こんにちはカイです!筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
(※現在の体はTwitterでチェックできます😉)
本記事では、そんな筆者が大好きな「絶対に筋トレしたくなる漫画バキの名シーン」を解説しています。
以下の名シーンはじめ漫画バキを読めば読むほど、筋トレのモチベーションは爆上がり間違いなし。
漫画バキとは、「グラップラー刃牙」「バキ」「範馬刃牙」「刃牙道」の順番で成り立つ格闘漫画の王道にして頂点と言ってもいいほどの作品。
(人気ゆえアニメ版も存在)
主人公である刃牙が、地上最強と呼ばれる実の父親である範馬勇次郎を倒すために毎日毎日トレーニングし、最終的に拳を交えるまでを描いたものとなってます。
超簡単にそれぞれのシリーズをまとめると以下のとおり。
- グラップラー刃牙
⇒素手ならなんでもありがルールの地下格闘技場に、各国から最強の称号を持った男たちが集まり、真の最強を決めるトーナメントの様子がメイン。 - バキ
⇒世界の脱獄死刑囚とバキ含め主要キャラクターがそれぞれ戦う様子がメイン。(日本の強者VS海外の強者のイメージ) - 範馬刃牙
⇒筋肉で全てを解決し全てを手に入れた男であるビスケットオリバとの刑務所内での戦いの様子&恐竜時代を生き抜いたピクルという生物が冷凍保存で見つかり、それを生き返らせてバキ含む主要キャラクターがみなピクルと戦う様子&かねてからのも目的であった父と戦いの様子の3本立て。 - 刃牙道
⇒上記のように範馬刃牙でシリーズとしては一回まとまってます。ですがなぜか刃牙道では宮本武蔵のクローンを作り、彼とバキ含め主要キャラクターが戦っていく様子を描いてます。
筋肉の描写も独特でかなり引き込まれる作品です。
というのも最近の書店には置いてても「バキ」シリーズ以降で、「グラップラー刃牙」はかなり古い作品がゆえ見当たりません。加えて全巻で100冊は超えるのでかなりかさばる。
いつでも読みたい時に名シーンをチェックするには、やはり電子書籍を使うしかありません。
筋トレしたくなる漫画(アニメ)はバキ一択
結論として、体づくりへの学びがあるバキシリーズの名シーンと言えば以下のとおり。
- 夜叉猿との戦い
- バキVSジャックハンマー
- バキが毒に侵される
- バキVSカマキリ
では順に解説していきます。
「夜叉猿との戦い」に学ぶ体づくりへの必死さ
(グラップラー刃牙11巻/板垣恵介/秋田書店)
こちらは「グラップラーバキ」の序盤での話。生活の全てを、地上最強と呼ばれる父と戦うためのトレーニングに費やすバキ。
そんな中、とある山にめちゃめちゃ強い夜叉猿と呼ばれる魔物が存在すると知りその山に籠もり、トレーニングしその魔物と戦う機会を待つことに。
そしてついに来たその瞬間、洞窟から出てきた夜叉猿との勝負が始まります。
ですが、あまりに夜叉猿は強く危うくヤられるという瞬間に、山籠もりするにあたってお世話になっていた安藤さんというこれまた巨人の方に助けられ難を逃れることに。
ですが、おかげで安藤さんは重傷を負うことに。そんな安藤さんへの申し訳なさと自身の弱さを痛感した刃牙は、ここから本気のバルクアップを始めます。
めちゃめちゃトレーニングしてタンパク質が豊富な食事を腹いっぱい食べてといった感じで。すると数か月後には一回りも二回りも体がデカくなっていたのです。
そして挑んだリベンジで見事に夜叉猿を負かすことができました。
とまあここから学ぶことは1つ。「必死にやる」ということ。
最近の筋トレの傾向として「筋肉を追い込む必要はない」というのが目立ちます。そのような理論の言いたいことはもちろんわかります。
ですがそれを理解した上で、僕はやはり全てのセットでなくとも少なからず追い込む、いわゆる力を出し切る必要はあるかと思います。
やはり筋肉は環境への適応で大きくなる面があるので、それなりに強いストレスは筋肥大に欠かせないはず。
(以下ツイートにもあるように、そもそも今のトレーニングで発達に必要な刺激は与えられているのか?といった話に↓)
筋肉は筋トレによって「仕方なく」デカくなる。仮に今の変わり映えしないトレーニングでデカくなるのか。#重量や回数やフォームを改善して前回より少しでも強い負荷を与えることが大事
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) September 7, 2021
「バキVSジャックハンマー」に学ぶ筋トレに奇跡はないという事実
(グラップラー刃牙42巻/板垣恵介/秋田書店)
こちらもグラップラー刃牙でのワンシーン。冒頭で触れました、真の最強を決めるトーナメントでの決勝戦。刃牙の相手ジャックハンマーはゴリゴリのステロイドユーザー。それゆえ体への負担も強くかかってます。
そして勝負の終盤に突如、ジャックハンマーの体に異変が訪れます。体が限界を迎え、嘔吐し筋肉がドンドン縮小しガリガリに。
それで誰もがもうダメかと思ったが、なんとジャックハンマーはステロイドの副作用を凌駕しむしろ強くなってしまうという。
その理由は、ジャックハンマーは日に30時間という矛盾が生じるほどのトレーニングを継続し、全てを強くなることだけに懸けてきたからだそう。そう、奇跡が起きたのです。
そんなこのシーンは、いわばSNSで見る筋トレ界隈のトップ選手の話に関連。
もちろん彼らのステロイドなどの使用は不明ですが、はちゃめちゃなボリュームの筋トレを継続してそれに見合う結果が得られるのは「彼らだから」ということ。
筋トレ界で聞くナチュラルとは【ステロイドユーザーとの3つの違い】で解説してるように、ステロイドユーザーのやり方はあくまでステロイドユーザーのモノであるパターンも少なくありません。
加えて人間の体は個体差がかなり大きくあります。
(ジャックハンマーがステロイドを凌駕したのは彼だからです。漫画だからです)
「バキが毒に侵される」シーンに学ぶ筋肉の回復面の大切さ
(バキ22巻/板垣恵介/秋田書店)
こちらはセカンドシリーズである「バキ」でのワンシーン。毒手という触れるだけで花なども枯らしてしまう、ヤバめな手を持った死刑囚との一戦で体中に毒が回ってしまった刃牙。
とあることがきっかけでその毒が裏返りいわば解毒されるのですが、その後のシーンが面白い。刃牙の良き同士(裂海王)が砂糖水を14キロ飲ませます。
刃牙の体は毒によってガリガリになり、もちろん体の中のエネルギーであるグリコーゲンは枯渇した状態。
ですから早急にエネルギーを補給しなければならないということで、吸収の早い砂糖をチョイスしたのです。すると刃牙の体はパンパンに膨れ以前の元気な状態に復活することに。
とはいえ、刃牙のように砂糖水を飲むのはそこまでおススメしません。
砂糖は「ブドウ糖+果糖」から成り、この果糖がエネルギー補給にはやや向いてないのです。果糖のほとんどは肝臓で代謝され筋肉にエネルギー(筋グリコーゲン)として蓄えられにくいので。
ですからブドウ糖の塊であるマルトデキストリンの方が有効。
とまあ、筋トレ後に砂糖水を飲むなんてことはそうないと思いますが、これはあくまで漫画の話になります。
「バキVSカマキリ」に学ぶ筋トレ時の意識の重要性
(範馬刃牙2巻/板垣恵介/秋田書店)
こちらは範馬刃牙でのワンシーン。刃牙と言えば「リアルに思い描くことは、実現する」といった名言が有名。
そんなわけで、ナイフで手の平を切るイメージをすれば自然と手が切れ血が出るといったシーンもあります。
ですから、刃牙はよくシャドーボクシングの最強版とも言えるシャドーながら実際にダメージを受けるというかなり斜め上な発想のトレーニングをしています。
中でも有名なのが人間サイズにイメージしたカマキリとの勝負。(目の前には虫かごに入った実際のカマキリ)そこからイメージで巨大カマキリを存在させ勝負します。
ここから学ぶことは、筋トレもイメージが大事ということ。よく「~を意識する」と言いますが、まさにそれ。
ただマシンに座りバーを握り何も考えずに動作していると、狙った筋肉への刺激は弱くなります。
ですがフォームを意識し筋肉の伸び縮みに意識を向けると、狙った筋肉から負荷が抜けにくく強い刺激が生まれ筋肥大に効果的というわけ。
漫画バキを読んで筋トレしたくならない方が難しい:まとめ
上記が、バキの名シーンに学ぶ効果的な筋トレ方法です。
そんなわけで、筋トレ前にスマホで漫画バキを読むと、筋トレしたくてたまらなくなります。
また、筋トレ好きの人はみな刃牙の話をすれば伝わるので、筋トレ仲間を作るにしても刃牙について詳しく知っておくと、マッチョとのコミュニケーションにも困りません。
他には、刃牙シリーズの中には実際に存在する有名なボディビルダーを題材にしたキャラなども出てくるので、実際の写真と見比べても面白かったり。
以上筋トレしたくなる漫画(アニメ)はバキ一択【名シーンから筋トレへの気づきを考察】でした。