流が良くなります。
ゆえにEAAなどのアミノ酸と組み合わせるのも効果的。
糖質でエネルギーの補給
エナジードリンクには主に以下の3つの炭水化物のどれか、もしくは複数が含まれています。
- ブドウ糖
(砂糖) - マルトデキストリン
(でんぷんを加工したもの) - 果糖ブドウ糖液糖
(果糖と砂糖を組み合わせたもの)
炭水化物は体を動かす際のガソリンとなりますので、筋トレ前にエネルギーとして補うことでパフォーマンスアップにつながります。
ですが、エナジードリンクはじめ清涼飲料水によく含まれる「果糖ブドウ糖液糖」はできる限り避けたい成分。
というのも、「果糖ブドウ糖液糖」は「果糖」と「ブドウ糖」を組み合わせた人工的なもので、「果糖」の割合が50%を超えるものを言います。
(50%未満の場合はブドウ糖果糖液糖、90%以上の場合は高果糖液糖と言う。割合が多い方を手前に記述しなければならないルールがある。ちなみに砂糖はブドウ糖と果糖が1対1で組み合わさったもの。)
(体を動かす際のエネルギーとなる、筋グリコーゲンとして蓄えられにくい。つまりエネルギー補給には不向き。)
加えて、血糖値を直接的に上げることがないので満腹感につながることもなく、(果糖を)摂りすぎてしまうリスクもあります。
さらには、「果糖ブドウ糖液糖」は人工的に作られてるということもあり、砂糖より甘味が強く依存度も高いです。
(とはいえ、企業は砂糖よりも安価かつ依存度が高いため「果糖ブドウ糖液糖」を使うのが現実。)
ですから、「砂糖」がエネルギーの補給にベストなわけではないですが(砂糖にも果糖は含まれるので)、少なくとも「果糖ブドウ糖液糖」は避けたい成分。
なのでエナジードリンクを選ぶ際は、「果糖ブドウ糖液糖」ではなく「砂糖」の表記があるものを選ぶ方がベターではあると思われます。
加えてやや細かい話をすると、「果糖」は字のとおりフルーツに含まれる糖だが、果物に含まれる果糖の割合はもちろんその果物によっても変わります。
ですから摂取量には注意したいところ。
ですから、筋トレ前中であればそこまで「果糖」や「果糖ブドウ糖液糖」に神経質になる必要はないとも考えられます。
といった上記の3つの成分に加えて、ビタミンなどが含まれているのがエナジードリンクの基本的な特徴です。
そんなわけで、筋トレの際にエナジードリンクを飲む理由は基本的に、総合的なパフォーマンスのアップ。
筋トレ前のエナジードリンクはモンスター?レッドブル?
上記の成分で多くの方が体感があるのは、おそらくカフェインでしょう。
ですからエナジードリンクを試す際は、まずカフェインの量で判断すれば効きを感じやすいかと思います。
そんなわけで主なエナジードリンクのカフェイン量の比較は以下のとおり。
上記は100mgあたりなので1本あたりの内容量にもよりますが、やはり定番のモンスターは含有量が多いです。
ちなみに欧州食品安全機関では、1回あたりのカフェイン摂取量は200mg以下が推奨されてます。
やはり摂りすぎると自律神経のバランスが崩れ睡眠への悪影響なども考えられるので、毎日のようにエナドリばかり飲むのは控えた方が良いでしょう。
(以下ツイートにもあるように↓)
✅カフェインの基本
・筋トレ30分前から15分前に摂取
・モンスター100mlに約36mg含有
・コーヒー100mlに約60mg含まれる
・1日の上限は1キロあたり5.7mgほど
・1回あたり体重1キロにつき3mgほど
とり過ぎると自律神経のバランスが崩れて睡眠とかに悪影響も。ゆえに夜の摂取はやや注意。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) November 6, 2021
その他のアルギニンなどは筋トレ勢に推奨される量に比べて微量というのもあり、特に気にする必要はないかと思います。
ですからエナドリにパフォーマンスのアップを期待するのであれば、カフェインの量とあとは味で決めれば問題なし。
ゆえにモンスターで問題ないですかね。
そんなエナジードリンクを筋トレ15分から30分前のタイミングで飲めば、より良いトレーニングが可能になります。
(わざわざ筋トレ後に飲むメリットはない。)
筋トレ前はエナジードリンクよりプレワークアウト:まとめ
上記が、筋トレする際にエナジードリンクに期待できる効果とその選び方です。
正直エナジードリンクの成分は基本的には「一般の方向け」ではあります。
なのでエナドリとプレワークアウトの両方を試してみて、より体感がある方を取り入れてみるのが良いかと思います。
ちなみに筆者はモンスターでも十分に体感があるので、気分によってプレワークアウトを試したりそうでなかったり↓
体はイケても心が無理な時はこやつに限る。ありがたいことに僕の体はモンスターでも十分キク。強めのプレワークとか飲まんでも。#元気の前借り頻度には注意 pic.twitter.com/hXaQcaZiss
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) September 4, 2021
以上筋トレ前にモンスターは効果的?エナドリの影響とはでした。