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メンテナンスカロリーとは?正しい増量や減量に欠かせない計算

著者情報
カイ

筋トレ歴10年で、ボディビルやフィジークのコンテストでの優勝経験あり。ゆえに正しい筋トレ方法やダイエット方法を熟知。当サイトではそんな筆者が、適切な筋トレ方法やダイエット方法を解説してます。専門性を持ってすべての記事を執筆しています。

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メンテナンスカロリーとは

筋トレとかダイエットについて調べてると、メンテナンスカロリー?って目にするけど、あれってどう言う意味?どうやって計算すればいい?

こんにちはカイです!

筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。

そんなわけで、今まで増量したり減量したりはたまた維持したりと様々な取り組みを行ってきました。

また、その際に重要な役割を果たすのが「メンテナンスカロリー」。

そこで今回は、筆者の経験も踏まえて「メンテナンスカロリーの導き方とその活用法」を解説。

本記事でメンテナンスカロリーを適切に理解しておくと、筋肥大はもちろん正しい増量や減量が可能になります。

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メンテナンスカロリーとは?正しい増量や減量に欠かせない計算

メンテナンスカロリー

結論、メンテナンスカロリーとは現在の体の状態(体重や筋肉量や体脂肪量など)を維持するために必要なエネルギー(カロリー)の目安です。

そんなメンテナンスカロリーですが、「基礎代謝」に「活動レベル」を掛け合わせるだけで簡単に求められます。

そもそも基礎代謝とは人間が特に活動をしてなくても、体を正常に機能させるために必要となるカロリー。

言い換えると、1日の中で自然と消費するカロリーです。

(生きてるだけで消費するカロリーとも言える)

そんな基礎代謝は以下の式によって算出化(目安)↓

  • 男性
    ⇒66+13.7×体重+5×身長ー6.8×年齢
  • 女性
    ⇒665+9.6×体重+1.7×身長ー7×年齢

とまあいちいち計算しなくても、こちらの基礎代謝測定フォームを活用すれば、パッと自身の基礎代謝の目安はわかります。

(それすらもめんどくさい場合は、男性は1500kcalで女性は1200kcalとイメージしておけばひとまずOK。)

次に活動レベルですが、目安としては以下のとおり↓

  • レベル1⇒1.2
    (通勤するなど一般的な活動量)
  • レベル2⇒1.375
    (週1.2回の軽い運動)
  • レベル3⇒1.55
    (週2.3回の筋トレなど)
  • レベル4⇒1.725
    (週4.5回のハードな筋トレなど)
  • レベル5⇒1.9
    (毎日のハードな筋トレなど)

ですから仮に170㎝70キロの30歳の男性で週に2.3回は体を動かす方であれば、
メンテナンスカロリーは以下のような数値になります。

[66+13.7×70+5×170ー6.8×30]×1.55=2559kcal

カイ
カイ

ですから約2500kcalは摂取しないと、現在の体型を維持できないということになります。

とはいえ個人的に、活動レベルに関してはやや低めに見積もる方が適切かとは思います。

仮に週に4回ほどジムに行っていても、レベル2か3あたりの数値を使うと言いますか。

レベル3以降は、ボディビルダーのような本格的なトレーニングの場合かと思われます。

というのも経験上、上記の計算式で算出される数値はやや大きすぎる印象がありますので、むしろやや体脂肪がつく傾向にあるかと考えられます。

言い換えると、ダイエットも進みにくくなることも。

メンテナンスカロリーを計算して正しいバルクアップやダイエットを実現

メンテナンスカロリーを求め活用することで、増量や減量をより着実に進められます。

まずは、以下ツイートをご覧ください。

そう、仮に先ほどの例のように2500kcalがメンテナンスカロリーなら、それより減らせば減量できるし、逆に増やせば増量できます。

仮に何となくのイメージで摂取カロリーを設定し、ダイエットすれば「摂取カロリー<消費カロリー」の状態を作れずダイエットが進まないことも。

逆に筋肉を増やすべく増量してるものの、メンテナンスカロリーほどのカロリーしかとってないと体重も筋肉も増えずらかったり。

といったように、メンテナンスカロリーは体づくりを進めていく上で1つ重要な指標となり得ます。
カイ
カイ

加えて具体的には、300kcalから500kcalほどの範囲内でメンテナンスカロリーに±して調整していくのが吉。

(仮に±1000kcalとか極端な摂取カロリーを設定すると、ダイエットなら代謝が下がり停滞しやすい&強い食欲が襲ってきたり。逆に増量期なら体脂肪のつくスピードが早かったり。)

ダイエットであればメンテナンスカロリーから300kcalほどずつのマイナスを積み重ねていけば、理論上は24日で体脂肪が1キロ燃焼されることに。

体脂肪は1キロ7200kcalなので。

逆に増量ではあまり大幅に食べ過ぎないことで、体脂肪が過度につくことを抑えたり。

(着実に筋肉をメインに増やしていける。)

メンテナンスカロリーなのに太る?痩せない?

カイ
カイ

メンテナンスカロリーはやはり目安であり絶対的なモノではありません。

先ほど触れたように、筋トレの質や日常生活の具合が影響するので。

加えて、同じ体重だからと肥満の方とゴリゴリの方で同じ数値を基準に算出するのも正確とは言えません。

ですから上記の計算式で出たメンテナンスカロリーで体づくりを継続していて、太るようであればやや摂取カロリーを抑えたり、逆に痩せないなら摂取カロリーをやや落とすことも必要です。

あくまで自身の体の変化に柔軟に対応していくことが、増量時も減量時も大事。

メンテナンスカロリーで自身の体を正しく客観視しよう:まとめ

上記が、メンテナンスカロリーの算出方法とその使い道です。

我々の体は我々が普段から口にするものによって作られます。

ですから太るのにも痩せるのにも筋肉がつくのにもそれぞれの要因が存在。

その要因を知るための手段としてメンテナンスカロリーについて理解しておくと、自身がなりたい体への適切なアプローチ方法が見えてきます。

例えば痩せたいならメンテナンスカロリー以下にすることは必須ですし、逆に筋肉をつけ体重を増やしたい場合は、最低限メンテナンスカロリーを超えることが必要です。

そんなわけで、自身のメンテナンスカロリーを知り、普段の摂取カロリーと比べてみてください。

その差が鏡に写るあなたの体に現れています。

以上「メンテナンスカロリーとは?正しい増量や減量に欠かせない計算」でした。

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