筋トレ中級者の基準【BIG3やメニューは初心者とどう違う?】

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筋トレ中級者

筋トレにハマりだすと気になりますよね?自分は筋トレ中級者なのか、それともまだ初心者なのか?

どんな見た目になれば中級者の部類に入れるのか。

カイ
カイ

こんにちはカイです!筋トレ歴は10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。

本記事ではそんな筆者が「筋トレ初心者と中級者の違いの目安」を解説しています。

以下いくつかの違いを意識しつつ体づくりを進めていくことで、より効率的かつ着実な筋肥大のきっかけにもなり得ます。

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【参考】効くフォームとは?
あなたは今の筋トレで効果を感じてますか?腰や肩に痛みなく快適にトレーニングできてますか?今YESと言えなかったあなたは適切なフォームを学ばない限り、これからも体が変わらずケガするリスクも増える一方です。そこで以下noteでは、筆者の10年の経験も踏まえ確かなフォームを徹底解説してます。これさえ押さえておけば継続的な成長が見込めます。

筋トレ中級者の基準【BIG3やメニューは初心者とどう違う?】

結論として、筋トレ初心者と中級者の違いは主に以下3つの観点から考えられます。

  • BIG3の重量
  • 筋量(見た目)の差
  • 筋トレメニューの違い

では順に解説していきます。

BIG3の重量

一般的に、筋トレ中級者の基準は以下のような「筋トレ歴」で定義されることが多いです。

  • 初心者
    ⇒~2年
  • 中級者
    ⇒2年から5年
  • 上級者
    ⇒5年~

確かに筋トレ歴を基準にするのも一つの目安。

ですが週1の筋トレを2年ほど継続するパターンと、週4のバルクアップに特化したパーソナルジムで2年ほど続ける場合では、もちろん体の変化や知識にスキルの差は大きくなります。

後者を初心者と呼ぶのはやや不適切と言いますか。

そこでBIG3で扱う重量を基準にする方が、ベターと思われます。

カイ
カイ

BIG3を伸ばすには、それなりのスキルや知識に継続が必要。言い換えると、「筋トレへの熟練度」とも捉えることができますので。

とはいえBIG3を基準にする際も問題はあります。

体重や元々の筋量やスポーツ歴など人それぞれにも関わらず、「~キロは初心者で~キロは中級者」と定義することになるので。

ですからあくまで絶対的な基準とするのは困難と理解した上で、以下ストレングスコーチのMark Rippetoe氏が考案する、BIG3の基準例をみていきましょう↓

・ベンチプレスのマックス重量(男性)
体重初心者(~6ヶ月)中級者(~2年)上級者(5年~)
51.7キロ38.1キロ58.9キロ100.6キロ
55.7キロ41.2キロ64.4キロ109.7キロ
59.8キロ44.4キロ69.3キロ117.9キロ
67.1キロ49.4キロ78.0キロ131.9キロ
74.8キロ58.0キロ84.8キロ144.6キロ
82.1キロ61.2キロ91.1キロ155.5キロ
89.8キロ64.4キロ96.6キロ164.0キロ
99.7キロ67.5キロ102.0キロ172.8キロ
・デッドリフトのマックス重量(男性)
体重初心者(~6ヶ月)中級者(~2年)上級者(5年~)
51.7キロ43.9キロ92.5キロ175.5キロ
55.7キロ47.6キロ100.6キロ187.7キロ
59.8キロ51.2キロ108.4キロ198.6キロ
67.1キロ57.1キロ122.0キロ218.6キロ
74.8キロ62.1キロ132.9キロ234.9キロ
82.1キロ67.1キロ142.8キロ248.5キロ
89.8キロ70.7キロ151.0キロ257.1キロ
99.7キロ74.3キロ159.2キロ265.8キロ
・スクワットのマックス重量(男性)
体重初心者(~6ヶ月)中級者(~2年)上級者(5年~)
51.7キロ35.3キロ78.9キロ145.1キロ
55.7キロ38.1キロ86.1キロ156.9キロ
59.8キロ41.2キロ92.8キロ167.3キロ
67.1キロ45.8キロ104.3キロ185.9キロ
74.8キロ49.8キロ113.3キロ201.8キロ
82.1キロ53.9キロ122.0キロ217.2キロ
89.8キロ56.6キロ129.2キロ228.6キロ
99.7キロ59.8キロ136.5キロ241.3キロ

上記表からわかるように、仮に体重が67キロでベンチプレスの重量が70キロなら初中級者で中級者まであと一歩といったイメージ。

もちろんパワーリフターと一般トレーニーで可動域や効かせ方なども変わってくるので、繰り返しますが目安です。

※補足:パーソナルトレーニングでの有識者の指導がなく自己流の場合、必ずと言えるほど様々な失敗に気づかず継続してしまうのが筋トレ。

ですから上記はあくまで、初めから適切な計画に則ったプログラムで進めた場合と考えられます。

カイ
カイ

なので仮に筋トレを3.4年してるのに、表の中級者のようなパワーがなくとも落ち込む必要はありません。

今から改善していくだけです。

筋量(見た目)の差

次に考慮したいのが、あなたが筋トレを始めてどれほどの筋量を獲得したか。

以下その一つの目安になります。

  • 初心者
    ⇒~9.0キロの筋肉を獲得
  • 中級者
    ⇒9キロから13.6キロの筋肉を獲得
  • 上級者
    ⇒13.6キロを超える筋肉を獲得

ここでさらに意識したいのが体重ではなく、あくまで「筋量」の増加を基準にする点。

筋トレを始めて単に過度なオーバーカロリーな食事が続き体重が10キロ増えただけだと、中級者レベルとは言い難いです。

それなりの筋量を獲得するにはそれなりの時間やスキルが必要ゆえ、そういったモノを積み上げてきたからこそ中級者なわけで。

加えて、ステロイド含むドラッグを使用すれば短期間でも筋量はグッと増えることもありますし。

※筆者の筋量の変化(見た目の変化)は筋トレによる変化【70キロから90キロになった男のビフォーアフター】でまとめてます。

筋トレメニューの違い

カイ
カイ

ここまで解説した数値的な違いに加え、個人的には「筋トレのスキル面の違い」が最もと感じます。

例えば以下のように↓

  • 初心者
    ⇒思いつきのメニュー
  • 中級者
    ⇒分割法を取り入れたメニュー
  • 上級者
    ⇒疲労度や長期的な伸びを考慮した複雑なメニュー
  • 初心者
    ⇒なんとなくのフォーム
  • 中級者
    ⇒教科書どおりのフォーム
  • 上級者
    ⇒解剖学的な知識も含む理論的なフォーム

やはり長期的に筋肉をつけ体型を変えていこうと思うと、筋トレスキルの向上は欠かせません

小学生の野球の練習とプロ野球選手の練習が異なるように、筋トレも筋トレフォームからメニューにそれはそれは大きく異なります。

より深い知識や理論が必要。

ですから筋トレ中級者になるには、筋トレへの理解を深めていくことが一つ重要です。

※参考:おすすめの筋トレ本は下記でまとめてます↓

筋トレ本のおすすめ15選【ガチなものまで筋トレマニアが厳選】
筋トレで今より効果を出すために筋トレ知識をつけようと思うけど、どんな筋トレ本から読んでいけば良いんやろか?本記事では効果的な筋トレ理論や種目を学ぶのに必読な筋トレ本について解説。これだけ読めばもうウエイトトレーニングマスターです。

筋トレ中級者になるには3年ほどはかかる:まとめ

上記が筋トレ初心者と中級者の違いです。

そんな中級者になるためのポイントをザックリまとめると以下のとおり↓

  • BIG3を問題なく動作できる
  • 週に2.3回の筋トレを継続している
  • 筋トレフォームやメニューを改善している

といったポイントをすべて考慮すると、中級者になるにはやはり筋トレを始めて少なくとも3年はかかると考えられます。

数か月の継続では筋トレフォームは安定せず、筋トレ知識も浅いですので。

ですが日々なにかしらを改善し、常に向上心を持って数年ほど筋トレを継続していくと、確実に中級者または上級者になれるのも確か。

それに伴いもちろん筋肉が増え、体型は変わり自信も獲得できます。

そんなわけで、まずはBIG3をやり込みつつ筋トレ知識を蓄えていきましょう。

※参考:3分割の筋トレメニュー例は下記で解説してます↓

筋トレを3分割で行う2つのメリット【頻度を上げたスケジュールで筋肥大】
筋トレに慣れてくると分割法を取り入れるのが効果的らしいけど仮に3分割で行うならどんなスケジュールが良き?本記事では3分割で行う筋トレの良し悪しについて解説。

以上筋トレ中級者の基準【BIG3やメニューは初心者とどう違う?】でした。

この記事を書いた人
カイ

筋トレ歴10年で、ボディビルやフィジークのコンテストでの優勝経験あり。ゆえに正しい筋トレ方法やダイエット方法を熟知。当サイトではそんな筆者が、適切な筋トレ方法やダイエット方法を解説してます。専門性を持ってすべての記事を執筆しています。(Twitterも覗いてみてください)

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