こんにちはカイです!
筋トレ歴10年ほどで、コンテストでの優勝経験あり。
さっそくですが、先日このようなツイートをしました↓
トレ終。
気分でこれにラットプルの長いバー付けてロウ。肘を横に開いて上体は立てたまま、みぞおちあたりに引くと僧帽筋ぱちぱち入るはず。ぱちぱち。 pic.twitter.com/oaNUm4FjRR
— カイ@筋トレ (@FITNESSFREAK714) July 11, 2021
今回は、上記を補足する形で「ロウ系の種目で僧帽筋を狙う際のコツ」をサクッと解説。
次回の背中トレで以下の内容を意識すると、今までより効きを感じるかも!?
ロウ系で僧帽中部を狙う際のコツ
結論、ロウ系で僧帽筋を狙う際はひとまず以下2点を意識しておけばOKです。
- ロウ中の肩甲骨の動き
- バーを引いてくる位置と脇の角度
では順にサクッと解説。
肩甲骨の動き
僧帽筋は背中の中心にダイヤ型に広範囲に広がる筋肉。
ゆえに「上部、中部、下部」と分けることができ、3カ所とも肩甲骨の上部に終着するものの、その筋肉の始まりは異なります。
ですからそれぞれを狙う際にやや異なる動きが必要に。
ですがどれも肩甲骨に付着するということで、基本的には「肩甲骨を寄せる動き」で僧帽筋の大部分は刺激できます。
なのでロウ系で僧帽筋を狙う際も、まずは肩甲骨を開いて寄せてを繰り返すことを意識するのが吉。
※参考:僧帽筋の狙い分けについては以下の記事をチェック↓
バーを引いてくる位置と脇の角度
冒頭のツイートにもあるように、ロウ系で僧帽筋を狙うのであれば基本的には「肘を横に張り出し気味」で動作するのが吉。
(以下のように↓)
というのも肘を体側に寄せ脇を閉めるいわゆる一般的なフォームだと、肩関節の伸展がメインになりやすいと考えられます。
(肩関節の伸展はプルオーバーの動き。)
その場合はどちらかと言うと、広背筋がメインに働きやすくなります。
(加えて広背筋は「上腕を内に捻る作用」があるため、それと逆の動きとなりストレッチでの負荷をかけやすいことにもつながります。)
そんなわけで、繰り返しますがロウ系で僧帽筋を狙うのであれば、肘は横に開きぎみでバーを引いてくるのが吉。
またその際にバーの軌道も意識すると、やや僧帽筋の狙い分けができたりも。以下のようなイメージで↓
- 引いてきた時に斜め上の軌道
⇒僧帽筋の上部側に - 引いてきた時に真っすぐの軌道
⇒僧帽筋の中部側に - 引いてきた時に斜め下の軌道
⇒僧帽筋の下部側に
ですから仮に冒頭のツイートのようなマシンで行う際に、ベンチにダンベルなどを置きその上に座って行うと、斜め下から引く形になって僧帽筋の中部でも上部側を自然と刺激しやすかったりもします。
とまあそんな背中トレの引く方向と狙いやすい筋肉の関係はとりま背中トレは引く方向からやるべきことを考えるべしで解説してます。
ロウ系で僧帽筋を狙うなら肘を開き肩甲骨の動きを意識:まとめ
上記が、先日のツイートに関する補足です。
背中トレは動作を確認しづらく感覚が掴みにくいと多くの方が思う部位。
ゆえに背中全体を狙うより、大きく「広背筋」と「僧帽筋」のどちらか狙いにわけて行うとより適切な動作を行いやすいことも。
ですから本記事で解説した内容を踏まえて、「広背筋を狙う時」と「僧帽筋を狙う時」の2つのパターンを試し感覚を磨いていくのも1つ有効と思われます。
脇を開いて肩甲骨の動きを意識か、脇を閉じて上腕の動きを意識か、といった具合で。
※参考:背中トレの極意について↓
以上「ロウ系でサクッと僧帽筋中部を狙う際の2つのポイント」でした。