筋トレにも慣れてきたし、そろそろルーティンとかをガッツリ組んで進めていきたいなあ。でもどういう感じのルーティンが効果的なんやろか?一週間あたりで組むとしたら。
こんにちはカイです!
筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
さっそくですが先日、以下のようなツイートをしました↓
最近のルーティン🙆♂️
✔️肩、僧帽、腹筋
✔️背中
✔️オフ
✔️胸、二頭か三頭、前腕
✔️脚、カーフ
✔️オフ
✔️オフ今年は回復に重きをおいてるので週4回のトレーニングが基本💪
このルーティンに関して意図とか詳しく知りたい通な方はいますかね笑?
いたら後日記事にまとめるかもですが🤔— ペンギン🐾筋トレ大好きマン (@QizkmmZtjEkqeUL) October 30, 2019
本記事を最後まで読むことで、筋トレルーティンの組み方はマスターできます。
するともちろんあなたの体づくりもグッと加速することに。
※関連:筋トレ全身法とは【メニュー例や分割法との違いまでプロが解説】
筋トレルーティンの組み方【1週間での具体例あり】
結論として、筋トレルーティンを考える際に意識しておきたいポイントは以下のとおり。
- 継続可能か
- 筋肉が回復してるか
- それぞれの部位への影響はないか
では順に解説していきます。
継続可能か
例えば、筋トレルーティンを組んだものの仕事の関係上でなかなかジムに行けない日が続くなら、そもそもその筋トレルーティンはあなたに適しているとは言えません。
それなら「トレーニングの回数を減らす」など、もう少し緩めた筋トレルーティンを組んで余裕を持たせることが必要です。
筋トレルーティンを考えてる時は楽しいですが「いざそのルーティンができない」ってなるとストレスに感じることもあるので注意。
以下ツイートのように、筋トレ頻度を少なく質を高めるルーティンもあり↓
個人的には精神的や肉体的に疲れのある状態&時間がない時にトレーニングするより、それならその日は休んで休みの時間ある日に筋トレ前後の食事なども含め頑張る方が良いと思う。
別に週に2回でも適切な筋トレすれば体は十分に変わる。単に作業のような週4.5のトレーニングより。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) April 15, 2021
筋肉は回復してるか
例えば、分割法で1週間かけて全身を鍛えるようなルーティンを組む場合が多いと思います。
本記事を読んでいるあなたの筋トレの目的はおそらく筋肉をデカクすること。
筋肉をデカクするには筋肉を休めて回復させることも必須です。
仮に1週間してルーティンが回ってきたからと、疲れがあるのに無理やりトレーニングするのは筋肥大にもメンタルにも効果的でないこともあります。
確かに理論上は「筋肉は24時間から72時間で回復する(超回復)」と言われていますが、実際どうでしょうか?
筋肉痛が3.4日ほど続くなんてこともあったりしませんか?(筋肉痛は筋肉内の炎症。)
以下ツイートにもあるように↓
曜日でトレーニングする部位を完全に固定するのはちと無理がある。全身が同じ感覚で疲労回復するとは思えんし、筋肉痛の程度だって部位によって異なるし。やから筋トレに慣れてきたら曜日じゃなく、疲労や強度の伸びとかを基準にルーティンを組むのもあり。もっと柔軟にいくというか。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) April 12, 2022
(まずは筋肉痛が2.3日で治る強度やボリュームでOK。)
※参考:筋トレ3分割のメニュー例【筋肥大におすすめな理由とは】
それぞれの部位へ影響してないか
こちらに関しては、のちほど筆者が取り組んでいたルーティンを用いて解説するのでここでは簡単に。
というのも上腕三頭筋にダメージを負った状態で胸のプレス系を行うことになるので。
胸のプレス系の動作では協同筋、いわゆる補助する筋肉として上腕三頭筋が関わってきます。
ですから上腕三頭筋に傷を負った状態では、フルパワーでベンチプレスなど押すことができないことも考えられます。
言い換えると、強度の低いトレーニングとなり筋肥大にはマイナスの影響を与えることに。
といったところにも注意が必要です。では上記を踏まえて、冒頭のツイートにある筋トレルーティンの意図を解説していきます。
効果的な筋トレルーティンの組み方は人それぞれ【一例を紹介】
結論、人によって様々な事情があるのでベストな筋トレルーティンは人によって異なります。
そんなわけで、当時の筆者が当時の筆者の筋肉にとってベターだと考えていたルーティンはこちら↓
- 肩、僧帽、腹筋
- 背中、前腕
- オフ
- 胸、二頭か三頭、前腕
- 脚、カーフ
- オフ
- オフ
このルーティンを組んだ意図は以下のとおり。
1日目【肩と僧帽と腹筋】
肩を今年は優先部位としているためオフ明けの体がフレッシュな時にトレーニングすることで、よりパワーを出せるようにというのが狙い。
また、質問でいただいた僧帽筋を背中の日ではなく肩の日に入れる意図について。
肩の動きをサポートするのは僧帽筋の上部です。
(サイドレイズも上腕を挙げきる際は僧帽筋の上部が働く。)
なので背中の動きというよりは、肩の動きと同じカテゴリと考えています。
(僧帽筋の中部や下部は背中の動きと言えますが。)
加えて肩トレで僧帽筋にも少なからず刺激が入っていることもあり、肩トレ後すぐにシュラッグなどに移行できるため。
(すでに温まっているため、アップをせずそのままメインセットに入れるので時間短縮の狙いもあります。)
2日目【背中と前腕】
肩の日でフロント(前部)ももちろん疲労しているので、次の日に胸を持ってくるのはベストではないといったことから背中トレを行います。
前腕に関しては大きさは遺伝で決まるというのが定説でもあるので、だからこそ週に2回は刺激することで少しでもデカクするのが狙い。
筆者は「前腕は週に1回やった程度では変化しない」と体感しているのもあります。
また背中トレではあえてストラップを使わない種目もあったりするので、前腕がすでに軽くパンプしておりそのまま前腕の種目に入りやすいなんて意図も。
3日目【オフ】
今年は「回復しきった上でトレーニングする」のをテーマに取り組んでいるので、ここで一旦オフを挟みます。
例年は3日トレーニングしてからオフにしていたのですが、どうも3日目は気持ちがのってこないので今年は2日トレーニングしたら休むことに。
そんなわけで、オフの日は時間に余裕があるので睡眠前の過ごし方にこだわり睡眠の質を高め体の回復を促しています。
やはり睡眠不足ではパフォーマンスが下がることは明らかですので。
4日目【胸と二頭or三頭と前腕】
オフ明けで体が回復した状態で、迎える「胸、二頭or三頭、前腕」。
胸は自分の中では弱点部位なので、これまたオフ明けのフレッシュな状態でトレーニングします。
肩の日からも時間が経ってますし、肩関節の周りも動きやすく元気です。腕に関しては2年前ぐらいからかなり低頻度にしてます。
というのも以前は週3回ほどトレーニングしてたのですがなかなか成長せず、低頻度にしてから成長し出したのでそれ以降はずっと低頻度。
具体的には二頭の週、三頭の週といった形で、月にそれぞれ2回ずつしかトレーニングしないことになります。
5日目【脚とカーフ】
最後に脚トレーニング。筆者はボディビルをしてるのもあり「なぜか、次の日は歩けなくても良いってぐらい脚を追い込む」のでオフの前の日にします。
また脚トレではもちろんスクワットもするので、背中の日と離すことで腰回りの負担を減らしています。
背中トレの次の日とかに脚トレをすると、腰の方が先に疲れちゃいますので。
また背中が回復してから脚をすることで、腰回りのケガ防止も狙ってます。
(脊柱起立筋や広背筋に疲れや違和感があると、股関節が適切に動かないので。)
背中の日にデッドリフトをやるなら、なおさら脚の日とは離すことが必要と思われます。
6、7日目【オフ】
ハードに4回のトレーニングをしたので、連続して2日オフをとりまた次の週が始まります。
この2日にわたり連続してオフをとることも大事で、最近は1日だとどうしても休んだ感じがしないので。
2日間のオフだとしっかり休んだなと感じます。これはあくまで個人的な体感の話にはなりますが。
以前は1週間に1度しかその部位を鍛えないルーティンだったため、その1回を高強度で刺激するがゆえ筋肉痛が5日ほど続くのもざらでした。
そのため週に1度しか鍛えられませんでした。
ですが最近は、1回あたりのセット数と強度を減らし代わりに頻度を上げたルーティンなので、3分割で1部位を週2回は刺激するような形で実施。
以下ツイートのような理由もあり↓
5分割において同じ種目を1種目目と5種目目でやるのでは、もちろん後者の方が力は出にくい。それなら3分割で頻度を上げて今まで5種目目にやってた種目を常に1か2種目目にできるようにすればより力出せてボリュームも稼げる。と思い最近は3分割でやってます🤔 pic.twitter.com/nzjQqyR0hP
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) June 18, 2021
✅最近のルーティン
1.脚 (スクワット有)
2.胸と三頭
3.背中(プル系メイン)
4.肩と二頭
5.胸と三頭
6.背中(デッド有ロウ系メイン)
7.肩と二頭
8.1に戻る
(どっかにオフという名の腹筋を挟む)脚より上半身を優先したいので脚は少なめ。スクとデッドの間隔も開いてるから腰まわりも常に元気。良い。
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) December 11, 2021
筋トレルーティンは徐々に変化させることが必要:まとめ
上記が、筋トレルーティンを組む際に意識したいことと、筆者が以前に行っていた実際のルーティンです。
とはいえ筆者も筋トレルーティンに関してずっと同じなんてことはないですし、その年の目標などを考慮して組んでいきます。
それに体が刺激に慣れないようにも、数か月ごとに分割を変えたりも。
といったことを踏まえ、ザックリ以下のような違いを意識しておけば問題ありません。
- 筋トレ初心者
⇒全身法や2分割で、週あたり同部位の筋トレ頻度は2.3回 - 筋トレ中級者
⇒3分割や4分割で、頻度もそこそこに疲労を考慮しつつ強度を求める
以上筋トレルーティンの組み方【1週間での具体例あり】でした。