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筋トレ科学的根拠とは?【エビデンスの定義】

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カイ

筋トレ歴10年で、ボディビルやフィジークのコンテストでの優勝経験あり。ゆえに正しい筋トレ方法やダイエット方法を熟知。当サイトではそんな筆者が、適切な筋トレ方法やダイエット方法を解説してます。専門性を持ってすべての記事を執筆しています。

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筋トレエビデンス

筋トレ系YouTubeのコメント欄とかで「科学的根拠?エビデンスがどうこう」って見かけるけど、そもそもエビデンスってなに?

こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。

最近は以前に比べて、様々な筋トレ情報が溢れているがゆえに、その情報に対してエビデンスが重視されることも多かったり。

そこで今回は、そもそもエビデンスとは「何なのか」と、そんなエビデンスとの「適切な付き合い方」を解説。

本記事の内容を知っておくとより効果的なエビデンスの捉え方ができ、また筋肥大が進みます。

筋トレの科学的根拠(エビデンス)とは

結論、エビデンスとは「科学的根拠」のことをさします。

ですから、「その方法はエビデンスで誤りが証明されているから効果がない」と言われる際は、「その方法は科学的根拠に基づいて、効果がないとされている」と解釈します。

言い換えると、「エビデンスがある」ということは、ジムにいる一個人としてのおじさんの感覚であれやこれや言われていることとは違い、確かな根拠があるということ。

YouTubeでは、人によっては「その発信者の経験のみに基づいた内容」を発信している場合があります。

「限界まで追い込むのが絶対!」的な。

とはいえ最近は、総負荷量を重視するトレーニングの方が、そういった限界まで力を出し切るトレーニングよりも効果的と科学的に証明されていることも。

そんなわけで、YouTubeのコメント欄で「追い込み切る方が効果的ってエビデンスはないやんけ」といった内容を目にするに至ります。

カイ
カイ

言い換えると、エビデンスこそが最も効果的な筋トレ方法といったように。

筋トレの科学的根拠(エビデンス)ができるまでの過程

そもそもエビデンスにはレベルがあります。

科学的根拠を示す際の研究は、主に以下の2つのやり方が存在。

  • 介入研究
    ⇒研究者の意図が入る研究(効果を人体実験している)
  • 観察研究
    ⇒起こることをありのままに観察し分析する研究

介入研究では被験者を介入する群とそうでない群に分けて比較するのに対して、観察研究では単に出てきたデータを分析。

ですから、観察研究ではいわばその被験者やその時の環境などにその結果を左右されやすく、信頼度は低くなります。

なのでエビデンスエビデンスと言えど、まずそのエビデンスが「介入研究」に基づいたものであることが1つ大事と言えます。

加えて、そんな介入研究はさらに以下の2つに分類可。

  • ランダム化比較試験
    ⇒対象者をランダムに選ぶ(+研究者も誰に介入してるかわからない状態)
  • 非ランダム化比較試験
    ⇒対象者を意図的に選ぶ

例えば、被験者に意図的にマッチョばかりの群と、未経験者ばかりの群を選んで比較する場合と、どちらもランダムに選ぶ場合だと、もちろん後者の方が比較の質は高いと言えますよね。

ですから、介入研究の中でもランダム化比較試験によって出てきたエビデンスの方が信頼度は高いことに。

そして最後に、ランダム化比較試験によって得られた結果をいくつも集めて解析したものが、「システマティックレビュー」や「メタアナリシス」と呼ばれるもの。

カイ
カイ

これらのエビデンスはそもそも信頼度の高い研究結果を集めて分析したエビデンスなので、最も信頼度があると言えます。

(とはいえ、信頼度の低い研究結果を集めてる場合もあるので絶対的ではない。)

といったようにエビデンスと一言に言えど、そのレベルは様々。

ですから「エビデンス=どれも正しい」とは言えないのが現実です。

なかには研究者が狙った結果が出るように、意図的に対象を選んで比較しているものもあるでしょう。

そんなわけで、次にそんなエビデンスとどう付き合っていくかについて解説。

筋トレの科学的根拠(エビデンス)との付き合い方

カイ
カイ

エビデンスとの適切な付き合い方ですが、こればっかりは自分自身で実際に試して進めていくしかありません。

上記のようにして、我々が目にするエビデンスは生まれるわけですが、あくまで可能性の話に過ぎない面もあります。

人間には個別性の原則といって、個体差が大きくあるのが現実。

ですから仮に効果的なトレーニングがエビデンスで確立されていたとしても、それがあなたに絶対に当てはまるなんてこともなかったり。

(人と同じように効果を感じることはない場合も。)

現に日本のトップで戦うボディビルダーなどは、一般的にオーバーワークになるであろうとされる量の筋トレを行い、あそこまでの筋肉を獲得していたりもします。

加えてエビデンスと言えど、昔のモノと比べてもわかるように常に意見が変わっていたりもします。

そういった意味で、エビデンスはものによっては信頼できる場合もありますが、基本的にはあなた自身がエビデンスに傾倒することなく、常に試行錯誤し自身に合ったやり方を見つけていくのが効果的かと。

筋トレの科学的根拠(エビデンス)に神経質になる必要はない:まとめ

上記が、最近なにかと目や耳にするエビデンスの概要と、その適切な付き合い方です。

エビデンスはもちろん体づくりに参考になる要素の1つ。

ですが仮にそのエビデンスに基づいて数ヵ月ほど取り組んでみて成果がいまいちなら、エビデンスから逸脱したやり方も行う方が、今後のあなたの体づくりにつながってくる可能性もあります。

最近だと「追い込む追い込まない問題」があったりしますが、仮にいわゆる筋トレボリュームを意識したトレーニングをして成果が出ないのであれば、やはり追い込む必要性は出てきますし。

カイ
カイ

そんなわけで、あまりエビデンスに神経質にならずに色々と試しつつ、自身に合ったやり方を探していってください。

以上筋トレでよく聞く科学的根拠とは?【エビデンスの定義】でした。

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